空があまりに綺麗だったので - B-REVIEW
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空があまりに綺麗だったので    

 今日の空は青くて遠くて、とびきり綺麗だったから、空は青くて綺麗だと、そっと書いてみてけれど。  青くて綺麗としてしまうには、空の青はただの青ではない気がして、ふと鉛筆を止めたのだ。  無数にある青の中、あの青色は何色だろうか。  止まった鉛筆は「綺麗だ」の「だ」の濁点を一つ書き損ねた。  青くて綺麗としてしまうには、空は綺麗なだけではない気がして、ほかになにか、この綺麗を表すにふさわしい言葉を探した。  無数にある形容詞から、綺麗という言葉を選んだものの、それを書いてしまったらあまりに安易でつたないように見えて、消しゴムで消してひらがなにした。  空は青くてきれいだった  それでもやはり、あの青を表すにはきっとあまりに不完全で、鉛筆はやはり、最後に「。」を書き込むことができなかった。  例えば。  あなたにこの空のきれいさを伝えたとして、私がこの空の青さを必死になって伝えたとして、それはどれだけ伝わるものなのだろう。  この青のきれいさを、私だけのものにしておくにはあまりに惜しくて、それを伝えるための言葉を選ぶには私はあまりに不勉強。  悔しくてまた消しゴムを取った。  空が青かった。  今日は、今は、きっとこれが及第点。



空があまりに綺麗だったので ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 602.5
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 60

作成日時 2023-02-27
コメント日時 2023-02-28
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/03/28現在)投稿後10日間
叙情性2020
前衛性1010
可読性55
エンタメ1010
技巧55
音韻00
構成1010
総合ポイント6060
 平均値  中央値 
叙情性2020
前衛性1010
可読性55
 エンタメ1010
技巧55
音韻00
構成1010
総合6060
閲覧指数:602.5
2024/03/28 17時38分28秒現在
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    作品に書かれた推薦文

空があまりに綺麗だったので コメントセクション

コメント数(4)
吸収
吸収
作品へ
(2023-02-27)

心が豊かな人なんだろうと言う印象 高い場所から街並みを眺めている気分 その中で俺は海の青さと空の青さと街並みの豊かな色を見ました 誰かを何処かに連れて行ける文章 CP9

0
つつみ
作品へ
(2023-02-27)

とても素敵な作品だと思いました。空の青さを人に伝えようとすると、確かに安易な表現になり、難しいですよね。でもその過程を丁寧に記すことでうまれた、 >空が青かった。 話者の「人に伝えたい気持ち」がとても伝わりましたし、私もいつか青空を見たときに、そんな風に呟いてみたいと思いました。

抒情:20 前衛:10 可読:5 エンタメ:10 技巧:5 音韻:0 構成:10  
0
m.tasaki
作品へ
(2023-02-28)

はじめまして。 自分が感じたことを、どんな言葉で表現すればいいか、どんな言葉だったらしっくりくるか思い悩むのは、詩を書く人皆に共通することだと思います。 私もそういうことがよくあります。 思い悩んだ末に見つからず、次善の言葉で済ましてしまう。でもそのことが、いつまでも気になってしまう、なんてこともあります。 画家が自分の作品について、これで完璧、これですべてOKと思ったら、その時点でその画家は終わりだ、という話を聞いたことがあります。 仕上げた直後は完璧だと思っても、すぐに気に入らないところが目についてきて、それを克服する新たな絵を描きたくなる。 そんな絶え間ないの不全感がなければ、前に進めず止まってしまう、のだそうです。 詩人も同じだと思います。 ところで、言葉が見つからず、濁点の途中で筆が止まってしまうのは面白いですね。 二度目に筆が止まるときは、最後の「た」の途中で止まって、「ナ」のようになってしまった、みたいなほうがより面白くなるかもしれません。 詩に対する真摯さが伝わってくる作品です。 詩を書く者として共感できました。

0
かずや
かずや
作品へ
(2023-02-28)

中に書かれている空の青について、伊丹十三さんの本の中で「赤、青、黄の三原色で一番拡散性が高いのが青、一番直進性が高いのが赤。だから夕暮れは赤く、昼の空は青いのです。」というのを読んだことを思い出しました。 結局見え方、届き方なのかなあと。 空、いいですよね。

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