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500円戦争 ―おしどり聖戦記―
今日は、いつもとちょっと趣向を変えまして、、 愛する妻との記念日に 「お菓子の国へ異世界旅行でもしてみるか?」 なんて企画をしてみることに決めました。 けれども、やはり夫とは妻の前では脆いもの。 壮大な僕の目論見も、妻のささやかな抵抗の前には無意味です あえなく果てることになりました。 「ねね!?手荷物はどうする? オヤツは何を持っていく?!」 きっとそんな祝砲が打ち上げられたからでしょう。第三次世界大戦の幕が今日も上がります。 ぴちゅんぴちゅん、ぱちゅーん!! ビスケットか? クッキーか? 果たしてどちらが甘い勝利の旗を噛めしめるべきなのか? 妻と僕は、角砂糖のバリケードをせっせと築いては、 鬼はー外と!互いに笑い合って豆鉄砲のからしニコラフ大3世を磨きあげているのです。今もなお。 …後に「500円戦争」と名付けられる この崇高なる聖戦 それは愛らしい娘の介入で、敢え無く無慈悲に終わりを告げることになるのです。 「はーいはい」 パンパンパン 何故ならば、明日は大切な妻の記念日です。 僕は彼女が愛するビスケットをしこたま拵えなければなりません。 大好きなクッキーをほうばる僕は、並び立つ娘に急かされて、エプロンを靡かせ、一つ唸るのであります。 「どっちも似たようなもんじゃん、どっちでもいいでしょ、そんなもん」 おしどり夫婦の僕たちを眺めては、呆れた顔で娘が、ちゃちゃを撃ってきやがります。 けしからん。とても無粋で嫌なやつですね? だから、僕は言うのです。 喰らえ、妻と僕の角砂糖! 「「ぴちゅん」」 なるほど、ともすると大笑いの渦に飲み込まれたこの場所 こここそが、夢の入り口にして、最果て、既に異世界なのかもしれませんね。
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500円戦争 ―おしどり聖戦記― ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 301.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2026-01-04
コメント日時 2026-01-04
| 項目 | 全期間(2026/01/28現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


子供向けの童話は残酷性を引きずっているもの 甘いお菓子の戦いの世界にも残虐な面がと探してみたが 自分でおしどり夫婦と書くだけあって 娘さんもウンザリする程の甘い話しでした。 それでは、私は塩には弱いが砂糖には強い ナメクジ戦車で角砂糖の攻撃に応戦します。 ほのぼのとした気分にさせて貰いました。
1www最高の感想をありがとうございますw 意図的に甘甘の甘で作ってやりましたw あれです 否定してみろよ この日常の細やかな幸福を!て気分ですね おお!最高のカウンターパンチめっちゃ期待させてもらいますよ?!(笑)
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