薔薇の花弁 - B-REVIEW
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薔薇の花弁    

「薔薇は自ら武器たることを知る」 なんて書いてしまえる彼は浅ましい 薔薇が朽ちるとき どれだけ汚くなって、ぼてっぼてっと花弁を落とすのかを彼が知らないはずはない 朽ちていく薔薇の花弁は美しい、なんていったら、それはデカダンスだね、なんて君はいうかもしれないけど、いや、 そういうことじゃないだろう 僕が君に見惚れていて、だからこうして見つめているとでも、君は思っているんだろうか 君が老いたらどんな顔になるかを一生懸命想像している そこに朽ちた薔薇の花弁が見えるなら あるいは君のことを美しいと思えたのかもしれなかった


薔薇の花弁 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 859.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-08-30
コメント日時 2017-09-01
項目全期間(2024/03/29現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:859.6
2024/03/29 04時15分58秒現在
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    作品に書かれた推薦文

薔薇の花弁 コメントセクション

コメント数(8)
三浦果実
(2017-08-31)

それはデカダンスだね、なんて君はいうかもしれないけど、いや、そういうことじゃないだろう この一節がもう、私的にはツボにハマった。この問いと答えの会話を私はよくやってるような気がしたのだ。皆さんがお察しの通りで、私はイージーな感想をよく疑問形で返している。 「それって◯◯だよね?」と。で、真剣に生きている人々を怒らせてしまうのだ。いや、私だって、真剣に生きているつもりなんだけど。 本作でも、他者との美意識の差異、認識の差異が表されてるんじゃないかと思うんだけれども、このテーマは面白いですね。なんか、私もこのテーマで書きたくなった。 あ、私のこのコメントに、 いや、そういうことじゃないだろう、なんて言わないでください。 失礼しました。

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survof
(2017-08-31)

三浦果実さん 何かしらテーマを読み取ってくださり「私もこのテーマで書きたくなった」と言っていただけるのはとても嬉しいです。もしかしたら、私が自分で思っているよりもずっと「他者の美意識や感覚の差異」についての詩なのかもしれないな、とコメント頂いて気づきました。ありがとうございます。 美意識の差異ってどうしようもなくって、それでもその差異に寛容でいられる人には憧れます。結局そういう一種のおおらかさがその人の美意識を深めるものなのかもしれないな、と思ったりします。

0
まりも
(2017-09-01)

薔薇、花弁、朽ちる・・・といった、文語に近いような言葉が続いた後に、「ぼてっぼてっと」という、俗っぽい口語を持ってくるセンスが面白いと思いました。 〈僕が君に見惚れていて、〉薔薇族なんて言葉は、今は死語なのかもしれませんが・・・BL的な匂いも漂っていますね。 朽ちた薔薇の花弁まで想像できる、予感できるかどうか、ということは・・・二人がこれから重ねていくであろう時間を想像できるか、可能性を信じることができるか、ということでもあるでしょう。 その時間を予測できない。美しい間、盛りの間だけの付き合いで終わってしまいそうな予感を、君との関係性の中に感じている〈僕〉は、外見の美しさに〈見惚れている〉わけではない。 対して〈君〉は、若く美しい間に散りたい、という、美意識を持っている人、なのかもしれないなあ、などと思いました。 頽廃の美を、外見的にとらえるのか、内面(積み重ねていく時間、堆積されていく記憶)から内面的にとらえるのか。朽ちた姿が、観えるかどうか。考えさせられました。

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徐々にでいいから
(2017-09-01)

二人の人物の間柄を、こんな風に詩に出来るのが素晴らしいと思いました。 詩のことばって自然とキザになってもいいんじゃないか、なんてことが、個人的に、この作品から直感的に学んだ気がします。

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survof
(2017-09-01)

まりもさん 私はバラがとても好きなんですけど、バラが枯れていくときのあの感じが最初は衝撃的で「なんて汚いんだろう」と思ったのを思い出します。でも、そんな枯れ方がどこか人間に似てるな、とも思っていて、美しさについて、特に人間が持つ美しさと醜さについてよく考えさせられます。 それからバラを「薔薇」と書いてしまうことで発生する引力というか重力には凄まじいものがありますね。「薔薇」という字面にまとわりつくどこか退廃的で耽美な世界観とか滅びの美学とかにはそういうのには強く反発する自分がいて、それでも、まりもさんの言葉を借りれば結局自分自身が「若く美しい間に散りたい、という、美意識を持っている人」(あるいは過去形になるのかもしれませんが...)なのかもしれないな、、などと鏡に自分の顔を映し出されたようにも感じました。

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survof
(2017-09-01)

徐々にでいいから さん 嬉しいコメントありがとうございます。詩って嘘をつかないものですね。キザなことを考えてるときは自然と言葉もキザになってしまうのかもしれません。よくも悪くも自分がそのまま出てしまう、というのが詩の一番の面白みの一つなんじゃないかなと個人的に思います。

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完備
(2017-09-01)

ヘタクソだと感じました。が、「君が老いたらどんな顔になるかを一生懸命想像している/ そこに朽ちた薔薇の花弁が見えるなら」印象に残ったので、書き込んでおきます。

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survof
(2017-09-01)

完備さん >「ヘタクソだと感じました」 そうですね。自分でも読めば読むほど下手くそですね。コメントありがとうございます。

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