病葉堆積 - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

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病葉堆積    

病葉堆積 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 10
P V 数 : 2159.3
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 36

作成日時 2019-07-25
コメント日時 2019-08-02
#テキスト #画像 #コンクリートポエム
項目全期間(2024/04/27現在)投稿後10日間
叙情性99
前衛性44
可読性77
エンタメ11
技巧77
音韻33
構成55
総合ポイント3636
 平均値  中央値 
叙情性30
前衛性1.30
可読性2.30
 エンタメ0.30
技巧2.31
音韻10
構成1.70
総合121
閲覧指数:2159.3
2024/04/27 05時03分44秒現在
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    作品に書かれた推薦文

病葉堆積 コメントセクション

コメント数(10)
こうだたけみ
(2019-07-25)

即興ゴルコンダ(仮)2019.6.24投稿。 お題は自分が出しました。 真っ黒い背景のサイトはこちら。 http://golconda.bbs.fc2.com

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こうだたけみ
(2019-07-25)

注記:渡辺八畳さんの投稿を見て、画像だけで投稿することもできるんだー! おもしろい!と思ったので投稿の仕方を真似させてもらいました。内容はオリジナルです。

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survof
(2019-07-25)

あまりにもたくさんの言葉たちが、しかもそのどれもが痛みに怯えた身体の吐き出す吐瀉物かもしれないのに、蛍の光ほどの儚さも許されないまま、少しばかりの明と滅を繰り返して、深く深く沈殿して行く様は本当にまるで有機物の腐敗のようで、あるいは自分が書いた言葉たちも何かの拍子にぽろっと落ちるようにして欠けて壊死してしまった自分の生身の身体の一部なのかもしれなくて、それはたった今この瞬間にも次々と置き去りにされていく「現在」という錯覚が私の身体を盾にして背後に隠れ込んで行くその狡猾さにもとてもよく似ていて、笑って過ごしているどんな瞬間も置き去りにされた私の身体はいつもたった一人で、嫌いな深緑色の影の不穏なささくれから逃れることはできないはずで、まるで次々と自分の身体がその度ごとに埋葬されて落ち葉のように次々と積み重なって行くのを、朝の紅茶を飲みながらぼうっと眺めているような、そんな私の感覚とどこか共鳴するものがあるような感じがしました。 あと、黒い背景と、各連の導入の崩しが、「堆積」とか「沈殿」みたいな感覚を生み出しているように感じられて効果的だな、と思いました。 >死とは暗い緑色をしている これはなぜか自分も結構共感できるところがあって、深い緑色はなんだかとても不穏な色で、私を凄まじく不安にさせる色です。他の色とセットになっていない限り単体ではなかなか好きになれないので、おお、やっぱそうか、とちょっと嬉しく思ったりもしたのでした。

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砅氿
砅氿
(2019-07-25)

タイトルと読む時の目線から何となく回りながら落ちていく葉が連想されます。緩急に掴まれました。端の僅かな歪みに不安定さがあって、ぐるぐる積もる考えがあります。物凄く好きです

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こうだたけみ
(2019-07-26)

survofさんへ コメントありがとうございます。なんと、共鳴するものがありましたか! うれしいです。 これは即興ゴルコンダ(仮)という背景が真っ黒なサイトで、私が出したお題「病葉堆積」に対して自分で書いた詩です。 ゴルは現在の仮営業になってから五年ほど経つのですが、その間ものすごい数のお題が出されていて、お題出しが回ってくるといつもとても悩みます。こんだけ出されてたらもう新しいお題なんてないんじゃないかなって思うくらいに。 そのお題出しに翻弄されている自分の姿と、一つのサイトにたくさんのお題と様々な詩人の詩が積み重なりつづけていることへの目眩と、細胞の新陳代謝を繰り返しながら(たぶんそれは詩を書きつづけることに似ていて)どうしたって死へ向かうしかない生き物としての身体のことなどを想いつつ書きました。 〈死/とは暗い緑色をしているという刷り込み〉は安部公房によるものです。彼の作品には緑色が頻出するのですが、私が最も印象に残っているのは「飢えた皮膚」という短編の最後の一行です。 〈そしてある日、おれの皮膚は死の不安に似た冷たさを感じ、暗い緑色に変わっていた。〉 実は、私は緑系ならどんな色でも好きという極度の緑好きなのですが、この「緑色が好き」という感覚と「死は暗い緑色」という刷り込みは、私の中で対立することなく存在していて。 三年前に父が息を引き取る時に、父の手を母と妹と握りながら、私は、死ぬのは怖くないんだなと理解しました。私が怖いのは、死を迎える過程にあるであろう痛みとか苦しみのほうなんですよね。だから私は、この暗い緑色さえも好きです。むしろ、真っ赤とかショッキングピンクとかのほうが不安になります。笑。

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こうだたけみ
(2019-07-26)

砅氿さんへ はじめまして。 コメントありがとうございます。 ええと、お名前はなんと読むのでしょうか(漢字に疎くてごめんなさい)。 病気になった葉が枝から離れてふわりと落ちては堆く積み上がっていく様を最小限に表せたらいいなと思っていたので、わかっていただけてうれしいです。 それと、「物凄く好き」って久しぶりに言われたのでめちゃめちゃテンション上がりました。またそうやって言ってもらえるようにがんばろうって思えました。ありがとうございます。

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渡辺八畳
(2019-08-01)

想定していた画像投稿機能の使い方をまんまやってくれてうれしい

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藤 一紀
(2019-08-01)

おはようございます。何度もコメントを試みたのですが、なかなかまとまらず8月になってしまいました。未だにうまくまとまっていないのですが、下手なりに書きます。 まず図柄としては、はじめプランクトンのようだと思いました。今日読み直していてみると、泡のようでもありました。前者は《発酵(発光)》、後者は《溺れる》からの連想かもしれません。浮遊のような上方への動きとして見えたのは「黒を背景にした白い文字」というのが関係しているようにも思いますが、上から下に視線を動かすせいかもしれません。なので、堆積という印象ははじめの方はしませんでした。 内容の方では、どうしても音につられてしまうので、「積み」と「罪」、「発光」と「発酵」、「なれない」と「慣れない」などは好きだなあ、と感じます。ただ、同音異義語たけでなく、音の連なりから派生する言葉へ広げていきたくなる傾向、たとえば、ツミなら「摘み」や「つつみ」や「つめ」云々(まだまだつづくので省略)と広げていきたくなる誘惑にかられる私としては、もどかしさも感じつつ、抑制のきいた、まとまりのある作品になっているとほとほと感心するばかりです。 最後の《落書かれた葉》はなんだろうと考えたのですが、「落書き」と「落ち葉」、「枯れ葉」の合成語でしょうか。というか、そう読むことにしました。そして、そこまで読んでしまって、上に目を戻すときに堆積を感じたのでした。

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こうだたけみ
(2019-08-02)

渡辺さんへ コメントありがとうございます。 画像投稿の仕方、真似させてもらいました。よろこんでもらえたみたいでよかったです。 iPhone7だけでできることには限りがあるけれど、いろいろ遊んでみたいと思います。他にもおもしろい使い方があれば教えてください。真似して学びます世阿弥。

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こうだたけみ
(2019-08-02)

藤 一紀さんへ コメントありがとうございます。 うまくまとまらないと思ってもなんとか書いてくださって、よかったです。もしこうして書かれなければ、私は藤さんがこの詩に対して何か思ってくれたこと自体、知る由がないので。藤さんにとって感じるものがあったというだけで私はうれしいです。 > まず図柄としては、はじめプランクトンのようだと思いました。今日読み直していてみると、泡のようでもありました。 たしかに私は「溺れている」と書いてますね。水に関する表現は他にないけれど、頭の片隅にはあったと思います。というか、常にあると言ったほうがいいかもしれません。なかでも暗い深海のイメージを私は好みます。 本作は、即興ゴルコンダ(仮)という即興詩のサイトに投稿したものです。タイトル=お題を私が出しました。ゴルは仮営業が始まってから五年くらい経つのですが、その間に膨大な数のお題が出されています。だからお題を出す時はいつも、私が考えつくお題なんてすでに出されているんじゃないか、新しいお題なんてもうないんじゃないかという気持ちになります。そして、過去のお題をいくつか見てみたりします。沈殿しているものを攪拌するみたいにして。 > ただ、同音異義語たけでなく、音の連なりから派生する言葉へ広げていきたくなる傾向、たとえば、ツミなら「摘み」や「つつみ」や「つめ」云々(まだまだつづくので省略)と広げていきたくなる誘惑にかられる私としては、もどかしさも感じつつ、 はい、今回はかなり意識的に抑えました。たどり着きたい場所があるときや、ふざけた印象を与えたくないテーマで書く場合に、私は言葉遊びを極力減らします。 でも、私もしょっちゅう誘惑に負けます。四月に投稿した「Anemone coronaria」なんかはまさにそう。これはただただ言葉と遊ぶことをたのしんで書いた詩。言葉で遊ぶんじゃなく、言葉と遊ぶ。 > 最後の《落書かれた葉》はなんだろうと考えたのですが、「落書き」と「落ち葉」、「枯れ葉」の合成語でしょうか。というか、そう読むことにしました。そして、そこまで読んでしまって、上に目を戻すときに堆積を感じたのでした。 最後まで読んで、再びタイトルに戻っていただけてうれしいです。《落書かれた葉》は、ご指摘の通り「落書き」と「落ち葉」、そして冒頭に示した「言の葉」の合成語です。つまり、私があちこちに書きつけては堆く積み上がっていく詩の言葉です。 病気になって枝を離れた葉は、堆積するだけでなく、いずれ土に還ります。それは養分となり根から取り込まれ新しい葉になるから、葉は、循環します。だから、藤さんの視線がタイトルに戻って環になったのがとてもうれしいです。

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