朝のプラットフォームにて - B-REVIEW
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エセ詩人

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それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

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鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

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カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

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きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

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きょこち(久遠恭子)

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海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

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こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

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きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

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るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

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朝のプラットフォームにて    

朝のプラットフォームに軽やかな童謡が響く それから間も無く電車がやって来た 様々な種類の人間を口から溢れる寸前まで飲み込んで 立ち止まるやいなや 我慢の限界だとばかりに それらをどぼどぼと吐き出す 吐き出しながら また 同じくらいの人間たちを飲み込んでいく じきに我慢できなくなって また どぼどぼと吐き出してしまうだろうに 吐き出された人間たちは 皆どこかへ流れていってしまった 電車は何事も無かった顔で 走り去ってしまった 朝のプラットフォームに ぽつり 私だけが残った



朝のプラットフォームにて ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 1375.6
お気に入り数: 2
投票数   : 3
ポイント数 : 2

作成日時 2021-12-11
コメント日時 2022-01-07
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/19現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性11
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性11
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1375.6
2024/04/19 21時51分43秒現在
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    作品に書かれた推薦文

朝のプラットフォームにて コメントセクション

コメント数(7)
湯煙
作品へ
(2021-12-12)

ビルから人がたくさん出てくる出てくると詠う詩があったのを思い出しました。軽やかな童謡を響かせながら人を飲み込んだり吐き出したりしている電車の様子にブラックを感じます。

1
まさ
まさ
作品へ
(2021-12-12)

電車が人を吐き出し、また飲み込んでは、まだ吐き出す、 というこの繰り替えしが毎日続くわけですが、 このように俯瞰してみると、なんだかなにかの病気で苦しんでいるけど、 それが当たり前と何事もない表情でがんばっている人(電車?) のように見えてきました。 そして、最後、プラットフォームにひとり残された"私"は、 その普通なのだけど、普通ではない様子に違和感を感じ、立ち止まっている、、 なんでもない日常的な光景から違和感を切り取られた シンプルでとてもいい作品だと思いました。

1
北川 聖「やすらぎの苑」発売中
作品へ
(2021-12-12)

毎日の当たり前のように流れていく景色の中で、ポツリ、私だけが残った。 なぜ残ったのかは分かりません。でも読者の想像を駆り立てます。僕も残ることがあるかもしれない。

1
深山諒(猫谷圭希)
北川 聖「やすらぎの苑」発売中さんへ
(2021-12-12)

ありがとうございます。それがいつかは分からないけれど、きっと、誰もが一度は残る側の人間になるのだと思っています。

0
深山諒(猫谷圭希)
湯煙さんへ
(2021-12-12)

ありがとうございます。昔から電車が来る時に流れる音楽の明るさが少し不気味に感じていて、それが伝わると嬉しいです。

1
深山諒(猫谷圭希)
まささんへ
(2021-12-12)

ありがとうございます。いつも通りの普通の中にある違和感が伝わると嬉しいです。

0
エイクピア
作品へ
(2022-01-30)

自我の危機が表現されている詩かと思いました。様々な種類の人間は何を表しているのか。電車から人間が吐き出されるのは当たり前の現象ながら、残された私はそれらとの比較で独峰性高く屹立している。雰囲気があると思いました。

0

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投稿作品数: 2