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ふるさと
つきのうさぎは ストレスによわかったようです ぼくがうまれたころには 亡くなっていました あおい山のふもとでは おとなたちがあせをながします けれどぼくがみたときには 腰をおさえてくるしそうでした うみの最果てでは あわいひかりがただよっていましが ぼくのみまちがいでした ほんとうはくらくておもいんです ぼくたちのふるさとは死にました こころの中でかろうじて生きてはいますが それも長くないでしょう ぼくたちは 葬儀のじゅんびをしなくてはなりません
ふるさと ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1125.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 4
作成日時 2021-04-08
コメント日時 2021-04-08
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 2 | 2 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 2 | 2 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 4 | 4 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 2 | 2 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 2 | 2 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 4 | 4 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


>あわいひかりがただよっていましが >ぼくのみまちがいでした 単なる誤字かなとも思うんですが、この2行ちょっと面白いと感じてしまいました。 「いましが」って何だろと初読時に引っかかりまして、その次の行で「みまちがい」という言葉があったので笑ってしまいました。もし狙ってたら凄い。 もしかしたら「今し方」と言い掛けて止めたのかな、とか色々考えたりしましたが、やっぱり誤字なんでしょうか。 詩全体の感想を真面目に書くと、個人的には、過疎化が進んだ地域にいる唯一の若者的な、そういうイメージが湧いてきました。 自分が産まれてきた時点で既にストレスまみれ、物心ついた時から周りには老人しかいない。 そういう寂しさのイメージを私は感じました。 違ってたら申し訳ないですが。
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