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あなたを知ってしまったから
季節の体温にまぎれて 会えたんだね 明日にはもう二人 余所者になれてしまうのに 傷が繋ぐ出逢いの中 この秒針(とき)を抱き締めたい どんな人も明日を恐れる 涙の夜があるように 難しい関係も その状況の解き方も いまはね 気にならない あなたがここに居るのなら 大事な出逢いほど 後回しにする神様は 意地悪だなでも今日のために 二人の日々は転げあって 「またね」 季節の体温が もう去ってしまうけれど また一℃ この縫い痕を 思い出して泣けるかな 思い出して笑えるかな また来てねと 君の声 また来るよと 僕の声
あなたを知ってしまったから ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1339.2
お気に入り数: 3
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-07-06
コメント日時 2025-07-28
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
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| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


長い付き合いなのか、それとも一晩なのか。でも、彼らにそれはあまり問題ではなく、時が刻むよりも早く深いところへと2人沈んでゆく。そしてそこは案外悪くないところ。 読みやすい分、触り心地のいい詩だと思いました。
0思い出と、切なさがないまぜになって。命の尊さを思いました。
0繊細な心の機微ですね。想像に訴えます。
0こんばんは、コメントありがとうございます。 >>彼らにそれはあまり問題ではなく はい、そうなんです。 これを書いた時の気持ちはそんな風でした。人と人が、繋がる上での赦しをテーマにしたような気がします。
0コメントありがとうございます。 そうですね、恋愛というよりは、人と人、がテーマでしたね。 なるべく普遍的にしたいと考えながら当時は作っておりました。
1また来てね、の、 また、はあったのでしょうか。 あるといいなと思いました。 季節は秋を感じました(たぶんちがうかな笑) ありがとうございます。
0あなたのことをもっと知りたい…そんな人生を送れたらとても幸せだと私は思います
1こんばんは、コメントありがとうございます。 これを書いたときの季節は春から梅雨でしたね。でも、読み手によって四季のいつでも、捉えてもらえた方が嬉しいです。 僕にとってはこの詩がまたね、の代わり何です。 皆様は誰かとの またね、に会えると良いなと祈っております。
1こんばんは、コメントありがとうございます。 タイトルでは 知ってしまったから、なんて言っていますが これは知れた喜びと同時に知ってしまったから辛い、そんな気持ちも込めました。 仰る通り、あなたを知りたい、と思える出逢いは貴重です。
0秒針(とき)と言う読みが印象的です。傷が繋ぐ出会いと言うのも印象的で紐帯として、膠(にかわ)として有効ミーディアムだと思いました。
0こんばんは、コメントありがとうございます。 傷が繋いだ出会いだからこそ、針が動く度に刺さる、一秒の重み それを表現したかったように思います。
0個人的に、“あなた”と“君”の使い分けにぐっときました。とても綺麗で本当に素敵です。
0こんばんは、コメントありがとうございます。 そうですねこの文のなかのあなたと君は別の気持ちを向けた対象ですので、そう感じていただけて嬉しいです。
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