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果てしない夜の装いに
果てしない夜の装いに 小さな墓標を添えました 涙が一筋横切って 砂糖菓子の散弾銃 遥か彼方の黎明に 溶けてしまった笑い声 今日もこの手は届かない 果てしない夜の装いに 幼い子供は泣いています 甘美に溶けた白妙に 震える心は秋赤音 確かに開いてた鎧戸の 蝶の鱗粉風に舞い 光はいずこへ行ったのか 果てしない夜の装いに 矮小な私は凍えてる 過ぎゆく人の雑踏に 落下地点の踏切音 通過していく青い顔 いくつも笑った乱杭歯 皆はどこへ向かうのか 果てしない夜の装いに いつか世界は死ぬだろう いつか世界は死ぬだろう
果てしない夜の装いに ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 874.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-08-05
コメント日時 2018-09-06
項目 | 全期間(2024/04/19現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ひょっとしてネット現代詩の流れに乗っていないと捉える方がいらっしゃるかもしれませんが、僕は大好きです。「砂糖菓子の散弾銃」「果てしない夜の装いに いつか世界は死ぬだろう」など光る表現が目についたのでコメントさせていただきました。とてもよくまとまっていると思います。
0ぼくはそもそも詩作経験が浅く、ネット現代詩との違いがわからないのですが、一連の流れはよくまとまった印象を受けます。全体の言葉がうまく繋がっていっているので、気持ちよく読めました。
0stereotype2085様 コメントありがとうございます。 表現は意識して書いたので、褒めてくださって本当に有難いです。 詩を創る時、まとまり良く完成させるのは難しいと感じているので まとまっているという感想は大変自信に繋がります。 これからに活かしていきたいと思うので、よろしくお願いします。
0帆場蔵人様 コメントありがとうございます 私は詩を書くとき、意味ではなく純粋な言葉の持つイメージを大事にしています。 その為、言葉の繋がりに注目してくださりとても嬉しいです。 これからも、もっと言葉の化学反応を磨いていきたいと思うのでよろしくお願いします。
0読後に韻律からくる余韻が印象に残りました。汚れちまった悲しみにという中也の詩も思い起こさせるようでした。三文字で表記されたいくつかの言葉がアクセントになって気になります。
0重力様 コメントありがとうございます。 この詩を書く前、中原中也の詩集を読んでいるので、影響は確かに受けています。 哀しい雰囲気の詩を好んで書いているのでそういったものが余韻として伝わっていれば幸いです。 読んだ後、なるべく長く詩の空間に 浸れるように作っていこうと思うのでよろしくお願いします。
0こんにちは。言葉使いが抽象的で、もうすこし追いつめ作業をした方がよいように思いました。全体的に雰囲気寄りのような印象が強いです。
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