敗北 - B-REVIEW
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敗北    

ハァハァと激しい息遣いで ブツブツと何かを呟きながら 後ろから誰かが近づいてくる これは、ヤバい人だなと思い 私はできるだけカートを左に寄せて その人がちゃんと通れるように じっとしていた でも、その人が 商品をたくさん抱えながら よろよろと大きな動きで 通りすぎたときに 私のカートに思いっきり ぶつかってきた そいつは 私を睨み付けて 「邪魔だ!馬鹿野郎が!」 と罵倒してきた 私はその倍以上の声で 「うるせぇ!ボケ!」 と罵倒した 静まり返る店内で そいつは再び他の客に 当たっては罵倒し続けていた 誰ひとり、そいつに 言い返す人はいなかった 本当はもっと 胸ぐら掴んで 色々言ってやりたかった 家族が後ろにいなければ ヤバいのはそいつより 私だった だから私は ずっと飲まずにいた 精神安定剤を 再び飲むことに決めた 犯罪者になるより まだメンヘラな方が 平和に決まってる


敗北 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 15
P V 数 : 1235.2
お気に入り数: 0
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2023-05-07
コメント日時 2023-06-07
項目全期間(2024/04/26現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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音韻00
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閲覧指数:1235.2
2024/04/26 01時54分45秒現在
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    作品に書かれた推薦文

敗北 コメントセクション

コメント数(15)
m.tasaki
作品へ
(2023-05-07)

こんにちは。 なんともツイてない日でしたね。 タイトルの「敗北」とは、胸ぐら掴んで色々言ってやれなかったことでしょうか、それとも精神安定剤を再び飲むことに決めたことでしょうか。 「犯罪者になるより  まだメンヘラな方が  平和に決まってる」 とは、現代社会の一端をうまく表していると思います。 この詩を読んでまず思い浮かべたのは、電車での車内トラブルのことです。急いでいるのにそんなことで電車が遅れるなんて、と思うことがよくあります。 何故こんなに余裕のない世の中になってしまったのでしょう。 競争することや成長することがあたり前、そんな風潮がゆき過ぎたせいなのかもしれません。 そういったことも皆含めて「敗北」ということなのかな、そんなふうにも思えました。

2
つつみ
m.tasaki さんへ
(2023-05-07)

コメントありがとうございます。 >タイトルの「敗北」とは、胸ぐら掴んで色々言ってやれなかったことでしょうか、それとも精神安定剤を再び飲むことに決めたことでしょうか。 後者の方です >そういったことも皆含めて「敗北」ということなのかな、そんなふうにも思えました。 私は世の中のことを語れるほどの人間ではなく、今回の文章もただの自分語りです。でも、m.tasakiさんのように、もっと広い視野で考えられるようになりたいです。でも、考えるだけじゃだめで。いや、今の私には考える価値もない。自分に負けてしまうような人間には何もできないのだと、ただ、今はそう思っています。

2
つつみ
さんへ
(2023-05-07)

コメントありがとうございます。全て同感です。クヮン・アイ・ユウさんのコメント内のお言葉を借りれば >「あんたは負けたんだ」 と誰に言われ続けようとも、自分自身がそう思わないから、大丈夫でした。しかし、今回は自らラベルを貼らざるを得なかったです。 私も今まで、散々人に悪態をついてきました。そんな自分が今は大嫌いです。よくもまぁ、他人に平気でそんなこと言えたなと笑えるくらいです。 なんとかしてやるぞという気持ちも今はありませんが、ただ、生きていこうと思います。

4
たわし
作品へ
(2023-05-07)

こんいちは。 報復しないのは敗北ではなく勝利なのではないでしょうか?

0
つつみ
たわしさんへ
(2023-05-07)

コメントありがとうございます。なるほど。たわしさんにそのようにおっしゃっていただけると少し救われる気もします。ありがとうございます。 しかし、どう考えても、あの人は普通ではない人でした。報復なんてもっての他なことも、頭ではわかっていたことでした。 学生時代、スーパーでレジのバイトをしていた時も、同じようなお客様に罵倒され、その場ではなんとか我慢し事をおさめたものの、悔しくて、トイレで泣いていたものです。 精神安定剤を飲むようになってからは、同じようなことが起こっても、「多くの人が居る場所ではよくあること」として、何も気にしないでいました。 しかし、現在、薬を飲まなくなって、4ヶ月。鬱状態にはならないものも、異常に怒りっぽくなったことは否めず、今回のように、過剰に反応してしまいました。 これまで冷静でいられたのは、やはり「薬のおかげだった」ということなのだなぁとつくづく思いました。 私ももう落ち着かなくてはならない年齢です。しかし、未だに18歳の頃よりも全く成長どころか、退化しているのでした。 そういう意味でのタイトルでした。

2
羽田恭
作品へ
(2023-05-07)

では即興で返詩を。以前勤めていた牧場にこんな奴が実際いたのです。 ハァハァと激しい息遣いで ブモブモ鳴きながら 後ろから近づいてくる ヤバイ あいつだ 振り向きざまに正拳を繰り出す 額に一撃を加えるも 全く動じず襲い掛かって来る 四六時中何故か興奮しているホルスタイン 耳標番号3045 推定体重600キロ 切ったはずの角が微妙に伸びて それで軽トラ並みの重量と推進力で 突っ込んでくる そいつは充血気味の瞳で こっちを捕えて 「ぶもおおおおおおおおおおお!」 と叫んで追って来る 普通に死ねる 殺される殺意に 「来んなああああああ!」 と今日も叫びながら柵の向こうに逃げ出す 他の牛がモーと小さく我関せずに呟く牛舎内 例の興奮した牛は柵や柱に頭突きし続ける 人間ではもうまともに抑えが効かない それでも搾乳パーラーにこいつも誘導しないといけない 毎日二回 嫌になりながらなんとか連れて行く 牛は牛として 最初から完成している それなら 人は人として ある意味ではもう完成しているのだ 「劣っているとも、優れているとも、等しいとも思うな」と 釈迦は言い残した 全ての命は苦しみに悶える儚い存在にすぎないのだ その点では何者も平等だ 苦痛から脱した 仏陀の前では 「物事について起こってはならない。なぜなら物事の方ではそんな事はお構いなしなのだから」 自らを省みながら哲人の言葉を思い起しつつ 牛について怒らないように また怪我しないのが 平和に決まっている あの牛はまだ興奮している 覚悟決めてまた柵を超える

2
つつみ
羽田恭さんへ
(2023-05-08)

羽田恭さんの返詩を拝見して、思わず涙が溢れました。本当にありがとうございます。 >普通に死ねる 殺される殺意に >「来んなああああああ!」 >きと今日も叫びながら柵の向こう>に逃げ出す 時々家族と牧場へ行くのですが、ホルスタインは大人しいというイメージでした。でも、中には人間では歯が立たない凶暴なホルスタインさんもいるんですね。でも、もちろん殺すわけにもいかないし、殺されるわけにもいかない。 >それでも搾乳パーラーにこいつも誘導しないといけない >毎日二回 嫌になりながらなんとか連れて行く 一日中毎日面倒を見るということは本当に大変なんですね。 >牛は牛として 最初から完成している >それなら >人は人として ある意味ではもう完成しているのだ >「劣っているとも、優れているとも、等しいとも思うな」と >釈迦は言い残した この箇所が、グサッときました。私を生んでくれた親のことも思いましたし、生まれてきたことへの感謝の気持ちを思い出しました。そういえば、最近、劣等感か優越感しか持たない自分は恥ずかしいと思いました。 >全ての命は苦しみに悶える儚い存在にすぎないのだ >その点では何者も平等だ >苦痛から脱した 仏陀の前では なんか、自分だけ苦しんでいるような気がしていましたが、もちろんそんなわけないですね。苦痛を感じているのが虚しいし悲しい、悔しいと思うけれど、それが人生で、別に恥ずかしいことではないんだ。ただ、今日が終われば、明日も生きていけばいいと思いました。 >「物事について起こってはならない。なぜなら物事の方ではそんな事はお構いなしなのだから」 >自らを省みながら哲人の言葉を思い起しつつ >牛について怒らないように >また怪我しないのが >平和に決まっている 頭でわかっていても、心で納得できなかったことが、すとんと、納得できた気がします。今、他のことでも色々とトラブルがあって、もう人に会うのが嫌だなと思うことばかりでしたが、確かに、自分が怒ることで怪我してしまったら、こんなに損なことはないですね。。 >あの牛はまだ興奮している >覚悟決めてまた柵を超える 今週もまた、たくさんの人達に会わなければなりません。口頭で言ってくれればいいのに、わざわざDMで文句を言ってこられた方にも直接会わなければなりません。とても嫌でしたが、深呼吸して、落ち着いて、でも覚悟して逃げずにいこうと思います。 私に勇気をくださって、本当にありがとうございました。

0
羽田恭
つつみさんへ
(2023-05-08)

励みになったようで良かったです。 自分もまた厄介なものに悩まされましたが、釈迦を始めとする人々が遺した言葉や方法によりたまに迷いながら脱しつつはあります。 ちなみに 「劣っているとも、優れているとも、等しいとも思うな」 はスッタニパータからの引用です。 岩波文庫「ブッダのことば」に収録されております。 「物事について起こってはならない。なぜなら物事の方ではそんな事はお構いなしなのだから」 これは古代ローマ皇帝にして哲学者でもあったマルクス・アウレリウスの「自省録」からの引用です。 これも岩波文庫にあります。 善くありますように。

1
田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-05-15)

感想です。やはり「家族」の存在が大きいのではないかと。ここに「大義」を見るか、 私は「大義」を見る。お父さんはやるのだな、と見せなければ。 私の中では勝利です。応援しております。

1
つつみ
田中恭平 newさんへ
(2023-05-16)

コメントありがとうございます。そうですね。「家族」の存在は大きいですね。 家族がいるから、我慢したり、不器用ながらも、妻として、親としてやるべきことはちゃんとやろうと思ったり。 >ここに「大義」を見るか 奥さんなんだから、親なんだから、やって当然でしょ、って言われながら、やらなければならないことをやる日々。 でも、田中恭平さんの言葉を聞いて、これは私にとって、とても幸せなことなのだと改めて思いました。 なかなか家族の期待に沿えることは、難しいですけど、私なりにこれからもベストを尽くそうと思いました。 まず、家族に迷惑かけたり、悲しい思いをさせるのはだめですね。ほんと気を付けます。 ありがとうございます。

2
田中恭平 new
田中恭平 new
つつみさんへ
(2023-05-16)

返信ありがとうございます。 すんまへん、未来の自分へ向けて、激入れているので・・・。 それで責めている感じに受けとられたら申し訳ありません。 ですから、最近よく言っているのは、共に励ましあっていきましょう、です。 こちらこそ、ありがとう返し。

1
エルク
作品へ
(2023-06-05)

例えば「そいつ」がぶつかってきたという事実を作品に昇華するのであれば、 「そいつ」は詩だったんだ、「詩」が私にぶつかってきたのだった。 こんな風に展開するだけで、勝ち負けだけでは終わらない「詩」が、 つつみさんだけの詩的発光が起こる予感が するような気もしました。

1
つつみ
エルクさんへ
(2023-06-05)

コメントありがとうございます!とても興味深い展開で嬉しいです。もう少し時間できたらもっと書きたいのですこし時間をくださいませ。

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エルク
つつみさんへ
(2023-06-07)

お互い良いものを読み、書いていきたいですね。 わたしの好きな詩人のことばのひとつに 「繊細すぎれば ともに生きてはゆけない」 があります。 適度に脱力して生きていきましょう。

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エルク
つつみさんへ
(2023-06-07)

そうか、ひと月が経ってしまって作品が上がらなくなってしまったのか。 返信を読んでもらいたかったのに、残念だ。 余計なことかもしれないですが、追伸。 運営に資格のある人間なんて世界中だれもいないかもしれない、 バイデン大統領にしろ、岸田首相にしろ、いわれなき誹謗中傷はされるから。 つつみさん自身が幸せになれるように、行動を自身でえらんでいってください。

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