五月雨に帰る - B-REVIEW
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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

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きょこち(久遠恭子)

紫の香り

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きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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きょこち(久遠恭子)

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あなたには「十月」が足りていますか?

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だれのせいですか

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衝撃を受けました

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二酸化窒素

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五月雨に帰る    

臨時ダイヤなので、景色はゆっくり流れていた 上り電車の帰り道、行き道だったのかもしれない、 家路についている、はずだけど 休みが明ければずっと雨 ひと月ずれて、五月雨は戻ってくる 若者も、五月病にはリアリティがあっただろう 気候変動も一巡する、したので、 意味は言葉へと戻ってきたのだ 街は揺らされ、臨時ダイヤはゆっくり走る 懐かしい景色、知らないけれど、 ノスタルジアに染まれば、全部故郷 ありきたりな故郷、知らない風景、 ゆっくり眺めて、五月雨を想ってみたりして、 ただただ感傷に浸ったり、してみたかった



五月雨に帰る ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 1327.4
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 34

作成日時 2022-05-09
コメント日時 2022-05-22
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/03/29現在)投稿後10日間
叙情性1010
前衛性22
可読性22
エンタメ00
技巧55
音韻55
構成1010
総合ポイント3434
 平均値  中央値 
叙情性1010
前衛性22
可読性22
 エンタメ00
技巧55
音韻55
構成1010
総合3434
閲覧指数:1327.4
2024/03/29 07時58分49秒現在
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    作品に書かれた推薦文

五月雨に帰る コメントセクション

コメント数(7)
森石 州未州
森石 州未州
作品へ
(2022-05-10)

素直に読めました。 人間って自分の生まれた土地を知らなくても故郷をありがたがるそうですね。 「そんなもん、オレにゃぁ関係ねえよ」とかって口はし歪めながら。 原風景みたいなのは人それぞれあって大事なんでしょうねきっと。

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白萩アキラ
森石 州未州さんへ
(2022-05-10)

コメントありがとうございます。 故郷、確かに帰れる所があるのはありがたいですね。 まあでも故郷ってのは、例え故郷と呼べる場所を持っていなくても、後付けで作れるもんなんだと思います。 帰りたい、と思える場所が増えていくような人生を送りたいものです。

0
ハービー
ハービー
作品へ
(2022-05-12)

気候変動も一巡する、したので ただただ感傷に浸ったり、してみたかった のような読点の使い方が好きです。理由は分かりません。 楽しかったです。 話は変わりますが、霜のついた窓ガラスはずっと見ていられる魅力があります。この詩には同じものを感じました。

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つつみ
作品へ
(2022-05-13)

臨時ダイヤ、からGWの始まりを連想しました。目的地への乗り物の風景って本当にゆっくり流れますよね。 五月雨は陰暦の五月に降る雨と言われますから、今の暦でいうと、五月下旬~くらいですよね。私が住んでいる地域ももうすぐ梅雨に入るそうで、今日も雨の中このコメントを書いています。 GW明けですぐに雨。気分も落ちて五月病に拍車がかかる方も多いでしょうね。 >意味は言葉へと帰ってきたのだ 本当に「五月雨」です。 >街は揺らされ、臨時ダイヤはゆっくり走る 街は揺らされ、という表現、私も今度電車に乗るとき、そのような感覚で乗ってみたいです。 >懐かしい景色、知らないけれど、 >ノスタルジアに染まれば、全部故郷 >ありきたりな故郷、知らない風景、 >ゆっくり眺めて、五月雨を想ってみたりして、 >ただただ感傷に浸ったり、してみたかった 私の個人的な捉え方ですが、本当は故郷に帰りたかったのに、コロナ渦で帰れなかったのではないかと思いました。私も今年はコロナが蔓延している自分の街から田舎の故郷へ帰るの諦めて寂しかったので、そういう捉え方になったのかもしれません。

抒情:10 前衛:2 可読:2 エンタメ:0 技巧:5 音韻:5 構成:10  
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白萩アキラ
さんへ
(2022-05-22)

コメントありがとうございます。 私なんて、毎年のように五月雨で詩を書いているような気がします。 確かに、五月雨と郷愁はどこかでつながっている感じがします。

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白萩アキラ
ハービーさんへ
(2022-05-22)

コメントありがとうございます。 正直、読点のタイミングに意図はなく、何となくで入れてますね。 少し前まで、謎のこだわりで読点を使わずに詩を書くことが多かったのですが、これもまた何となくですが積極的に使うようにしてみました。 褒めていただけて良かったです。

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白萩アキラ
つつみさんへ
(2022-05-22)

コメントありがとうございます。 正しくGWが終わった後について書いたものでした。 五月雨の意味についてや帰省についてなど…自分が書いたものに対して人様から読解を試みてもらえるのは本当に嬉しいですね。 「街は揺らされ」には色んな意味を込めていたつもりの表現でした。 そこの字句に着目していただけたのも嬉しかったです。

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投稿作品数: 2