近代船 - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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だれのせいですか

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近代船    

無地のキャンパスにフリーハンドで引かれた水平線。 いつかその先へ沈み逝く近代船。 碇下ろせば未来泣き喚いて。 その船の乗組員だった私たちへ。 大海原に見守られ 耳に秒針、唇を嚙む。 ガガーリンが呟いた。 「地球は青かった。」 21世紀は未だ羽を休めない。 日めくりカレンダーに用は無い。 壱の目の面が六つ。 長さが同じように見える錯覚。 かわいらしい合図で焼き上がったトースト。 端っこから真ん中へマーガリン。 真ん中から端っこへと苺ジャム。 http:より誘う仏頂面のカーニバル。 無地のキャンパスにフリーハンドで引かれた水平線。 いつかその先へ沈み逝く近代船。 碇下ろせば未来泣き喚いて。 その船の乗組員だった私たちへ。 小さな手に包まれた空飛ぶエンピツ。 どこまでも飛んで行けそうな気がした。 あらゆる障害物を避けた。 そうさ君は完璧な航海士。 雨にも負けず、脇目も振らず、 風になって、どこまでも駆け巡る衝動。 出来レースに用はないね。 相当馬鹿になって、でもそれでいいんだって。 あなたらしく踊るのが粋でしょ。 私も一緒になって踊るのよ。 付け焼刃だって構わないの。 かわいい笑いじわを見せておくれよ。 無地のキャンパスにフリーハンドで引かれた水平線。 いつかその先へ沈み逝く近代船。 碇下ろせば未来泣き喚いて。 その船の乗組員だった私たちへ。 無地のキャンパスがいつか色滲み 姿や形、忘れ去ろうとも 怒りや悲しみさえ無くなろうとも その船の波に揺られながら。



近代船 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 928.5
お気に入り数: 0
投票数   : 2
ポイント数 : 2

作成日時 2022-11-07
コメント日時 2022-11-16
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/03/29現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成11
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成11
総合22
閲覧指数:928.5
2024/03/29 08時50分52秒現在
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    作品に書かれた推薦文

近代船 コメントセクション

コメント数(8)
Snydam
Snydam
作品へ
(2022-11-13)

キャンバスじゃなく「キャンパス」とされているので、就職活動について書かれてるのかなと解釈しました。 全体的に重めな雰囲気ですが、繰り返される呼び掛けのような「私たちへ」や、4, 8連目が爽やかさを添えて中和してるように感じ、大事な部分なのかなと思いました。 過去作品からもお見受けしますが、喜怒哀楽を鮮やかに描きながら、それに執着しない淡さも共存させてらっしゃるバランス感覚の表現に、クセになりそうです。

1
伏田侑太郎
伏田侑太郎
Snydamさんへ
(2022-11-13)

お読みいただきありがとうございます。 やはり私としてもたくさんの人に読んでもらいたいという気持ちはありますから、全体として「バランスをとる」という作業は大切にしています。(笑) コロナと同時に大学入学した身からすると、これまでの二年~三年はあってないようなものだったので、そこから生じるある種の「負」は、今回結構反映されてますね。 改めましてコメントありがとうございます。

1
いすき
作品へ
(2022-11-13)

ガガーリンのとこが、肩に力入りすぎているとおもいましたが、全体的に良いとおもいました。

1
勉強します。ありがとうございました。いろいろと迷惑をかけました。
作品へ
(2022-11-13)

トーストらへんの食べ物の語彙が、ちょっと目につき過ぎてしまいました。書きたいことがなんとなくわかりますが、しかし散漫になっているようなので、テーマを絞ってみてはどうでしょうか。

1
福まる
福まる
作品へ
(2022-11-14)

感想として「近代船」はもう役割を終えたがっているのかそれを私達が無理やり引き止めているのか、そんな風に思いました。

1
伏田侑太郎
伏田侑太郎
勉強します。ありがとうございました。いろいろと迷惑をかけました。さんへ
(2022-11-16)

お読みいただきありがとうございます。 確かにガチャガチャ感は否めませんね。 精進します。

0
伏田侑太郎
伏田侑太郎
いすきさんへ
(2022-11-16)

お読みいただきありがとうございます。 力が入りすぎていると感じるならば、まだまだ改善の余地があるということですね。 ありがとうございます。

0
伏田侑太郎
伏田侑太郎
さんへ
(2022-11-16)

お読みいただきありがとうございます。 「21世紀は未だ羽を休めない」の連についてですが、語感にばかり気を取られ、まったく散漫なものとなっていました。 ご指摘通りだと感じています。 私自身、頭に浮かぶ映像だけが先行して文を書く節があるので、言葉の持つ軸からはそれ内容にしていきたいですね。 ありがとうございました。

1

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