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記憶の帰路
ただ息というものが 淡く長く続く その無明長夜の果てに佇む 郷土の記憶の帰路 ススキとセイタカアワダチソウの そのささやかな花束の海が そっと波打つのを横目に 星散る寂寞の風の中に ふっと歩みを任せていったんだ 僕は失くしてしまった 何を失くしてしまったのか それすらもわからぬまま ただ失ったから この帰路を一生辿っていくんだろう
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記憶の帰路 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 404.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-11-07
コメント日時 2025-11-08
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
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| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


まず~ススキとセイタカアワダチソウの、そのささやかな花束の海が~ って表現にピンとこない。花というよりも彼ら(敢えてそういう)は雑草ですからね。 タイトルからして記憶の旅路でしょうが、 直接目にした草花の名前を出すのならば、 そのような写実光景で素直に書き通したほうが、 読み手には素直に伝わると思いますよ。 綺麗な表現を意識して作り過ぎている。 この記憶なんちゃらのイメージをシュールにぶっ壊してみたいのならば、 ダリの「記憶の固執」という絵画も、 言葉を意識して眺めれたならば、 発想の展開にもつながるやもしれませんよ。
0いい詩ですね。テイムラーさんの独特の抒情、柔らかく温かみのある抒情がある。寂しげでいてそれでいて孤立していない。テイムラーさんの核心が揺るがないからだと思う。ただ!この前のヨーロッパ礼賛の詩はよくなかった。いや、ここで言うべきではないかもしれないが、僕(テイムラーさん)にとってヨーロッパがすべてという表明は、ちょっと浅薄だし、言明するにしても浅はかだし、胸の内にしまっておくべきものだった。ヨーロッパがすべて。ひょっとしてこの人は本の中、書物の中でしか生きていないのか?と思わせる作品だった。すまぬ、褒めるつもりが前作の批判になってしまった。ただ俺はテイムラー節とも言える詩の世界観が非常に好きだ。あのやや長ったらしく、しかし甘いタイトルの付け方も好感を持っている。いやステレオさん、その僕の詩の世界観もすべてヨーロッパから吸収したものですよ、ヨーロッパなくしてあり得ないんです、と言われたら僕は少し悲しいかもしれない。明かさないでいい手の内というのも世の中にはある。件の詩はそれに該当してしまった。だがしかしテイムラーさんは僕にとって好印象の詩書きの一人だ。この詩はよく出来ている。
0コメントありがとうございます! 僕にとっては花みたいなものだもん……。確かに雑草だけど、風情ゆえに美(花束)として規定されるべき原野だもん……(急にいじける詩人) まあ、綺麗な表現意識しすぎは今に始まったことじゃない(唐突な開き直り)
0コメントありがとうございます! ……いや、その、えっと……(あの作品はちょっと心が不安定だったときに勢いで作って投稿してしまった)。 まあ、普段から尹東柱(韓国の詩人)も元に作っている身として、あれはあまりにもマズかったのはわかるし、乱暴だったし、浅薄だったと思われても仕方がないというのは当然だ。 ……が、どこか普段からの詩界隈への不満が爆発してしまったというか。 僕の愛している世界が、こうも無価値に扱われてしまうということへの不満というか……事実、ここにもいるにはいるのだ。欧州の文物にはっきりと差別的な言葉を向ける人が。 ……が、そうやって爆発させてしまったら、ステレオさんのように僕の詩を読んでいる人を戸惑わせたり悲しませてしまうから、できるだけ抑える……。
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