世界の終わり - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ひらいて、とがって

ひらひらとひらかれひかれて

ひざこぞう、に出逢ってください。そして手をのばして作品の言葉にためすすがめつ、触れてほしい。

帆場 蔵人@⚰

ねね

私は、こんな詩に出会いたい。

読者が 作品世界に囚われて、しばし 動けなくなるような 動けない時間を持つことで、自由を得るような そんな詩に わたしは 出会いたい。

真清水るる

薬売り

胡散臭さがたまらない

怪しいものや不思議なものが好きな方におすすめしたい、世にも奇妙な掌編——

沙一

書かざる言わざる、雄弁に水銀を

黙って笑ってろ、沈黙は金

これを見ているあなた、恥ずかしくはないんですか? 答えられないのですか。 なんでですか。 理由があるという訳でもないのですか? ああ、そうか。 全部、冗談だというのですね。

鳴海幸子

夏は夜。月のころはさらなり

田舎の夜道は暗くとも、恋は華やかで明るい——

沙一

あなたとどんぐりとハナミズ……

悪意のないホローポイント弾

ここには○○の残酷さが描かれている。 ○○が何なのかは、読めばわかる… …かもしれないし、わからないかもしれない。 感じ方は「人それぞれ」だから。

R

祖父の痕跡

黙想を貫いた彼が最後にみたものは…

祖父の遺物が並んだ「私」だけの世界… 彼の深層に踏み込むべく「私」は宝物箱に触れてしまうのか…祖父とは一体何なのか…

つつみ

直列つなぎ-うんこ!!(……

青春の現代詩

青春はいつも、エロくて汗臭い。そして切ないけど優しいところもあり、美しい瞬間もあるけど、昆虫たちも僕らも命を捨てて夫婦になることを受け入れる。それが生きるということだから。個人的には、僕は飯田華子さんの紙芝居を観に行きたい。

蛾兆ボルカ

ちがう星

ピッチャーとキャッチャーみたいだね

それから時々 おなじ星

neue Ära records

いつまでもあいさつをしてゆ……

伝説の流行語はここから始まった

「かきかきたぶんしない」は伝説になった。わからない人には永遠にミューズは来ない。

neue Ära records

粘土

こんにゃろっというやり場のない怒れる者よ

ほの暗い系男子がたどり着いた極北のモノローグがきみにはわかるまい

neue Ära records

菊の花

2020年10月の裏番長/裏大賞

これの良さがわかるまで詩を書くんじゃない

neue Ära records

死んだベテルギウス

地球は退屈な諦念に埋め尽くされてる

重力に支配された地球人にはわかるまい

neue Ära records

風吹き抜ける青

残酷なロマンティズムがきみにはわかるまい

そのまま生き地獄で野垂れ死にするといいという孤高の美

neue Ära records

ぢんせぃ

その喪失感は夢かうつつか

ネットとリアルがボーダーレスな、デジタルネイティブ世代の感性──

沙一

潮風

潮の香りにのまれるように

不思議な気配が手招きをしている

帆場 蔵人@⚰

空の下

大自然という舞台への出奔

二人が走り出す。広大な大自然という舞台へ。

羽田恭

明るい朝の歌

明るい朝のうらには、暗い夜があった

外をみつめることが、内をみつめることにつながっている──

沙一

震え 揺れ 回る

一気に詩情が注ぎ込まれていく。 それが 震え 揺れ 回る。 詩を詠み終えても、止まらない。

羽田恭

生きるためにパイを焼く

どうしようもなく生きていくということ

ただパイを焼く。それだけなのだけれど、衒いも奇抜さもなく心にぶつかってきて揺さぶられる。

帆場 蔵人@⚰

別れ

靴の哀しみ

歩くための存在でありながら、誰かが履いてくれないと歩き出せない存在が、絶望して待機してる

蛾兆ボルカ

パパの日曜日

しがない日常に飽きてしまったすべての人へ

ごく平凡な日曜日のパパが、壮大で絢爛豪華な世界へ旅立つ——

沙一

「中央公園より」

わかりあえなくたっていい

人種、国籍、性別、年齢、人間同士のわかりあえないディスタンス、そんなことよりも、おたがいに笑っていよう、ここはみんなの公園だから——

沙一

わたしの髪は生きているのか……

心を亡くしてしまいそうなときに

ささやかなお洒落をたのしむ、それは自分が自分であることをわすれないために、ひつようだったのかもしれない——

沙一

angel coffee?……

一瞬と、永遠

幸せなコーヒーと、降りやまない雨、好きな人といるとき、あなたならどちらを選びたいですか?

沙一

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世界の終わり    

 紙コップの底に  味噌汁の元が残っていたからさ  それを割っていない割りばしでかき混ぜてたんだけど  水がなくてさ  だから菊水をそのまま飲むしかなくて  つまりさ、  そこに居てくれるだけでいいんだ  つまらない話しかもしれないけど  そこに居てほしい  音楽もかけられないけど 大丈夫 君がいればいいですから そして、元気ですか? 金はある? それから愛情なんてもの ネズミを飼っているんだって? ゴキブリと大して変わらないじゃないか  本を読んでいる  読み返しているのは  昨日誰かに貸してしまった本  もう戻ってこなくたっていいんだけど  大体吸い終わってしまったから  この吸い殻はどこに捨てればいいのかな  水も卵も腐りかけているし  絵本に書かれている仕草は  何の役にも立たないね かわいい服を買ったばかりなんだ 買ったわけじゃなくて盗んできただけなんだけど 遠くて銃声が聞こえるね 誰か殺しあったのかな 血液型が合わないから 輸血なんてできないね 病床で誰か息を引き取ったらしい いい人生じゃないの? 病気で死ねるなんて 病気で死んだかなんて誰にももうわからないよ わからないんじゃなくてどうでもいい 看病なんてしなくていいから  セックスしよ  って肉体だけですか  顔も胸もいらない  EDだって関係ないよ  だから  性別なんてもっての他って  言ってくれないかな  きみならそう言ってくれると思うんだけど  どうかな? 笑い声が反響する 反響するくらいここには何もないし でも埋め尽くした本棚のお陰で 本だなの背中には陽に焼けていない白い壁がある その壁をはがせば別の部屋にいけるね 入ったところでまた同じ部屋があるだけなんだけど 最後のドーナツ お茶でも沸かそうか 沸かした夜がどういう夜でも 感情があるのは、いいことだよ  一度も開かれなかった本  一度も切られなかった服  一度も封を割られる事のなかったケーブルの束  一度も見られる事のなかった映画  一度も使われる事のなかったクーポン券  一度も食べられる事のなかったブロイラー  一度も舐められる事のなかったおしゃぶり  一度も切れる事のなかったミサンガ  一度も飾られる事のなかった中東風のタペストリー  一度も燃やされる事のなかった樹齢30年の薪  一度も付けられる事のなかったテレビ  一度も書かれる事のなかった紙  一度も歌われる事のなかった歌  一度も愛される事のなかったあなた、そしてわたし 私たちという偶像 偶像という意味の支配 支配という意味の従属 従属という名の手形 手形という名の証明 証明という名の駆け引き 駆け引きという名の関係性 関係性という目に見えない対話  空気という名の暗号  暗号化された全ての言葉  言葉の焼かれた文明  やぁ! ここに居ましたか  探しましたよ  どこにもいないもんですから  だから、あなたを探しに来ました  あなたを探しにいこう! 紙コップの底に落ちた 茶ばしら まじないの抜け落ちた公園の広場 草の生えた草むしりの要らない 空間の隅に 落ちた赤ん坊の泣き声 遠くミサイルが都会に落ちていく 落陽という光景が  腕が一本残っていた  道具を使う事のない  物としての比喩が  世界の終わりとして  投下された


作成日時 2021-02-25
コメント日時 2021-03-09

世界の終わり ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 10
P V 数 : 1067.2
お気に入り数: 2
投票数   : 3
ポイント数 : 46
#現代詩
項目全期間(2021/04/17現在)投稿後10日間
叙情性76
前衛性44
可読性63
エンタメ76
技巧1111
音韻55
構成65
総合ポイント4640
 平均値  中央値 
叙情性1.81.5
前衛性10
可読性1.51.5
 エンタメ1.80.5
技巧2.82
音韻1.30
構成1.51
総合11.55.5
閲覧指数:1067.2
2021/04/17 23時06分39秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
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    作品に書かれた推薦文

世界の終わり コメントセクション

コメント数(10)
福まる
福まる
作品へ
(2021-02-25)

一歩間違えるとこうなる危険性があるということですね。肝に命じておきます、退廃した世界が素晴らしく良く書けてると思います

0
右肩ヒサシ
作品へ
(2021-02-25)

百均さんこんにちは。 きちんと読み込めてはいません。もう今日のエネルギーが尽きています。大掴みなもの言いになりますがごめんなさい。 この作品、決して悪くないけれど、言葉のコントロールが利きすぎていて、地から足が離れるような制御不能な高揚感は得られません。言葉はものの実在と結び付いているはずなのですが、ものは非常に残酷で、その前に立った我々、主体としての意識は、詩の中でも卑小なはずだ、と僕は思います。言葉は言葉の埒外のものを背負うはずではないか、と。 そのあたり、表現として何とかならないかな。自戒を込めて。

1
鳴海幸子
作品へ
(2021-02-27)

 だいたい2か3行ごとに同じ事について書かれていて、そのなかでは同じ名詞が2回繰り返されるのですが、この2という関係が会話のようにも見える発言をする語り手2人の役割を映しているというか、別に必ずしも以上のように表現するべきという訳ではないのですが、そういう構造=型がありますね、そうでしょう? というのもボクは、ちょっと思想しながら書いています。詩ってどうやって読むものだっけ?って全然分からないまま書くので、許して。  もう、全面的に、意味はいらないと思うんです。最初の連で前口上として >音楽もかけられないけど とあるのは、あたかも詩を読むときは音楽をかけることが当然であるかのような言い方ですが、けっこう賛成しちゃう気持ちがある。さっき言った「型」さえ分かっていれば、調性を守る音楽みたいに、意味がなくても読んでいてそれなりに気持ちいい。この詩も結構飛躍した論理や表現があるけど、気に留めないので、単に気持ちいい。  ここで、最後の方は気持ちよくないんですよ。何が「世界の終わり」だって思う。ミサイルだとか赤ん坊だとか意味が溢れて、それが急速に詩の構造を破壊して、唐突に終わるという感じがする。しかも、「世界の終わり」、何が。金と食べ物とセックスの話してりゃそれでいいのに。  結局、詩中並べ立てられたいろいろな話題というのも、話者2人の微妙な関係性を描かんがためなんじゃないでしょうか。お互いの表現を真似しあって、でもどこか同一の何かになれないでいて。だから「世界の終わり」に対する2人の描写というかテンションが違う。腕が一本。(まだ見つかって、ないんだろうを導く枕詞ではありますが)特定の比喩、おそらくは暗喩、は何なのかさっぱり。詩の外にある力で終わらされたみたいで、くやしい、というのが感想です。 >関係性という目に見えない対話 まあ、何も書かないよりはましな感想だと考えながら。

0
百均
右肩ヒサシさんへ
(2021-03-06)

右肩ヒサシさん レスありがとうございます。 お返事おくれてしまってすいません。 >この作品、決して悪くないけれど、言葉のコントロールが利きすぎていて、地から足が離れるような制御不能な高揚感は得られません。言葉はものの実在と結び付いているはずなのですが、ものは非常に残酷で、その前に立った我々、主体としての意識は、詩の中でも卑小なはずだ、と僕は思います。言葉は言葉の埒外のものを背負うはずではないか、と。 そのあたり、表現として何とかならないかな。自戒を込めて。 これを書いている時の感覚というのは、まさしくそういった感覚でしたというのはあるので正直に言ってしまいます。これを書いたのは「対話」を書いた後の数十分後なんですよね。そして対話を書いている中でも書いているから書いているみたいな感覚が出てきて、これを書いた時は、まさしくそういう意識で書いていました。というとき、そういう作品は僕の中では手癖で駄作だなと思いながら書いている。そしてこれもまたそういう意識で書いたものであって基本的には棄却されるべき作品であるなという自覚があります。タイトルや話題の内容も極端であって、捨てられるべき意識の全てなんですよね。っていう事を考えた時に、子の作品は言ってしまえばそう意識でもって世界を語るお前こそが終わっていると明言している作品であるという感じですかね。ややこしいですが、要はその発言をする時やしてしまう話者そのものののつ意識のくだらなさを自覚できない話者たちのなぐさみとしてだったら世界なんて終わってしまえばいいのに(でも世界なんてそんな簡単に終わりませんよね)みたいなメタネタではありますね。自分の意識化において物を語るという行為はやはり傲慢なものでしかなくて、結局のところ物を書くという行為は事物によって語らされていると思った方が正しいのかもしれないですし、それを凌駕する感覚を持って書いている人もいるかもしれない。それはまさしくライティング的な感覚でもって書かれた作品、行ってしまえば読者にとって良い作品という言説でもって語られてしまう事なのかもしれないですけどね。 何が言いたいのかというと、世界の終わりみたいな感じで語る人達はそれでも生きてるじゃんね。世界なんて終わってないのに世界が終わりだなんて言ってしまうのはどうなの? みたいな冷笑の元に語り手たちは生きている訳ですね。って事を考えると、この会話の内容ってまさしく頭でっかちな意味異常のものはない、開き直りが展開されているので、最後はもう世界を滅ぼすしかないんですね。みたいな感じです。 「言葉は言葉の埒外のものを背負うはずではないか、と。」 ここら辺は確かにそうだなと思うんですけど、じゃぁ僕たちってもう自分の意志や嗜好で物を語る事って意味がないんじゃないの? とも思っちゃったりするんですよね。沈黙は金とかよくいいますけど。言葉が言葉の埒外の物を拾う瞬間に出合えるまで多分書いていくしかないはアンサーだとも思うんですけど、とはいえこうして吐き出されるある意味俺は悟ってしまったんだ見たいな明言の裏側で語られる言葉というのはこれにはあって欲しいなと思ったりします。ここに書かれている感覚は信頼できない。ならば信頼できるものは細部に現れてくれないかみたいな賭けをここでは展開していたりするのかな。まぁここら辺どうここでいったとしても、書いてない事を読んでくれなので言い訳になっちゃうんですけど。という訳で、その感覚はわかるんですけど、それは狙って出せるものでもないし、出せない状況化でそれはこの作品を書いている時のようなマインド化において、何を語る事が出来るのかみたいな所でこれは向き合って書いたと言えば書いたという事になります。がアンサーです。 ありがとうございました。

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百均
福まるさんへ
(2021-03-06)

福丸さん レスありがとうございました。 また、こちらでも返信が遅れて申し訳ありません。 >一歩間違えるとこうなる危険性があるということですね。肝に命じておきます、退廃した世界が素晴らしく良く書けてると思います 一歩間違えるとこうなってしまうみたいな感覚ってあるのかもしれないですね。いまの自分が歩いている道は正しいのかもしれないし、安全かもしれないが、踏み外している、いつの間にかみたいな感覚でしょうか。個人の感覚を巨視的に拡大して語る事ってあんまり信用できない感じあるよなと思う一方で、一人の人間が見出した感覚って通用するときもあるよなと思ったりするので中々難しい世の中だなと思ったりします。世界はもう終わっているのか、いや終わってないじゃんみたいな感じの感覚の底に落ちている栗を拾ってあげて偶には見つめるのも大事かななんて思いました。 レスありがとうございます。

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百均
鳴海幸子さんへ
(2021-03-06)

鳴海幸子さん レスありがとうございます。 なんだかんだこっちでお話するのは初めてですね。 >だいたい2か3行ごとに同じ事について書かれていて、そのなかでは同じ名詞が2回繰り返されるのですが、この2という関係が会話のようにも見える発言をする語り手2人の役割を映しているというか、別に必ずしも以上のように表現するべきという訳ではないのですが、そういう構造=型がありますね、そうでしょう? 語り手というものが二人出てくるというのは、最近というか多分これから僕の中でスタンダードにしていきたいなと思う、書き方ですね。作品の中の話者を複数で描くというのは脚本形式の作品だとよくあるし、小説では割と当たり前の書き方だと思います。詩の作品でも結構前例がありますね。と言ったときに僕がやりたい事っていうのは語り手の顔を見せずに会話のやり取りだけをはく奪してここに置いていく。その中の制約としては一応コミニケーションの応答は残しておこうかな見たいな感じですかね。なので、必ずしも綺麗に分ける意味というのは設定されている訳ではないので、流れの中で必要なやり取りについては話させるし、必要じゃないなと思ったら未分化な状態で放置します。明確な語り手の造形が浮かび上がらないようにしながら、ささやき声だけがやり取りされている空中戦みたいな感じで描ければいいな見たいな感じはありましたね。みたいな所でぼくの思惑はこんな感じでした。 >というのもボクは、ちょっと思想しながら書いています。詩ってどうやって読むものだっけ?って全然分からないまま書くので、許して。 なるほど、僕も詩の読み方って未だに分からなくて怒られたりするんですけど、なんか大体レスもらって嬉しいなって思うときなんですが、思ってる事正直に書いてもらうのが一番いいですね。思われたってことは多分ここに書いてあることからそれが想起されたってことなので。偶に本文以外の所からの着想に引っ張られてみたいな感想をもらうときもあるし、自分でも書く時ありますが、それこそ書かれてない事なので、なんか話がずれていくんですよね。余程あたまよくないとあれは難しいです。って所なので書いてある事や読んで思った事は書いてくださるとそれだけで僕は非常に嬉しいです。 >もう、全面的に、意味はいらないと思うんです。最初の連で前口上として >音楽もかけられないけど >とあるのは、あたかも詩を読むときは音楽をかけることが当然であるかのような言い方ですが、けっこう賛成しちゃう気持ちがある。さっき言った「型」さえ分かっていれば、調性を守る音楽みたいに、意味がなくても読んでいてそれなりに気持ちいい。この詩も結構飛躍した論理や表現があるけど、気に留めないので、単に気持ちいい。 >ここで、最後の方は気持ちよくないんですよ。何が「世界の終わり」だって思う。ミサイルだとか赤ん坊だとか意味が溢れて、それが急速に詩の構造を破壊して、唐突に終わるという感じがする。しかも、「世界の終わり」、何が。金と食べ物とセックスの話してりゃそれでいいのに。 ここら辺は右肩さんのレスの中で返した回答の中でもあるんですが、ここに書いてある二人の話者の在り方自体に対して分かり味はあるけど、でもそれはそれとして世界なんて終わりませんよね。あるとしたら自分で命を絶つというありかたで、自分という世界を終わらせることはできるかもしれないけれど、その強さを持った人というのは多分黙って死んでしまうような感覚があるので、こういった会話をする力すらないのかな、なんて思ったりするので減らず口で話している正に意味の無い会話で、意味の無い会話を音楽にしているから、音楽はかけてもしょうがないんですよね。音楽をかけて話す会話には安らぎや興奮があるかもしれないですが、ここにはそういうものは必要がないので。という訳で意味がないけどなんか終わってんじゃね? みたいなそぶりの会話が続いているのですが、その中にあるのはこれは個人的に鍛えてきた書き方っていうか文体のやり取りしかないんですよね。ここら辺は右肩さんのレスでも回答した、自分の中でコントロールできるライティングの所作であって、ここら辺については文章書いていればそれぞれが鍛えられていく技術だと思いますね。僕はこういう文章を読んでいるだけで気持ちいいと思うのですが、皆さんもそうじゃないですかね? みたいな意味のない同意です。人間の感覚に寄り添った気持ちよさというドラッグですね。そういうものがまずないと僕は物を読む意味がそれこそ欠落してしまうので、中々見つけるの大変だしこういう書き方の持つ限界みたいなものもあるので、次を探さないといけないのですが。 >結局、詩中並べ立てられたいろいろな話題というのも、話者2人の微妙な関係性を描かんがためなんじゃないでしょうか。お互いの表現を真似しあって、でもどこか同一の何かになれないでいて。だから「世界の終わり」に対する2人の描写というかテンションが違う。腕が一本。(まだ見つかって、ないんだろうを導く枕詞ではありますが)特定の比喩、おそらくは暗喩、は何なのかさっぱり。詩の外にある力で終わらされたみたいで、くやしい、というのが感想です。 ここら辺については読んでいてなるほどなと思いました。割とこういう意識で書いていますみたいなのを最近は結構レスの中で開示するようにはしてきたんですけれど、流れで書いているところも結構あるので、全てに意味があってこういう立て付けで書いているという訳ではないんですね。でも書いて出したものを読んでいて、読まれた時に自分で知覚しきれていない感覚というのはあります。それを暴かれるのがコメントであってレスを貰う理由で、それ以上にエキサイティングな事って正直僕の人生には多分ないと思う。なので、僕がここで書いている二人の関係性って結局のところ僕がそういう関係性を持つことを望んでいるのかもしれないですね。でもそういう現実ってありえないので、腕一本でこれを書くという現実しかないよね。世界なんて終わりませんよね。何を分かったつもりで二人分の悟りを書いているのかしらあなたみたいな声を多分ここで書いているだけなんですよね。膨大に最後に溢れる意味やモチーフに耐える事のできないのに、簡単に世界が終わってしまっていると語ってしまう語りてを破壊する全ての比喩一つ一つの在り方に耐えられない「わたし」というものを嘲わらう暴力としての世界の終わりは卒業しましょうね。みたいな感じかもしれないですね。 詩の外側にある力というのはその通りで、これも右肩さんのレスで書いた事であるのですが、これ自体がメタ的なバックもっていて、それをあまり作中の意識として開示していないってのはあるかもしれない。それは言ってしまえば「関係性という目に見えない対話」ここに溢れているのだとしたら、多分僕はこういう事を託せる何かをこれから探すかもしれないし、描くかもしれないですね。ってもここら辺を意識が知覚した所でそれを書けるのか、あるいは認識できるのかといいうのは別物なんですけど。 という訳で色々な事を考えさせられました。レスありがとうございます。

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AB
作品へ
(2021-03-07)

力作で、好きな雰囲気です。 抑えたままの描写でも徐々にたかまって、一度も~~でたたみかけるような感情になっていくのも、意味としても、音としても、感情移入としても読み手と書き手と相互反応があるようで、いいなぁ、と。 最後もいい。これでいいのですが、違う言葉と光景も眺めたいと欲も出てきます(これも魅力かもしれません)。

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白川ロイヨ
作品へ
(2021-03-07)

こんにちわ。この作品を読んで最初の感想は「なぜ世界の終わりなのだろう?」でした。 私には救いがある明るい詩に読めました。 おそらくそれは第一連と第二連の >> つまりさ、 >> そこに居てくれるだけでいいんだ >> つまらない話しかもしれないけど >> そこに居てほしい と >> 大丈夫 君がいればいいですから >> そして、元気ですか? から受けた印象が残りつづけたためだと思えます。 そこにいてくれるだけでいいと言える存在がいること、元気でいて欲しい存在がいることはその時点ですでに救われているように思えました。 >> だから菊水をそのまま飲むしかなくて も 飼われるネズミが >> ゴキブリと大して変わらな く見えても >> 水も卵も腐りかけてい ても >> きみならそう言ってくれると思うんだけど >> どうかな? と思えることですでに人生は救われているものではないかな、なんて感じます。 以上の目線で作品を読み解きますと 作品中でも言及されている >> 沸かした夜がどういう夜でも >> 感情があるのは、いいことだよ という言葉こそが最も大切な言葉なのかも知れません。 感情があるのはいいことだと言い切っている、自分がすでに救われていることを半ば以上確信しているのではないでしょうか? その大切な言葉からの展開は >> 一度も 〇〇なかったものの羅列です。 ただ使われなかったこと、その程度のことに絶望をする理由なんてありません。 「ない」の羅列であるにも関わらず極めて明るい前向きな連です。 ここまでは素直に受け取れました。 全然違うかも知れませんが、、、 で問題は >> 私たちという偶像 からの連です。 まず感想としておしゃれで大好物です。言葉のエッジも効いていて流れとしては効果的だと感じます。 ただ意味を語る詩としてその必要性があるかどうかは正直よく分からないでおります。 >> やぁ! ここに居ましたか >> 探しましたよ へと続くための「あなた」への道標かしら、ととりあえずの納得をしました。 そう考えるとすっきりはするな、と。 そしてここからですね。 最後の二連で世界が終わりはじめます。 >> 遠くミサイルが都会に落ちてい きます。 そして >> 腕が一本残っていた 中で >> 道具を使う事のない >> 物としての比喩が >> 世界の終わりとして >> 投下された のです。この二つの連は構造として複雑ですね。 ただ考えてみると「赤ん坊の鳴き声」が落ちるのは「空間の隅」ですし、「ミサイル」が落ちるのは「遠い都会」です。 私の世界(というものがあるとした)には落ちない。 となるとこれ世界、終わってないんじゃないかと勝手ながら妄想しました。 腕一本を用いて筆者がどこかの世界を比喩を用いて終わらせた。 前向きに進んでいく詩なのでは?と思えてなりません。 そしてここに描かれている語り部の内的動機って実はかなりしょうもない感情なのでは?みたいに思えます。 例えば走れメロスの執筆のきっかけのようなしょうもなさが根底にあるのでは?と。 酷評ギルドということで甘えた表現をしておりますが非常に好意的なコメントのつもりです。 そのしょうもなさを作品に昇華する、という構造はとても好ましく思えます。 以上のように読むと詩として閉じた世界を構築なされているように思えます。 そして読み応えもありますし、その向こうにある語り部にも手が届く気にさせてくれます。 ただ以上の感想のようにじっくりと濾過して読まなければ修飾語句に目を奪われがちかも知れません。 そんな言葉で締めさせていただきますが、この言葉は酷評ギルドということでひねり出した気もします。 楽しめました。ありがとうございました。

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百均
ABさんへ
(2021-03-09)

ABさん レスありがとうございます。 >力作で、好きな雰囲気です。 >抑えたままの描写でも徐々にたかまって、一度も~~でたたみかけるような感情になっていくのも、意味としても、音としても、感情移入としても読み手と書き手と相互反応があるようで、いいなぁ、と。 この作品の構造というか僕自身の手癖になっちゃってる感じなんですけど、そこら辺を端的に指摘いただいたという感じですね。ここら辺が所謂作り物みたいな印象を持たれてしまうかなとは思うんですけど、作品を作る時の流れみたいな感じで、意識している部分は結構ありますね。僕なりの起承転結というよりは序破急に近いかもしれませんが、みたいな物を作品の中に持たせようとするとき、大抵こういった作りになってしまいます。とはいっても、適当にじゃぁ書いてるのかというとそうではなくて、読み手を引き入れて作中にとりませようとするときの始まり方は何が適切だろうか、というのは自分が読み手であったときにどういう始まりなら引き込まれてどういう展開を進めて行けば読まれるだろうかといった漠然とした疑問に対する回答だったりするんですけれど、なのでかけられる音楽はないけどちょっと聞いてよみたいなスタンスっていうんですかね。そこら辺は地味に大事にしていたりします。 >最後もいい。これでいいのですが、違う言葉と光景も眺めたいと欲も出てきます(これも魅力かもしれません)。 最後の締め方についてはそうですね。今回出してみて、割と急に最後終わってしまっちゃったかなと思っています。ここら辺は改善が必要だと思うので、今後の課題ですね。といってもいつも僕の中で疑問なのが終わり方ですね。終わらせることはこうして少しかけるようになったのかなと思うんですけど、なんか終わらせるために終わらせてしまったような気がしていて、終わらせるために終わらせない為には長く書いて落としどころを探すくらいしかないのかなみたいな感じで思って銃声みたいな物を書いたりするんですけど、長すぎても退屈になってしまいますからね。 今後の課題として、短いストロークの作品はちょっと書いて行かないとなと思いました。ただ、色々褒めていただいて恐縮というかありがとうございました。次も頑張ります。 レスありがとうございました。

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百均
白川ロイヨさんへ
(2021-03-09)

白川ロイヨさん レスありがとうございます。 なんか頂いた言葉でなるほどなと思う箇所ばかりで、ありがとうございますという感じです。 >私には救いがある明るい詩に読めました。 これは僕自身の書いている時のテンションみたいな所もあるし、自分の作品を対象化して受け取るみたいなのが割と苦手ではあるので、自分の作品が僕は読めないんですね。レスを貰うと気が付かせてもらう事って滅茶苦茶あって、それは酷評でも好評でもというか所謂評価軸の判断みたいな所で気が付く事もあるんですが、大抵の場合は、こうやって素直に読んでもらった感想をもらったときに見えてくる相なんですよね。(だったらなんで酷評ギルドやってんのかみたいな話でもあるんですけど、ここら辺は真剣に相手の作品と向き合ってレスを書く時に嘘を付かないみたいな所でもあるので、それはそれって話なんですけど)といったときに、確かに作中話者ってもう既に救われているのかもしれないなと思いました。なぜかといったら、それは >そこにいてくれるだけでいいと言える存在がいること、元気でいて欲しい存在がいることはその時点ですでに救われているように思えました。 >>> だから菊水をそのまま飲むしかなくて >も >飼われるネズミが >>> ゴキブリと大して変わらな >く見えても >>> 水も卵も腐りかけてい >ても >>> きみならそう言ってくれると思うんだけど >>> どうかな? >と思えることですでに人生は救われているものではないかな、なんて感じます。 この関係性が描かれている訳で、作中話者にはこういった話題を呼びかけて話せる対象が存在しているからって事ですよね。 >以上の目線で作品を読み解きますと >作品中でも言及されている >>> 沸かした夜がどういう夜でも >>> 感情があるのは、いいことだよ >という言葉こそが最も大切な言葉なのかも知れません。 >感情があるのはいいことだと言い切っている、自分がすでに救われていることを半ば以上確信しているのではないでしょうか? ここもなるほどって感じで、いやおっしゃる通りだなと思いました。結局のところ、世界の終わりみたいな事をしゃべっている時に、多分ですけど喋っている相手が目の前にいて、この作品の中で語られている会話が出来る状態である事って、滅茶苦茶幸せだろうなと思いました。本当に世界が終わってしまって、終わってしまう事を一人で確かめないといけない状態になる時に、感情を共有する相手がいないという状態って不幸だよなと気が付かされました。そういう意味で、結局のところ、僕自身が志向している作品の描き方って結局の所話せる相手がいる事って幸せだし、それでいいんじゃないのかなみたいな所に落ち着くよなという事にも気が付かされました。最近、僕は結構作品を描く事自体がコミニケーション的な所から逃れられる事ってあんまりないよね(それは誰かに読まれるという事をこの場で要求しているという前提があるけれども)と思っていて、そこら辺の喜びっていうんですかね。それが会話の節々で、描かれている言葉そのものの意味というよりは相手がいてその相手に対して言って仕舞えば下らないやり取りが出来てしまうということの愚かさというか幸福(なので世界は本当に終わる訳ではないみたいな感じ)って発想につながっていくのかなと思いました。 >で問題は >>> 私たちという偶像 >からの連です。 >まず感想としておしゃれで大好物です。言葉のエッジも効いていて流れとしては効果的だと感じます。 >ただ意味を語る詩としてその必要性があるかどうかは正直よく分からないでおります。 >>> やぁ! ここに居ましたか >>> 探しましたよ >へと続くための「あなた」への道標かしら、ととりあえずの納得をしました。 >そう考えるとすっきりはするな、と。 ここら辺の指摘については上記書いた返事からもっていくと、確かに不自然な展開で、前段の内容と切れてしまっているなと思いました。つまりあなたとの会話が切れてしまっているみたいな所で、概念を平すら並べているだけなんですよね。この二連については概念同士の対話と、対話していくことでずれていく事、ずれていった先にあなたがいるみたいな感じの思いがあったのかな、とか白川さんからの指摘を受けて自分で思っちゃうんですけど、今思えば多分作中話者とあなたでもっと会話させた方がよかったなと思いました。 多分「一」の連の主語を作中話者において、そのあとの連をあなた目線を主語にして語らせるとかですね。展開の仕方がぶつ切りで、これはいかんなと思いました。ご指摘ありがとうございます。 >のです。この二つの連は構造として複雑ですね。 >ただ考えてみると「赤ん坊の鳴き声」が落ちるのは「空間の隅」ですし、「ミサイル」が落ちるのは「遠い都会」です。 >私の世界(というものがあるとした)には落ちない。 >となるとこれ世界、終わってないんじゃないかと勝手ながら妄想しました。 > >腕一本を用いて筆者がどこかの世界を比喩を用いて終わらせた。 >前向きに進んでいく詩なのでは?と思えてなりません。 ここら辺は割とその通りだなと思ってしまったので僕からいえる事はあんまりないですね。 こうして答えてしまうと答え合わせみたいになってしまってしょうがないんですけど、でも実際はそうじゃなくて、こうして指摘をもらって自分で書いたものが分かってくるというのは正にこのレスだったりしますね。なぜ腕一本なのかというと、例えばこの詩を書いている人間を主語にするでもいいですし、特に設定は書いてないので、作中話者やあなたに対して読み手側ですきなものを代入してくれって感じなんですよね。多分そこら辺の細かい指定を進めて行くなら僕は多分小説に起こした方が伝わると思ってしまうから。そうではなくて、僕がやりたいことっていうんですかね、それってこの会話の中でやり取りされる事の全や、応答であって、応答の中に展開される目線のやり取りみたいな所だったりするんですよね。なので、行ってしまえばこの作品に描かれている世界の終わりは腕一本で書き上げた世界の終わりであるし、あなたに対して喋ったことですっきりしてしまった世界のお話であるし、なので、次の世界に生きましょう見たいな感じで締めくくってるよなと思いました。 みたいな感じで白川さんからの指摘を受けて自分の作品から距離をとって再解釈する事ができました。 >そしてここに描かれている語り部の内的動機って実はかなりしょうもない感情なのでは?みたいに思えます。 >例えば走れメロスの執筆のきっかけのようなしょうもなさが根底にあるのでは?と。 >酷評ギルドということで甘えた表現をしておりますが非常に好意的なコメントのつもりです。 >そのしょうもなさを作品に昇華する、という構造はとても好ましく思えます。 この指摘についてはおっしゃる通りだなという感じです。僕が書いている事の根底みたいな部分を探っていくと、結局の所書くべき事なんてどこにもない、あるのは女々しい感情がついて回る出来事ばかりだみたいな着想があるんですよね。なのでしょうもない始まりをどうやって書いて行くのかっていう動機はしょっぱいけど描き方はいくらでもあるよね。みたいな所でしょうか。なので、ベースは世界終わってるよね(いや終わってんのはお前の方だよ)みたいな始まり方なんですけど、それをどういう風に組み立てて物を書いて行くのかみたいな所ではあります。これ自体がどうしようもない考えだとは思うんですが僕に書ける事ってそれくらいなんですよね。走れメロスも結構ちゃんと読んでいくと割と滅茶苦茶でいい話じゃないよなみたいな突っ込みができるけど、なんかいい話みたいな感じで読まれてますよね。でも始まり方は印象的で多分読んだ事ある人ならわかるだろうなっていうライティングの強さはあるし、読ませる側の意識を酔わせる力ってあるよねみたいな所で、突っ込みどころは満載だけどでもなんか受け入れちゃうみたいな所の強さは手に入れたいな見たいな思いはあります。 >以上のように読むと詩として閉じた世界を構築なされているように思えます。 >そして読み応えもありますし、その向こうにある語り部にも手が届く気にさせてくれます。 >ただ以上の感想のようにじっくりと濾過して読まなければ修飾語句に目を奪われがちかも知れません。 >そんな言葉で締めさせていただきますが、この言葉は酷評ギルドということでひねり出した気もします。 この点については確かに課題だなと思います。というのは、結局の所この作品で使っている展開についてはABさんのレスでも書きましたが、手癖に寄っている部分があるというのと、「一つの」で始まる所や概念をぶつけている箇所の書き方自体が少し派手で、不細工って所ですね。最初の話題の提示の仕方や菊水みたいなガジェットの使い方も変に惑わせる要因かなと思います。後は作中話者とあなたの目線をもう少し分化して読みやすく加工するみたいな作業は必要かなと思いました。ここら辺の書き方は割と感覚で処理しちゃってるので、右肩さんのレスでも少し書きましたが、作り物みたいな意識や作中話者の会話している内容の肌触りみたいな所が人工的にならないようにしつつ、読み味を付けられたらなと思います。 レスありがとうございました。

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