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あたしの目玉。 剥がして 風に掲げる しゃぶらせてあげる キラキラ光る羽虫達、葉虫達、幼虫さん。 季節は初夏だね 冬から春にかけては1番ろっくだよなってあたし思うな (蔓性の植物、きらきら光る緑の手の綾の中で、一斉に目覚める、紫の瞳、i) 違う、あれは姫蔓日々草 (世界中何処へ行っても同じだ/同じ布団で寝てても昨日と違う場所に居ると感じる) 違う、あれは昨日捌いたちだいの内臓 良い経験、たぶん。 ちだいの内臓は柔らかなあーすからーとぐろてすくな赤紫に見えた、供物という、感じがする、命、という感じがする、いつかシンクに横たわり捌かれた私は裂け目のある一塊の臭い肉で、食える部分なんて無かった、その点すーぱーのぱっく詰めにされた1匹の魚の死骸は豊穣だし、雄弁だ、硬い骨や鋭い鰭が指に刺さる、あくあぱっつぁにされたちだいは美味しくて、私の体を通過し、活かし、地に帰る、血に変える まで。 あっひゃ。 残酷とぐろてすくと日常。 なんで涎垂らして寝てられんの? (疲れたからだよ、と君は拗ねる、君の拗ねにはなんとも言え無い滋養がある、あたしは君の浅黒い太い首にぷよぷよの腕を巻き付け、ちびの癖に強い足にぽよぽよの足を巻き付けて、sexに持ち込もうとする、本能ということにする、散々じゃれあった後に2人して寝落ちする、君はあたしのおっぱいをしゃぶりながら眠ってしまう、結局sexしてねぇ) あっひゃーーー。 軍隊と羅列、羅列された言葉、貴方の脳髄の空と海、さんざめく、逃げることは出来無い、そう? 小さく灯された青褪めた指よ、 貴方を綾なす凡てに、 私の血が付いてるよ、 だから、 逃げて、 喪われた浜辺で、 いつか私の墜落死体を、 食べてね、 見て来た空を、 全部あげるよ、 その狂おちぃ、 指先の震えを、 見なくて良いよ 冬から春にかけては1番ろっくだよなってあたし思うな 拗ねた君の悲しい瞳に口づける もう泣かなくて良い。 蓋を するの? あたしは 豚 あたしは 犬 気持ちの何かが揺らいで 気持ちわりぃ でも 悪くねーんだよな 指先が弄る昨日を 爪先が弄る明日を 何も悪くはねぇーんだよな なう。 私はなう。 他になんも無いの 付着 残存 あっかかっぱのほわいともすとせぶんすたーとぴーすのすーぱーらいとと腋臭と脂汗と8×4の無臭とまんだりんとらべんだーのへあおいる 混ざりに 混ざる あたしの匂い 犬毛が部屋着に付着してる いつか死んだあの子達 付着 残存 あたしをあたしめる、あの子達 の魂 おるごーる、琴の音、機械的音楽、冷酷な、魂達は、絶望は、悦びは、 何処からやって来るんだ? 反転 枠 柵 檻 海 の 幸 山 の 幸 サチって名前の女の子 額に自由と描いた、あたしは。 あたしは奴隷 あたしは乞食 あたしは兵士 あたしは野生 あたしは日常 あたしは諍い あたしは愛 あたしは自由 何時だって、自由と責任が切り刻んでくれるよ! あたしは自由 電車に座って 硝子めく瞳濡らして まんこも濡らして 君に会いに行く 糞喰らえ !
sex ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1401.2
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-07-07
コメント日時 2025-07-29
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


こんばんは。 >>冬から春にかけては1番ろっくだよなってあたし思うな さくさくした台詞で小気味いいですね。 >>硝子めく瞳濡らして 硝子めく瞳、ってなんだろうと綺麗に思いました。
0赤裸々にセックスを語る女性、というキャラクターは、 山田詠美あたりが元祖で、今は金原ひとみとかがやってるんでしょうか、 文学の伝統としてあるように思うのですね。 そのようなタイプの書き手には「強い意見を持つ」という若者受けする態度があるものなのですが、 白犬さんは、そこらへんはまったく希薄ですね。 むしろ「瞑想的」と表現したくなる。 >まんこも濡らして >君に会いに行く ここはまんこじゃなくてヴァギナの方が語呂的に良かったかもですね (ヴァギナってバガヴァッド・ギーターみたいな響きだし)
1剥がされた目玉。チダイの捌き。スーパーの魚との比較。ぐちょぐちょな生々しい描写。セックスとの絡み。海の幸山の幸の文字列が縦に並んでいる。あたしの定義の羅列はこの詩を象徴していると思いました。
0お読みくださり、有難うございます。 >さくさくした台詞で小気味いいですね。 さくさくしてますか?個人的に、冬、次いで春が大好きな季節で(夏と秋はちょっと苦手。。。)、特に冬の枯野に少しずつ緑が芽吹いて来る早春の感じは、荘厳でさえあるなぁと感じて居て、その感じを読者の方と共有したかったのですが。さくさくっと読めてしまう、ということは、その辺あんまり伝わって無いのかなぁ。。。私の筆力、特に1人称では限界があり、素直に3人称で描写に徹するとかした方が伝わり易いのかな、と思いました。有難うございます。硝子めく瞳、に関しては、本当になんとなく書いたのですが、「硝子のような瞳」と言えば、透明、透き通って居る、のようないめーじでしょうか。良い意味でも悪い意味でも使われる表現な気がして。その両面を込めたかった、というのがあったような気がします。fishmansの「ちゃんす」という曲の、「びー玉みたいな きれいな眼だよ」という歌詞が昔から大好きです。良い曲なので聴いてみて欲ち! https://youtu.be/-YFZ8ThmeEQ?si=IhJR1ebRzzm141sF 感想・ご批評いただき、有難うございました。
1こんばんは、 お返事ありがとうございます。 受け取り側の感性、知識不足、言葉足らずもありますね、失礼致しました。 沢山の思いや考えが込められていたお話をして下さり、ありがとうございます。僕はこの詩の雰囲気が好きですから、皆様にぜひいろいろな角度の読み方をされて欲しいです。 ご紹介頂いた曲も聴いてみますね 音楽は大好きなので、嬉しいです。
0お読みくださり、有難うございます。 おまるたぁーーー!!!(さんをつけろ、でこ助野郎w)この間失礼な返信したから、もうこめ貰え無いかと思ってた。。。有難う(´;ω;`) 文学におけるせっくすを赤裸々に語る女性の系譜、有りますよね。金原ひとみ、不勉強ながら「蛇にぴあす」しか読んで無いのですが、それこそ山田詠美が「1皮剥くと、とても古風な純愛物」みたいに評してたのが印象的だったのを覚えて居ます。せっくすを語るには「強い態度」が要るのか!そしてそれは「若者受け」するのか!知ら無かった!せっくすを赤裸々に語る女性小説家、の系譜とは少し違う気がしますが、個人的には倉橋由美子が好きな女性作家です。強いですね、彼女も。 強い女性、に対する憧れは強く、私は、でもりあるでは救いようの無い雑魚ちきんなので、これでも、せめて詩の中では「強い女」を演じようと頑張って来た節は有ります。でも、ばれてしまう、読まれてしまうものだなぁ、と。。。「瞑想的」と良い風に捉えてくださってますが、何も考えて無いだけです…w ゔぁぎなの方が良かったですか。ゔぁぎな・ぺにす・まんこ・ちんこ、なんでも使いますが、この詩の軽い語りだと、まんこかなぁーと思ったのですが。私の感覚だと、ゔぁぎなを使うならもう少しかしこまった書き方をする詩の時かな。でも、参考になります。有難う。ばがゔぁっと・ぎーたー、この間飲み屋のとるこ人店主(文学好き)にお勧めされたんですよね。読むか。 感想・ご批評いただき、有難うございました。
0お読みくださり、有難うこざいます。 >ぐちょぐちょな生々しい描写。 が、 >(疲れたからだよ、 からの部分を指してるとしたら、むしろそこはくっついていちゃいちゃするけど最終的には2人して眠ってしまう、という話なので、本人的にはほのぼのを書いたつもりでした…w恋人との絡みの描写なのですが、恋人と私、えろちっくと言うより、動物っぽいんですよね。。。仔犬とか仔猫がくっついてるうちに眠っちゃう感じに近い。。。もう少しせくしーになりたいです。。。 >海の幸山の幸の文字列が縦に並んでいる。 ここは、ほんとに感覚でそうしました。りずむを意識した、かな?自分でも不思議です。 >あたしの定義の羅列はこの詩を象徴している 正しい読みだな、と思いました。おまるさんへの返信でも少し書きましたが、たぶん私は、りあるの描写であると同時に、「こう在りたい自分」みたいのを詩の中で描いて居る。そこをえいくぴあさんはちゃんと読みとってるな、と思いました。そして、詩というのは、基本、「私はこんなやつです!!!」という主張のために描くものでは無いですよね。。。だから、私の詩は、いつまで経っても「詩未満」なんだなぁと、えいくぴあさんのこめんとを読み、気づかされました。。。いや、「私はこんなやつ!」や「こんな自分だったら良いな」も詩の1部ではあるかも知れ無いけど。でも、きっと、絶対、詩はそれだけでは無い。もっと深いところで書けるよう、精進したいなと思いました。有難うです。 感想・ご批評いただき、有難うございました。
0再こめ有難うございます。 冷静に考えて、 >冬から春にかけては1番ろっくだよなってあたし思うな から、 >冬の枯野に少しずつ緑が芽吹いて来る早春の感じは、荘厳でさえある を読み取れという方が無茶でした。。。w自分の詩作の1人よがりさよ。。。その1人よがりを超えて読者に届けるために、文章の鍛錬や言葉の技術があるのだろうな、と考えさせられました。有難う。 音楽好き!そんなこと書くと、妖怪この曲も聴いておばさんが出るよ(^ω^) 最近裸のらりーずの「造花の原野」という曲を聴いてたのですが(凄い曲名)、その中にも「お前その目はがらす玉」という歌詞が有りました。 https://youtu.be/jGXBV9GTfjM?si=9IOVnGvE9IQx4VNV 妖怪はこの辺にしておこうw 有難うございました!
1あっ、ごめん!!!らりーずの歌詞、「おまえのその目はがらす玉」でした!脱字!!!
0こんばんは、ありがとうございます。二曲とも聴かせて頂きました。 自分では見つけられないタイプの曲だったので、刺激になりました。 また気が向いたら教えて下さい。だいたいなんでも聴きます。
1良いと思います。出来れば、縦書きで読みたかった。
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