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支配三部作:〈救い〉〈ヘイト〉〈保存方法〉
【詩】救い 貴方は言った ───誰にも必要とされてない わたしは貴方に宿る神性を見抜いてる 貴方は言った ───裏切られるのが怖い わたしの友であるかぎり不幸にさせない 貴方は言った ───もう誰も信じない わたしを信じて着いてきなさい 貴方は言った ───大好き、愛してる わたしは深く沈黙した ────────────────── 【詩】ヘイト 元気ですね 少し落ち着いてください 私は悪口を言いません ───あなたと違うから 冬に日向のやさしさを与えます 夏に日陰のやさしさを与えます 喧嘩を売る相手を 決して間違えてはいけません どうしました 少し落ち着きましたね 真実が 崩れるはずがないのです あなたの負けです ───静まることを選んだから ────────────────── 【詩】保存方法 死にたい若者が 死ねない老人たちを支える 病院の屋上から 思い出が落ちてきた 「あなたが そこから見ていて」 老人たちは 若者の白さを謗った 悲しみの 保存状態が良くないのだ
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支配三部作:〈救い〉〈ヘイト〉〈保存方法〉 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 477.1
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2026-01-11
コメント日時 2026-01-12
| 項目 | 全期間(2026/01/28現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


貴方は言った ーこのことを対照にして異論が展開される。というスタイル。 取り分けて眼を呼び覚ますスタイルではないが、 「保存方法」 この連はよく出来てますね。
1タイトルは「支配」なので、救いも本来の意味のことでは無さそうです。 短詩と短詩の間にわざわざ線が引いてありますが、つながりが無いとは云えず一編の詩のようにも読めました。 2人の話者については何となく平行線を感じました。 小さな分断といったところでしょうか。 私も「保存状態」という言葉が冷たさを放っていて詩の雰囲気によく合っていると思いました。
1タイトルが 「支配三部作」であるように -救い:依存による支配 -ヘイト:言語による支配 -保存方法:社会による支配 を意識しています。 「救い」で 沈黙することで 倫理を守り抜くこと。 それでも「ヘイト」で その沈黙が敗北宣言であると 断罪されること。 そして「悲しみの保存状態が良くない」と社会が言うこと。 読むたびに 新しい視点が得られると思います
1「保存方法」という詩が印象に残った。 死にたい若者が 死ねない老人たちを支える 老人と若者の対立があるのかないのか、 あるとすれば悲惨な国になったものだ。 そういう対立は上のほうの目論見でつ くりだされたものだけど、とはいえ、 たしかにある。もはや存在してしまった。 では老人たちに割腹させればいいのか。 役に立たない老人を若者が支えている という施政者のロジックは明白なウソ で、経済的にも完全なデマであること を三橋貴明のような経済学者以外だれ もいわない。ほんとうは政府や批評家 などを非難すべきなのに老人と若者の 対立にしてしまえば財務省も安泰なの だけど、デマであってもこういう対立 の構図を提示すれば若者はとりあえず 敵というか解決策の糸口をみつけたよ うな気になるのだろうか。 病院の屋上から 思い出が落ちてきた 「あなたが そこから見ていて」 老人たちは 若者の白さを謗った 老人たちはいつの時代でも安易に若者 の白さを謗る傾向がある反面、長く生 きてきた知恵みたいなものをさずける 存在でもあった。わたしたちの頃は、 けっこう年寄りが何をいっても意味を 汲み取ろうとし大事にしたけど、 だんだん年寄りを若者は敬遠しはじめた。 これは国や社会や文化が余裕をなくし はじめた兆候ととらえてます。 悲しみの 保存状態が良くないのだ そうかもしれないですね。これはわたしの 場合はあてはまるかもしれない。 でも、悲しんでもいられない。保存もできない。 マンションが中国人オーナーになってから 突然きょうも暴力団ふうの管理会社職員と 名乗る男から脅迫された。「住まわせてもらって いるのだから」という言い方で強圧的な 口の聞き方で指示を出してきた。家賃払ってる のになあ。月二度の約束の掃除もしなくなって いる中国人オーナー。文句をいえば差別と罵られる。 生活がたいへんだから保存状態にかまえない のかもしれない。
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