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みゅーじっくはうす    

プロペラが回る高い天井と かき氷のブルーハワイは 沖縄の島を連想させる ヘリコプターと青い海の距離が どの位なのかを私は知らない 兵士が着ている迷彩模様は 裸になっても付きまとう鎧 魂の色を束ねられても 指で数えた分だけ年を取る 誕生日にケーキは食べましたか? 好きな唄は歌いましたか? 沖縄の音楽を巡る時 私は膨よかな風を感じる それはたんぽぽが綿毛を飛ばし 辿り着いた場所で根を張るような 命の輪廻を伝える風だ 島唄のメロディが流れる頃 プロペラは止まりかき氷は溶けた 短い夏だったと思いながら ビーチサンダルをゆらゆらと揺らし このまま船に乗れたら良いのに 手拍子で閉める海の家の鍵 来年まで誰が預かるだろう?


みゅーじっくはうす ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 11
P V 数 : 785.7
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-08-10
コメント日時 2017-08-17
項目全期間(2024/04/17現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:785.7
2024/04/17 04時01分51秒現在
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    作品に書かれた推薦文

みゅーじっくはうす コメントセクション

コメント数(11)
kaz.
(2017-08-10)

返詩カルチャー万々歳なので、返詩を書きます。 「なあ君、襲撃者エクゼドライブって知ってるか?」 ぼくはこたえない アダマのアーマーで アーケードゲームをしながら 流れてくる画面の中のスイッチの一つが 島の起爆につながると知っているから ぼくは鍵をそっと取り出す そして コイン入れに差し込み こじ開ける メカの風通しを良くする そしてその中にそっとオスプレイやら環境破壊やらを みなまとめて蔵う さあ、ここで定番の 島唄のお出ましだ。 アダマアーマーは脱げ落ち ぼくはぬらりゃんゆらりゃんと、 台風のその豆腐のような角で殴られる、 鋭い痛みが、 かき氷を溶かす、

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ミナト螢
(2017-08-10)

kaz.様 返詩を書いて下さり有難うございますm(_ _)m スリリングとユーモアのバランスがギリギリな感じで上手いですね。

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水星
(2017-08-11)

曲を一曲聴く、ような時間感覚で読みました。 さらりと入ってくるまとまりのある言葉に流されそうになりながらも、気になってもう一度再生してみると、三、四連目の絶妙な書き方に気づきます。 「手拍子で閉める海の家の鍵 来年まで誰が預かるだろう?」 最後のこの部分、抜群に良いと感じました。 「短い夏だった」と感じるこの人物にはどんな背景があるのだろう、と想像が膨らみます。

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ミナト螢
(2017-08-11)

花緒 様 仰る通り、説明的な表現は、控えた方が良かったですね。流れがギクシャクしてしまいます。 こちらでレビューを頂く事で、自分の創作に対する意識や、作品の質が変化しているように思います。 自分がどんな詩を書けるのかを、厳しい目で見守りたいです。 有難うございました。

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ミナト螢
(2017-08-11)

水星 様 丁寧に読んで下さり有難うございます。 レビューが素敵過ぎて、私から申し上げる事が見当たりませんm(_ _)m ラストの部分は、短い夏の終わりの切なさや、次の夏への余熱として海の家の鍵を使いました。

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なかたつ
(2017-08-11)

 一読して、考えなければならないと思ったのは、この語り手がどこにいるのか、ということ、空間と時間の拡がりです。  「沖縄の島を連想させ」ているのですから、沖縄とは違う場所にいて、沖縄のことを想っているのでしょう。天井とブルーハワイという構図からヘリコプターと青い海という飛躍は鮮やかです。  「迷彩模様」のくだりは、語り手の一方的な視線や想いであり、兵士当事者は何を考えているのか、その想像はなされていません。ただ、語り手と兵士が同じであるのが「指で数えた分だけ年を取る」ということ。だからこそ、誰しもがするであろう「誕生日にケーキを食べましたか?/好きな唄は歌いましたか?」ということを確認したくなってしまったのでしょう。  沖縄の音楽を聴いている時に吹いた風を膨よかだと感じているのも、沖縄とは違う場所にいながらでしょう。そういった当たり前の風がいつもとは違って感じる時、たんぽぽが綿毛を飛ばすのもいつも吹いているような当たり前の風でありながらも、その意味合いが違って見えてくる、この表現もまた鮮やかです。  想いを巡らしている最中、その思考の旅の終わりを告げる合図が「プロペラは泊まりかき氷は溶けた」ことであり、その展開がわかりやすいです。  「手拍子で閉める海の家の鍵/来年まで誰が預かるだろう?」とありますが、勝手ながら僕のエゴをぶつけてさせてください。この語り手はおそらく、海の家の天井にあるプロペラやそこで食べているかき氷を見て、沖縄のヘリコプターや青い海を想像できる人です。では、夏の間だけ開店している海の家は、秋・冬・春になると何をしているのでしょう。そこに存在し続けて、来年になればまた開店するはずでしょう。だからこそ、「来年まで誰が預かるだろう?」という想像が働き、この想像をすることが僕は好きです。ただ、もっと想像して描いて欲しかった、というのは僕のエゴであり、そうすると全く違った作品になってしまいますから、これはこれで、こういった想像ができる人がいるということで安心しました。  もしかしたら、この海の家のオーナーが沖縄出身であったり、というより、この場所が一体どこであるのかだったり、他のお客はどこから来て、何を食べているのだろうか、この語り手だってどこからか来ているのか、それともご近所さんなのか、沖縄は異郷でしょうが、海の家もまた特別な異郷であるような気がしました。  最後の最後になって、いや、語り手はどこかの海の家にいるわけではなく、沖縄本島のどこかライブ付き居酒屋にいるのではないか、とも思ってしまいました。

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ミナト螢
(2017-08-12)

なかたつ様 詳細なレビューを有難うございます。 私がどこにいるのかにつきましては、沖縄に対する思考の旅が中心になっているのと、空間的な広がりを出せずに終わってしまったので、居場所を海の家に定着させるのが、少し難しかったように感じます。

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渡辺八畳
(2017-08-12)

これは題名がとても良いです。詩の評価の半分は題名によるものなぐらい。 全体的に見ても佳作だと思う。

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ミナト螢
(2017-08-12)

祝儀敷様 コメント有難うございます。 題名から構想を膨らませた作品なので、とても嬉しいです。

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まりも
(2017-08-17)

〈兵士が着ている迷彩模様は 裸になっても付きまとう鎧〉 ここ数週間の、アメリカと北朝鮮のチキンレース(そこに便乗するかのような、日本の対応)を思い合わせながら、兵士は兵士であることを、肌にしみこませてしまうのかもしれない、そうさせられてしまうのかもしれない、と思い・・・兵士が「戦う者」として、戦地に送り込まれることがないように、と、祈ってしまいました。 なかたつさんの評に乗せていただきつつ、作者が「思いを馳せる」ことのできる人であることが嬉しい。 沖縄でお世話になったタクシードライバーさんが、オスプレイが飛ぶのを見て、「沖縄らしい」と喜ぶ本土の観光客がいる、と話してくれて・・・思わず絶句する他ありませんでした。基地と切り離せない沖縄、それで、本当によいのか?良いわけがない、けれども・・・ブルーハワイ、アメリカンミュージック、ハンバーガー・・・さんぴんちゃ、島唄、ごーやちゃんぷるー・・・ふくよかな風、海の家。 なんだかまとまりのない「感想」になってしまいましたが。

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ミナト螢
(2017-08-17)

まりも様 コメントを頂き有難うございます。 兵士も生身の人間であるということを、この詩を通じて確認したかったんだと思います。 沖縄について、もっとたくさんの事を知っていたら、なかたつさんの仰る通り、別の作品を書いていたでしょう。

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