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ボタン
ボタンを押すとジュースが出てくるのは自販機 ボタンを押して走り去るのはピンポンダッシュ ボタンを掛け違えるのは単にボケ(もしくは本当のボケ) 今日は可燃ゴミの日のボタンを押す 娘の背中にあるお手伝いのボタンだ 古いぬいぐるみが小さなゴミ袋の中で口を動かしている "いいねボタンなど安易に押さないようにしろ" 娘を抱きしめた私の脳裏を その言葉だけが永遠に反芻している
ボタン ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 480.8
お気に入り数: 1
投票数 : 4
ポイント数 : 0
作成日時 2025-10-03
コメント日時 2025-10-10
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
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| 叙情性 | 0 | 0 |
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| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
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| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
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| 音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


こんばんは。 いいなぁっと読み進める内にはっきり感じました。と言いながら、 いい、なんてまた軽々しく言ってしまっていますね失礼。 >>娘を抱きしめた私の脳裏を >>その言葉だけが永遠に反芻している 文脈的に考えると、現実での関わりといいますか、顔を見て言葉を伝える尊さを書いておられるのかな、と感じ取りましたが 間違った解釈でしたらすみません。 僕も最近特にSNSでのいいね、に複雑な感情を抱いていたので文に共鳴致しました。
1なかなか、いいですね。 ~娘の背中にあるお手伝いのボタンだ~ このことが~娘を抱きしめた私の脳裏を~によって記憶を読み手に促します。 ボタン。 記憶の装置として。 その思いは、わたしがわたしで在るための再生装置。 短い言葉の綴りですが、よく考えられている。 この詩を発想させた動機。 ボタンという必要不可欠なモノの勝利です。
1古いぬいぐるみ、のところが、少しおおっと思わせますね。なんとなく、不穏な感じ。ボタンを押す優しさで、娘を守りたい、そんな気持ちが感じられました。
1コメントありがとうございます。良し悪しというよりは思ったことをそのまま書いた感じになってしまいました。いやはや。
0コメントありがとうございます。一体何が大切なことなのか、日々考えさせられます。
1ありがとうございます。色々と読み手に預ける感じになってしまいましたが。こうしてコメントくださることに感謝です。
0いいねボタンの陥穽ですか。永遠に反芻するぐらいなので、印象が強かったのでしょう。様々なボタンの様相の末に出て来る、いいねボタン。私の脳裏を反芻するこのフレーズは、強い骨格を持って迫って来ます。
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