二枚貝 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

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きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

初恋

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

藤の花

紫の香り

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きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

犬のしっぽ

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きょこち(久遠恭子)

あなたのために

永訣の詩

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十月

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sorano

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二枚貝    

紫髪した風水師は禍々しいと言った 明るい色の腰掛けを そうね、オレンジ色かグリーンがいいわね 電気はLEDに替えなさい 薄暗い北向きの風呂場に冷えた足 水を抜いた浴槽の蓋の上に洗面器を置いて潮干狩りで採った浅蜊をざらざらと入れた 新聞紙で覆うと 暗い夜 ひとつとして同じ殻の柄を見たことがない 私 塩化ナトリウムで作られたレプリカの海中で どれもが 蝶番はかたくなに閉じられている あぶく ひとつ 流星の様子 あぶく ふたつ 瞬く流星群 勢力と勢力がぶつかるとき 多様性スパーク 正義と正義の暴力 目に沁みる沈黙のそれ 故に盲目 沈黙を言葉であらわすならば、 沈黙を詩にするならば、 なにが相応しいかを、 なにが腑に落ちるのかを、 伸びた水管 底に残った砂 淀ませて濁った塩水捨て 酒蒸して開いた身を咀嚼してから 虚しさを味わって また口を噤む

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作成日時 2020-05-04
コメント日時 2020-05-10

二枚貝 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 1894.3
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 32
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2023/06/02現在)投稿後10日間
叙情性77
前衛性44
可読性22
エンタメ00
技巧66
音韻55
構成88
総合ポイント3232
 平均値  中央値 
叙情性2.33
前衛性1.30
可読性0.70
 エンタメ00
技巧22
音韻1.72
構成2.73
総合10.712
閲覧指数:1894.3
2023/06/02 03時35分20秒現在
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    作品に書かれた推薦文

二枚貝 コメントセクション

コメント数(4)
石村利勝
作品へ
(2020-05-08)

素晴らしい。イメージの硬度、強靭さがこの界隈では出色。「二枚貝」が何かの比喩ではなく自立した「何か」としてそこにあり、全編を通じて己を見事に語る。下げ進行で埋没させてはならない作なので、無内容ながらアゲ目的でコメントさせていただいた。

0
夜野 群青
作品へ
(2020-05-10)

サンボリズムをてっきりサンボマスターの何かだと勘違いしていたほど文学に学がないのですが、褒められたことは判りました。 己を語るを、できるだけ己を騙る、として、そこを着地点にしています。 ですが、なかなかそのバランスが難しいのです。詩から私(的)を抜くと、技巧に走ったように見え、私が強く出るとチラ裏に見える。 詩とは何か?が分からない私にはバランスをとることで、なんとか詩が書けているような気がします。 しかし気がするだけで書けていないのかも知れません。 コメント深く感謝いたします。 とても嬉しかったです。

1
石村利勝
夜野 群青さんへ
(2020-05-10)

サンボリズムなんてコメには書いてないぞー(笑)。みうらキャスに来られてたことがこれで判明しました。はい、もうどなたか察しが付きましたが、筆者が誰であるかに関係なく、これは出色の出来だと思います。

0
夜野 群青
石村利勝さんへ
(2020-05-10)

特に隠すつもりもなく、今月選考委員するのでマズいのかな、と思いまして。 ただそれだけの理由です。 自分のために書いてる節があるのですが、そう言って頂けて、救われる想いです。ありがとう。

0

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投稿作品数: 2