塵芥は赤であれ - B-REVIEW
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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

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きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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だれのせいですか

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塵芥は赤であれ    

                 海に沈む、             青が深くなっていく、 すべての風船が左を向いているようだ。 有刺鉄線の裏に、 半透明がサ サササ ササさァ左で浮いていろ! そんな好みが生産された時代に、 僕は塵芥を嘔吐する。 赤色になった僕を吐き戻して、 はっきりと君が投降する。見えるよ、癒えるよ。 推敲は鮮やかだけれど僕のものではない。 才能は彩やかだから深海にもない。 ――それで?         僕の嘔吐が価値あるって嘘を?



塵芥は赤であれ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 1371.7
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-08-18
コメント日時 2020-09-03
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/03/28現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:1371.7
2024/03/28 21時36分20秒現在
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    作品に書かれた推薦文

塵芥は赤であれ コメントセクション

コメント数(5)
nameⅠ
作品へ
(2020-08-20)

こんな詩、こんな詩が書きたいけど書けないです。瀧口修造の超現実的な、現代詩のような、どうやって作品を作らているのか是非お聞きしたいけどそういうことは失礼でしょうね。すみません。 私詩が書けないので、憧れてしまいました。素敵だ。なんでこうも何も分からないまま何かが分かる気がして、字を字として突きつけることが出来るのか、憧れます。強く。強く憧れます。

1
ほば
作品へ
(2020-08-20)

冒頭からの言葉の配置などが格好がいいですね。ありふれた価値観が右にならえならぬ、左にならぶ風船たちなのだろうか。風船なのがふわふわと浮ついているようで皮肉さを感じます。 それに対して嘔吐するという非常に生身を感じさせる行為(風船みたいなうわつきがない)があり、赤を配色して既存の価値観とは違うんだ、皆んなが青と言いがちな海を避けて才能は彩やかだから海にはないという。そんな感じで読みました。 >推敲は鮮やかだけれど僕のものではない が、印象的ですが一筆書きした作品なのかな。

1
月緒 桜樹
nameⅠさんへ
(2020-09-03)

 わぁ、自分ではこれをどこか駄作と思っていたところがあって、まさかコメントがつくとは思わず。ありがとうございます、返信が遅くなってしまったこと、お詫び申し上げます。  私は、最近苦悩を書くことが多いです。……あぁ、今に始まったことじゃなかった。数年前にはこうだった。激情は、断片になって浮かんでくるものだと思います。詩人は、きっとそれを「詩語」という形ですくうのでしょうね。言葉遊びと連想ゲームは、幻想になって詩を書かせてくれますよ。きっと。  褒めていただけるなんて大変恐縮です……。本当にありがとうございます。

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月緒 桜樹
作品へ
(2020-09-03)

 帆場さん、コメントありがとうございます。不慣れなもので返信が遅くなってしまったこと、どうかご容赦ください。相変わらずレイアウトを弄るのが好きみたいです。サークルでは、毎回名を伏せているのに「レイアウトが変わっていたら月緒の作」と身バレするようになってしまいました。具象物になると「コンクリート・ポエトリ」って言うんでしたっけ、大学の創作系の講義で教えてもらいました。有名な方に授業してもらったんです。幸せ者だなぁと。  風船の幻は、高1の頃に抱いたものだったと思います。例えば、遊園地とか人通りの多いところとか。改めて考えると、幸福の交錯する場所で配られているイメージがありますよね。でも、風船って全貌を見るには客観しないとなんですよ。その象徴は、持っている人を含めるからですね。  Twitterで絵を描く方々を見ていると、青が好まれている気がしませんか? 青は、その色は、私も好きなんです。最近萩原朔太郎を読んでいるので、羨望も込めて好きなんです。でも、普通の文脈で好きな色を問われたら、赤と言いたい。どちらが自分に思い込ませようとしていることなのかということも混乱してしまうのですが。どこか一般に馴染めずに傍観して、自分は違うと、それを認めて特別視してほしいという自意識の過剰さが出ていますね。  嘔吐……。これは、自分の中のわだかまりを吐き出したい衝動なのだと思います。それと、吐くって行為から血反吐を連想しました。血反吐はわだかまりなのかな。「生身を感じさせる」というのは意図せず生まれた効果かもしれません。(引用の仕方がよくわからず……)  推敲! 元々苦手なのです。大抵一発書きなのです。振り返ると壊してしまっているような気がしてしまって。今回も、そうですね。でも、やっぱり文学部に居ると「草稿」ってあまりにも耳にするから……これも羨望なんでしょうね。

0
月緒 桜樹
ほばさんへ
(2020-09-03)

 追記です。「左」は(特にここ最近の)私の詩語としては屡々羨望されるものの象徴として出てくるようです。野暮な追記でした。

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