醜さの実存 - B-REVIEW
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醜さの実存    

 心は、心はもつとも複雑に候。破裂をしそうなガラスの合間で、強靭に光るのだから。ふりかかる苦しみから、ポエトリーをこじ開けそれを打破するのだから。虫を虫と云うからには、しっぽでなくて真實の光景を掴みとつて居なければならない。蝶を蝶と云うには優しくなくてはいけない。 爪ぐる、紙に傷付きます。するどい、此のようにひとから下位しく有る妍(うつく)しさを不安に思つたりたくましく愛したりする者なり。我の声に白塗りの廃人が沈黙す。  「コピー用紙」は、彼女は、彼女は初めから何もない者であり、故に此の荒涼や、静寂、そう云つたはものは存在しない、あのひとの中にそれらは有り得ない。あのひとと、腐敗したひとつの神経。それと戯れて、あのひとの志し夢と云うのもまつたく怪しく、眼光の裏で押し付けられる唇が塵のようにその辺を浮上しているままで良いと、そう思う。あのひとが、正直の心に耐える筈はないのだ。彼女の孤立と偽造と挑戦を憎しみ、紙でこそ裏と表が有るのだが、「彼」からは嘘も誠も教えてはもらえない。 汚れたものは汚れて居る。 ただそれだけなのだから、気にしない。 そうね、何か大きなもの、目に鮮やかなものについて自制をさせたい。美人だとか巨人とか、「自分さえ」と思う生半可な人間の動物性は目にやらしいのだつた。そう云うふうにカネと云う名なら関わるべきでは無いだろう。



醜さの実存 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 1508.6
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-12-27
コメント日時 2021-01-03
#動画 #縦書き
項目全期間(2024/03/29現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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閲覧指数:1508.6
2024/03/29 14時34分24秒現在
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    作品に書かれた推薦文

醜さの実存 コメントセクション

コメント数(6)
白犬
作品へ
(2020-12-29)

面白かったです。てんまさんは、書くだけの才と欲、痛みを持って居る人に見える。ただ、らすと2連は私的には納得しかねました。いわゆる酸っぱい葡萄になって居ないか?と。その懊悩がてんまさんの文章の面白さに繋がって居るとも思いますが、そこに拘泥してしまうと、思考が浅いとこで止まってしまうのではと(ただ、最後のせんてんすは好き) もっと深化出来る人だと感じてますん。動画はまだ見れてないので、時間がある時に、ゆっくりじっくり見てみます。

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エイクピア
作品へ
(2020-12-30)

蝶を蝶と云う。汚れたものを汚れて居る。虫を虫と云う。真実の光景の把握。優しくなければ。紙の裏と表。あの人が正直の心に耐える筈がない。大きなものや目に鮮やかなものについての自制。タイトルの醜さの実存。心の複雑さを遠回しに説明しているようにも思えました。ちらと出て来た「彼」と「彼女」はそれぞれ孤立した恋人同士ではないかと思いました。

抒情:0% 前衛:0% 可読:0% エンタメ:0% 技巧:0% 音韻:0% 構成:0%  
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鱗子(揶白)
白犬さんへ
(2020-12-30)

コメント有難うございます。この日、これを書いた日、怒って居たので、ブレて、確かに偉そうなポエムになってしまった事が有ります。だが、形は二の次で感情的に書きたく、それはまた自己の成長を併せますので本当に形が崩れたものになってしまった。と云う事です。 痛みについてはよく考えて居ます。

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鱗子(揶白)
エイクピアさんへ
(2020-12-30)

コメント有難うございました。

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作品へ
(2021-01-03)

てんま鱗子様 拝読しました。「貌」という字の孕む、美醜、そしてある種の軽薄さという二つのイメージが浮かびました。括弧付きの「コピー用紙」というモチーフもまさしくですね。秀逸でした。 それと「夢とリアル」でもそうでしたが、あなたの詩は誰かに語りかけていて、しかもそれが決して読者ではない、あなたの知っている誰かなのだろうと想像できるところが素晴らしいと思います。 動画を拝見して、変わりやすいものや移ろいやすいものに対する忌避感を感じました。しかし、結晶のような堅固さと同時に炎のような変容こそが文化の生命ではないかと僕は考えます。そして、この結晶と炎のバランスを問題にしているという点で、我々は合意できるはずです。 コメントしていない作品もありますが、あなたの詩がとても気になっており、ときどき読んでいます。素敵な詩をありがとうございました。

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鱗子(揶白)
&さんへ
(2021-01-03)

これを書いたのは、怒りとして書いてみる、とか、自由とか、宛どない情熱です。 人の言葉転換機能の首の座らなさとか。自分の詩の花木の定常化。 &様のお話速くついていけないところがあり、ちょっと考えますね。文化の流れ、文化そのものの流れ、と云うとまた考えた事が無い事で、コメントの活字を正しく拝読できていないでしょうけど、とりあえず、人が結晶を作るだなんて、とも思います。或いはそれとも、「文化の結晶」であったり、とても美しい言葉であり、「炎のような変容」も、私は勇気が湧きました。 構造主義的に、どうしても人が何らかモダニティになった時、心の終わりを感じていたのです。高いデザイン性により、目として怒る機能が閉じられます。それで失う所はロギアの力で。 人工と生のバランスとして取れてるのが華道。 触れていなくちゃ思想なんて花は何ににも繋がりません。

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