満天星躑躅 -ドウダンツツジ- - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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満天星躑躅 -ドウダンツツジ-    

夢心地のまま春を行けば まっすぐ伸びるドウダンツツジの芽 ぬるい空へと矢じりを向けて 白昼飛び交う羊を狩るよ 菜の花畑は淡く黄色に揺れて 夕べ見た夢の続きを そっと耳打ちしてくるのだ 夜泣きの赤子と揺れる夢 夜通し揺れてあやす夢 あれはエノコログサで遊んでいた いつかの子猫の発情期 お姉さんの初潮には 小母さんが赤飯炊いて 坊やはなんにも知らずに 食べていた 向こうでチャイムが鳴ったから 菜の花畑は背筋を正して黙り込む それからただ静かに 淡く黄色に揺れている 目覚めれば ひとり取り残されて 乳房の痛みに立ち止まる そこに滴る乳のような ドウダンツツジが咲いている


満天星躑躅 -ドウダンツツジ- ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 1984.4
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 57

作成日時 2019-03-29
コメント日時 2019-04-05
#テキスト #画像 #酷評OK
項目全期間(2024/04/24現在)投稿後10日間
叙情性1616
前衛性00
可読性33
エンタメ22
技巧2222
音韻00
構成1414
総合ポイント5757
 平均値  中央値 
叙情性2.31
前衛性00
可読性0.40
 エンタメ0.30
技巧3.12
音韻00
構成21
総合8.15
閲覧指数:1984.4
2024/04/24 02時11分19秒現在
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    作品に書かれた推薦文

満天星躑躅 -ドウダンツツジ- コメントセクション

コメント数(5)
かるべまさひろ
(2019-03-29)

すごく上手です。杜さんの詩は、構成がきれいで好きです。 三連目がちょっと童謡的?過ぎて、他の連と比べて深読みする箇所がないのかな、と感じました。 ただ全体を見るとアクセントとして大事な部分なので、うーん初潮文化についてあと一歩考察してみては面白くなるのでは、と考えました。

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杜 琴乃
(2019-03-30)

かるべさん 嬉しいお言葉をありがとうございます(^^) 仰る通り三連目はまだ推敲する必要がありそうです。貴重なご意見ありがとうございます!この作品をここに投稿して良かったです。ポイントも面白いですね。励みにもなりますし、今後の参考にさせていただきたいとおもいます。

0
ほば
(2019-04-01)

これいいですね! 一連目から秀逸。ドウダンツツジ、のしぱっとした響きや形が矢じりに繋がり羊を狩るよ、までの流れで春めいて心掴まれました。それから最終連に至るまでの流れでしんみりした思いに導かれていく自然さ。 三連目はぼくは言葉が後半、リズムが詰まったように感じましたが、それだけで、後は良かったように思います。

0
社町 迅
(2019-04-01)

ドウダンツツジがはつらつと息づいてくる様子を楽しんでいたら、どうやら元気な内容ではないみたいで。 連想から連想に継ぐ構成が自然に作られていていいですね。 躑躅は羊を酔わせ、酔う羊で眠り始め、夢に見る菜の花の黄色い幻想に粒々の思い出を見て、突然目覚める。 満点星という名とミルキーウェイを重ねているのでしょうか。バックにある宇宙のような深い暗さを感じました。

0
杜 琴乃
(2019-04-05)

帆場蔵人さん ありがとうございます! 三連目はちょっと削りすぎたかなぁと思っています^^; 社町 迅さん ありがとうございます! 散歩で撮った写真の植物を調べていたら「躑躅」の字に興味を惹かれてそこから書きはじめました。 私はとてもせまい世界で生きていますが、先々のことを思うと宇宙の果てについて考えるのと同じくらいの不安を感じます。

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投稿作品数: 3