花の夢 - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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カッパは黄色いのだから

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花の夢    

尊いものだ 昔の思い出は夢になる 守りたいものだ 昨日を越えて 暗闇に色づき 月明り星明りの下で息づく 今日 一つの花として孤独に 蜂や蝶が来るのを 楽しみにしている 明日には忘れてしまうかもしれないけれど 心細い夜を眠り 変化が訪れ 私のものである葉と花弁を散らし 実が結ばれるとき 夢を終わらせる 自由に思い出すだろう どこかで続きをやるのだろう


花の夢 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 11
P V 数 : 1890.8
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 22

作成日時 2020-04-18
コメント日時 2020-04-27
#現代詩
項目全期間(2024/04/20現在)投稿後10日間
叙情性55
前衛性33
可読性11
エンタメ00
技巧66
音韻11
構成66
総合ポイント2222
 平均値  中央値 
叙情性2.52.5
前衛性1.51.5
可読性0.50.5
 エンタメ00
技巧33
音韻0.50.5
構成33
総合1111
閲覧指数:1890.8
2024/04/20 03時18分17秒現在
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    作品に書かれた推薦文

花の夢 コメントセクション

コメント数(11)
藤 一紀
作品へ
(2020-04-19)

これまたすごいことやりましたね、って気持ちです。もしかしたら現在詩を書くひとの半分くらいは、書く時に避けようとする語、詩のなかでは手垢のつきすぎた語が散りばめられているのに、それから同じく詩を書く多くの人が使わないだろう言葉遣いなどもあるのに、その両方がバランスを取り合って妙な甘ったるさを壊してる。私なんかにゃ発想すら及ばなかったけど、口語でこれをやって味をしっかり感じさせるのって難しいと思う。

1
黒髪
藤 一紀さんへ
(2020-04-19)

コメントありがとうございます。 言葉を使って一つの世界を作り、その中で遊ぶように、自分の現在の可能性を広げようとして書くことが多いです。 この作品では花や夢といった手垢のつきすぎた言葉を避けずに、中心に据え、自分が感じられることを増やそうとしました。 バランスをとることも、まさに心がけたことです。甘ったるいと感じられないようにとも気を付けました。 発想ということも、なるべくたくさん斬新なものをと考えて、また、思い浮かべました。 口語ということは、今まで意識したことはなかったのですが、そう言われると口語だと気づきました。 口語と文語は、現在文学表現では混ざっていると思います。 口語自由詩などの歴史的展開もあるのですよね。 味があるということはとても大事なことの一つだと思います、言っていただけて嬉しいです。

1
afterglow
作品へ
(2020-04-23)

素敵な作品だなぁと思います。 スッキリとしているし、何度もよむうちに諳んずることができそうです。 三連目、どこか寂しげな様子に筆者の姿が重なって見えます。 >今日 >一つの花として孤独に >蜂や蝶が来るのを >楽しみにしている こんな風に思う夜を過ごしている自分はとても共感しました。

1
黒髪
afterglowさんへ
(2020-04-23)

コメントありがとうございます。 素敵な作品、スッキリしていると言っていただけて、嬉しいです。 寂しい気持ちというのは、悪いばかりなものではなく、どことなく本当の気分だ、と感じます。 夜は、主に孤独な時間ですね。それを、過ごすということは、悪くないことでしょう。 私を、夜やその大気に譲り渡すように感じます。 「彼は人生を見渡しても、何も特に欲しいものはなかった。が、この紫色の火花だけは、──凄まじい空中の 火花だけは命と取り換えてもつかまへたかった」(芥川龍之介『或阿呆の一生』) こういうような気持ちを大切に、自覚してずっと持っていきたいです。憧れや切望の気持ちをなくさず、 言葉で火花を捕まえられたらいいものです。

2
白川 山雨人
作品へ
(2020-04-24)

端正、という言葉が浮かんできました。美しいです。内容としてもですが、視覚的にもそうだと感じました。読み手に入りやすいように、字の並びにも大きな配慮をなされているのだろうと思いました。最終行以外は全ての行が漢字で始まっていますね。これも視覚的な心地よさを感じる一つの理由でしょうか。そして、最後の行だけ平仮名で始め、表現もくだけた形で、そこまでのリズムを崩している。強調の効果が際立っていると感じました。

2
黒髪
白川 山雨人さんへ
(2020-04-24)

コメントありがとうございます。 端正である、美しい、と言っていただけて嬉しいです。 視覚によって、作ることを考えました。 音の統一性(音楽的)と、視覚の統一性(絵画的)とは、違うものですね。 それらが意味においてどこかでいくらかの程度で結びつくことに、言葉の面白さがあると思います。 字の並びがどのようにして効果を持つかということを考えると、やはり、文節単位で考えた場合の自由さが重要なのではないかと思います。 連関した字面が、染みのように浮かんできて、白いものを染めていく。 形象化を施したものが、また感覚に訴えてくる。形象と感覚の距離が近い場合に、真正の意味を展開することができる。 強調の効果がある、というのは、文節の表現の型の自由さの結実だと思います。 一つの統一性は、精神に問いかければ答えを返してくれるし、自由さは、束縛を逃れて詩自体のよりどころからもう一歩創作的になる場合に強い力をもたらすものだと思います。 そのように詩を書いた場合、創作的なところ、つまり、自分自身が表そうとしたものが、自分自身にもともと在ったものではないものまでもを、表すことができた場合のものになっているということが、詩を書くということ、クリエイティブライティングということの中核であると思います。 書くだけではなく、行為においての実践も大事であると思います。それがどのような行為であるかを考えた場合、自分自身への問いかけとなって、方法が変わっていくこと、そんなことが詩人の楽しみ、喜びであると思います。

2
白川 山雨人
作品へ
(2020-04-24)

単純なとらえ方をしてしまい申し訳ありません。とても感じるところのあるお答えでした。

2
黒髪
白川 山雨人さんへ
(2020-04-24)

白川さん、申し訳ないなんて、おっしゃらないでください。単純なんて思っていませんよ。コメント、とても考えさせられましたし、いただいてとても嬉しかったです。僕は一人で勝手に走る傾向があるのです。僕も、その人なりに違っていて様々である人間の一人であると、捉えていただければ、嬉しいです。

2
白川 山雨人
作品へ
(2020-04-24)

優しいお言葉ありがとうございます。「僕も、その人なりに~」というところとても素敵で大事な考え方だと感じました。そのように受け止めるよう努めます。度々のお返事に、感謝いたします。

1
ほば
作品へ
(2020-04-27)

月明かり、星明かり、蝶、花、とまた結構避けられがちな言葉ですが見事に自分の言葉として詩にされて書き切っておられますね。声に出していて気持ちいい詩です。最後のどこかで続きをやるのだろう、という一文がとても気持ちがいい。なんというか心励まされる詩です。

1
黒髪
ほばさんへ
(2020-04-27)

コメントありがとうございます。 自分の言葉で書けているでしょうか。それは、とても良かったです。声に出して気持ちよく読める詩を書けたのは、とても嬉しいです。 最後の一文は、願望ですが、なんとなく詩としておさまりの良い書き方ができたのではないかと思っています。 心を励ますような詩が書けたなら、自分の外、人の心とつながることができたようで、とても嬉しいです。書いて良かったです。

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