君の写真 - B-REVIEW
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君の写真    

君は僕の描いた絵が怖いといった。 怖い絵を描いたつもりはないけれど、君が怖いというのだからきっと怖い絵なんだろう。 ・ いつだか、ラジオから流れてきたその曲は何だかとても凄惨だった。 「分かる」とか君がいいだしたから、目をそらすような素早さでとにかく慌ててチャンネルを変えた。 ・ 君の撮った写真にはほとんど人の気配がない。どれも神経質にきっちり水平垂直で少し気味が悪いくらいだ。 「君の写真のほうがよっぽど怖いよ」と返したら、君はなぜかとても嬉しそうにはにかんだ。 おそらくもうとっくに手遅れだった。


君の写真 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 11
P V 数 : 821.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-09-04
コメント日時 2017-09-20
項目全期間(2024/03/28現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
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構成00
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閲覧指数:821.8
2024/03/28 23時50分59秒現在
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    作品に書かれた推薦文

君の写真 コメントセクション

コメント数(11)
survof
(2017-09-06)

花緒さん ありがとうございます。感覚を共有して頂けたのがとても嬉しいです。どこからどう見てもヘタクソな文章なので(感傷的なものを書こうとして派手に失敗してる文章に見える)、この奇妙な感覚は伝わらないままスルーされるか、影で揶揄されて終わるだろうな、と思っていたのでとても嬉しいです。 実は当初この3倍くらいの分量で、全体のまとまりや繋がりをかなり意識して書いた散文だったのですが(それが果たしてまとまりのある文章だったかはさておき...)、とても感傷的な仕上がりになってしまったのが気に入らず、そこから無駄だと思えるものを片っ端から削いでいったり、細部を何度も書き換えたりした結果こうなりました。推敲の段階では、花緒さんが言及しておられる「気持ち悪い感じ」「何度か読んでも、やはり変な感覚」というのには自分でも気付かず、出来上がってみて初めて「あ、なんかこれ気味が悪い」と自分でも感じたという経緯があり、作為的にこの感覚を作った訳ではないんです。自分で読んでもあまりに気味が悪かったので、全面的に書き直そうかとも思ったのですが、ただ、その気味の悪い感じが、ちょうど自分が表現しようとしていたことに実はぴったりなのかもしれない、ということに気づいたので、そのままでいくことにしました。 この「変な感覚」は意図的に作り出したものというより自然発生的に生まれてしまったものなので、その感覚のカラクリは自分でもはっきりとはわからないです。ただ自己分析してみて、おそらく文章が分断されている(つまり文章が全体としてものすごくヘタクソである)ことが主な原因ではないかな、と思っています。文章が論理的に、あるいは情緒的にこの次繋がっていくのだな、と頭が経験的に予測し、その次にむけて待ち構えているところで突然繋がりが失われてしまう。連の区切りである「・」の使用も当初は長めの散文を章ごとに区切る意味合いで使っていたので、全く別の意味をもっていたのですが、最終的にはその分断に一役買っている気がします。文章がどれも「〜だ」「〜た」で終わってるのもかなり大きいと思います(これも意識的に行ったわけではないのですが...)。これで全体のリズムや繋がりが著しく損なわれている気がするんです。だからどこか気持ち悪い。もしかしたら内容そのもの(例えば「怖い」という言葉の濫用)よりもむしろ、こうした文体由来の気持ち悪さの比重が大きいのかもしれないと感じたりしています。 もしこの文章を読んで似たような奇妙な感覚を覚えた方がいらしたら、是非感想をお聞きしたいところです。 コメントありがとうございました!

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survof
(2017-09-06)

追記:文章の分断そのものよりも、その分断に気付かずに書かれた文章であるというのが気味の悪さの本当の正体なのかな、という気もします。

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まりも
(2017-09-10)

survof さんの「自己分析」感心しながら拝読しました。他者の眼で、自作を見るということは、とても難しいことでもあるので。 私が、面白いと思ったところは、ラジオから流れて来る曲が〈何だかとても凄惨〉ということを、二人は共有している、ということ、です。でも、〈君〉は、凄惨だ、という気持ちには共感するけれど、それが嫌だからチャンネルを変えてくれ、とは言っていない。〈君〉もきっと、聴きたくないだろう(凄惨、ということを、僕と同じように感じてくれているのだから)と、〈僕〉はチャンネルを変えるけれども・・・凄惨だけれども(だからこそ)興味をそそられて、聴いてみたい、と、〈君〉が思うことはないのか。そんな、ちょっとひねくれたことを考えたりもします。 絵の怖さ、に対する、二人のずれ。写真の怖さ、に対する、二人のずれ。〈僕〉の絵は、どんな絵なのか示されていないけれど・・・写真の方に人がいないのであれば、絵の方は人を描いているのかもしれない。二人が怖い、と感じるシチュエーションやムードが、真逆だったら・・・二人の関係は、〈もうとっくに手遅れだった〉のも、当然の成り行きでしょう。 ・・・とするなら・・・凄惨、という感覚を共有している二人が、その凄惨さに対して、どのようなたいおうを取るか、その対応の違いが、二人の関係の将来に関わって来るのだろう、と思います。 チャンネルを変えた時の、〈君〉の態度が、さりげなく示されていたら。また、〈僕〉の絵に、何が描かれているのか(ここは、読者の想像に任せる、という方法もあるでしょう)そんな案が浮かびました。

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survof
(2017-09-10)

まりもさん いつも丁寧に読んで下さり、ありがとうございます。他の方の作品へのまりもさんのコメントもよく読むのですが、詩の読み方や書き方について学ばされる点、新鮮な点が多々あり、いつも興味深く拝見させて頂いています。 <凄惨だけれども(だからこそ)興味をそそられて、聴いてみたい、と、〈君〉が思うことはないのか。そんな、ちょっとひねくれたことを考えたりもします。> このコメントはとても嬉しく思いました。この作品で自分が表現したいと思ったことがいくつか明確にあるのですが、その一つがまさにこれに近いことだったからです。全体の読みも、この路線でもっとひねくれて読んでいただいたほうが自分の意図をもっとお伝えできたのではないかと思うのですが、そこは完全に自分の技量不足です。 <チャンネルを変えた時の、〈君〉の態度が、さりげなく示されていたら。また、〈僕〉の絵に、何が描かれているのか(ここは、読者の想像に任せる、という方法もあるでしょう)そんな案が浮かびました。> なるほど。そうですね。確かに最初のセクションは、推敲していく過程でも一切いじることなく、最初に書き起こしたときからそのままだったので、工夫が足りない部分だな、とご指摘を受けて思いました。中間部分はかなり悩んで何回も書き直したのですが、なかなかうまい表現が見つからず、でも、もっとうまい書き方があったと思います。ご指摘ありがとうございます。 これは今回一番力量不足を感じた点なのですが、「もうとっくに手遅れだった」ものが果たして本当に「僕」と「君」との関係だけだったのか、「感覚のずれ」以上の何かがあったのではないか、そもそもこれは二人の関係に関する作品なのか、といった部分へのもっと深い読み、まりもさんの言葉を借りれば一種の「ひねくれ」た読みにもっと読者を誘いたかったな、というのが正直なところで、かといってあまりそれをダイレクトに全面に出したくはない。表現の引き出しが少ないというのも原因の一つだと思うのですが、表現したいと思っていることを、きちんと読者に伝わるように表現するというのはとても難しいことなんだ、と自分で書いてみて改めて、文章のプロの方達の凄さを感じています。今後の課題としていきたいと思います。

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survof
(2017-09-10)

コメント修正:「全面」(誤)... 正しくは「前面」です

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m.tasaki
(2017-09-14)

こんばんは。 「怖い」、「凄惨」、「気味が悪い」、「手遅れ」といった言葉に、何か複雑な作者の心理が映し出されているように感じました。

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survof
(2017-09-14)

m.tasakiさん コメントありがとうございます。複雑なだけになかなか表現するのが難しいものですね。精進します!

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ふかお
(2017-09-17)

survofさん、こんばんは。終連の 少し気味が悪いくらいだ。 と、 おそらくもうとっくに手遅れだった。 が、無いほうが私の好みでした。でも、面白い詩だと思います。

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survof
(2017-09-17)

深尾貞一郎さん コメントありがとうございます。こういう具体的なご指摘はとても嬉しいです。ご指摘の二つの表現は最後の最後まで入れるか入れないか悩んだんです。個人的には「僕」がどう感じたかは極力排除しほのめかす程度にしつつ読者に読み取ってもらいたいな...という気持ちがあって、どちらの表現も当初はなかったものなんですが、これだとあまりに宙ぶらりんで伝わりにくいかな...という気もして付け加えたんですが、改めて読んで見て、やはりご指摘の通り、どちらもないほうがしっくりくるような気がします。特に最後の一文はやっぱりどう考えてもわざとらしいというか、余計ですね。ありがとうございました!

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森田拓也
(2017-09-20)

おはようございます。 大切で親密な関係であるはずの「君」と「僕」がどこか不思議に奇妙な感覚で擦れ違っていますね。 その擦れ違い方がとてもかっこいいです。 この詩の世界観が僕は大好きです。 最終行のぞっとするような感覚、とてもスリリングに効いていますね。

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survof
(2017-09-20)

森田拓也さん こんにちは。コメントありがとうございます。世界観が好きと言ってた頂けるのはなによりも嬉しいです。最後の1行、人によって感想が別れる部分かもしれないですね。何かしら感覚を共有できてとても嬉しいです。

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