慟哭、今流れゆき
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隙間
隙間のない人生を送って来ました。 他人の顔色を気にしながら、他人に良く思われたい一心で、常に周りの目を気にかけて過ごしてきた。 そんなことをしても生まれてくるのは、不安な気持ちだけなのに 先日、美術館に友人と訪れ、その帰り道、ふとこんなことを思った 芸術とは、心の隙間から生まれてくるものなのかもしれない。 日々、身の回りで起こる物事を受容し、自分なりに解釈し、それを外へ漏らす隙間がある心だけが、他人の心の 隙間に浸み込む芸術を生み出すことができる。 隙間のない心は、なにも受容せず、解釈することをやめ、自分の中で生まれたものを大切に大切に持ち続けて、ついには腐らせてしまう。 この「隙間」は「余裕」と、馴染みのある言葉に置き換えることができるだろう。 また、「芸術」は「感情」と読み替ええることもできる。 余裕のないココロは、生み出すどころか、受容することもままならない。 隙間のある心を、僕は持ちたい。
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作品データ
コメント数 ： 11
Ｐ Ｖ 数 ： 755.5
お気に入り数： 0
投票数 ： 0
ポイント数 ： 0
作成日時 2018-05-01
コメント日時 2018-06-09
Ｐ Ｖ 数 ： 755.5
お気に入り数： 0
投票数 ： 0
ポイント数 ： 0
作成日時 2018-05-01
コメント日時 2018-06-09
| 項目 | 全期間(2024/04/20現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
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- 作品に書かれた推薦文
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コメント数（11）
痛い所を突く作品ですね…これにどう反論するかによって、その人の感覚、感性？がすこしはっきりするような気がします。 変な感想でごめんなさい。
0社町 迅さん 感想を頂き、とてもうれしい気持ちです。 ふと、上記のようなことが頭に浮かび、言葉にしたので、雑な文ですが、お読みいただきありがとうございます。
0花緒さん 初投稿に感想を頂き、うれしいきもちです。 また、まだまだ技術的な面においても力不足なものに、批評をしていただけることを感謝しています。 コンセプトが明確でない、ごもっともな感想だと思いました。 悶々とした気持ちを表現したいがために、難い、いいかえるとおっしゃる通り余白のない文章になってしまった… 頑張ります。
0「隙間のない人生を送って来ました。」という導入は太宰治のあのあまりに有名な書き出しを連想させてとても魅力的に感じました。この出だしから思いっきりシュールな展開が続いていたらとても面白そうですね。自分でも一本書いてみたい誘惑にかられました。ただ「隙間のない人生を送って来ました。」という最初の一文だけがやたらとウィットに富んでいて想像力を非常に掻き立てる一方、続く作品本体があまりに説明的で残念に感じました。
0おはようございます。 隙間のない人生って 面白いですね。 隙の無い人生なら すぐにイメージが湧くところ(例えばゴルゴ30とか)ですが、 隙ではなく隙間というところが、面白いです。 なにかとても大切な きづきに 手探りで近づこうとしておられる感じがしました。 ただ 隙のない人生をおくってきた。と書いておられても 意味が通る気がします。 隙間のない人生って面白いです。でも面白いチョイスが活きていない気がします。 隙間(あそび)を発見したという実例のようなものがあったら よかった気がします。
0こんにちは。そういえば何年か前に「すきま仕事」という言葉を使う人がいたのを思い出しました。手空きの時間でできる仕事、みたいな意味だったように思います。それってでも、余裕とかゆとりとはまた違うものだと思います。 それと、個人的には芸術は隙間とは逆のところにあるように思います。隙間も隙間じゃないところも芸術にかかわることでぎゅうぎゅうに埋め尽くして苦しいくらいじゃないかなあ。作品は素晴らしいけれど、そのために生活者としては敗北者だった芸術家は少なくないと思います。 ニュートンが不勉強で、おまけに何も考えず、なんの気なしの暇つぶしに木の前に座っていたら引力の法則は発見がもっと遅かったように思います。
0大事な気づき、ですよね・・・ 「他人の顔色を気にしながら、他人に良く思われたい一心で、常に周りの目を気にかけて過ごしてきた。 そんなことをしても生まれてくるのは、不安な気持ちだけなのに」 たとえば、ここを 他人の顔色を気にしながら、他人に良く思われたい一心で、隙間をひたすら塗りつぶして」 というように、比喩を取り入れてみる、のはどうでしょう。 美術館に行ったとき、絵の心と「僕」の心の間、あるいは一緒に絵を見ている友人と僕の間・・・に、すっと光が走るような瞬間があったり、音（糸電話のような）震え、が、すっと走ったような瞬間があったり・・・しませんでしたか？そんな瞬間をとらえて、言葉で表すことができたら、とても素敵だと思いました。
0survof さん 長い間、ここの掲示板に足を運ぶ時間があらず、お礼が遅くなり申し訳ありません。 コメントありがとうございます。 詩を書こうと思い立ち、5分程度で書き上げたものなので、詩表現といった観点では、雑になってしまったのかもしれませんんね、反省します。すこし、冒頭の一文とそれ以降の文に溝があるように、僕も感じます。
0るるりらさん コメントありがとうございます。うれしい気持ちです。 僕の中では「隙間＝心の余裕・多様性の受容」といったイメージでつづりました。 比喩表現があまりなく、新書のような文体になってしまったため、この詩自体に「隙間」がないことに気づきました、自身に向けた皮肉（笑） 面白いと言っていただけて、うれしく思います チョイスが活きるようなものを書くことができるよう、精進します。
0藤一紀さん コメントありがとうございます。 「すきま仕事」ですか、はじめて耳にしました。頭に留めておきます。 太宰治は、生涯で三度の自殺を図り、生活もすさんだものだったと記憶しております。確かに彼は、「隙間」を持たない芸術家だったのでしょう。 ちなみに、『ニュートンは林檎の落下から、ニュートン力学の代名詞である「万有引力の法則」を起案した。』というのは俗説で、虚偽の事実である、と先日亡くなったイギリスの、理論物理学者であるスティーブン・ホーキング博士はおっしゃっていました。
0まりも さん、コメントありがとうございます、うれしいです。 おっしゃる通りだと思います。比喩表現の少なさから、圧迫感のある文章になってしまったと感じています。 その美術館に訪れたのは5月中旬のことですから、そのときの生々しい、鮮明な感情はかなり薄れてしまいました（笑） が、そういった自身の感情の小さな変化に敏感に生きたいと思います。 美術館に足を運んだ後って、センシティブな気持ちになるんですよね、感度が倍になります。
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