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夕暮れ
雨が 大暴れし 空は 水をもって 清められた 下界は荒れに荒れるも 空は雲一つなく 青 山々が 音もたてずに 近くに迫って来る 雨水に濡れ切ったこの身に この世界が覆いかぶさる 夕日 そこに夕日 清めるのは終わりだと 光 差す 光は 白 黄 橙 赤 紅 空はさらに 藍 紺 黒 闇夜となり 人工灯が照る 大荒れの日 清められた日 人の夜が戻る
夕暮れ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 643.8
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-10-16
コメント日時 2025-11-04
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


人工灯と言えば、灯火親しなどの表現が思うい浮かびますが、闇夜に人工灯。最後の三行で、人の夜が戻る。21世紀の現在は、ノアの洪水や、中国古代の治水などは持ち出すと違和感があるのかもしれませんが、それらも思い浮かびました。
0人の夜、という言葉が印象的です。清めが必要な世ですが、繰り返す自然に対する眼を、深めて行ければ、それはひとつの生きる方法として、大切なことをしているのだと思います。
0土偶目当てで山梨に旅行に行った際に、大雨に遭いまして。 博物館が辺鄙なところにあったのもあり、雨の中20キロ歩いたりしていました。 そんな日の夕方になり、一気に晴れました。 盆地だったので山が相当近くに見えましたね。 大荒れで自然の猛威を感じたのに、夕方から夜にかけて人工灯がまぶしかったです。 そんな体験からできた作品です。 治水とくるとは思いませんでしたが、そうも読めますね。
0>繰り返す自然に対する眼を、深めて行ければ、それはひとつの生きる方法として、大切なことをしているのだと思います。 そうくるとは思いませんでした。 意思が通じないものを観察するのは、精神的にもよいかもしれません。
1人の夜の隣には人口灯。そう考えると人口灯もあたたかなものであるなあと気づきました
0陸上自衛官時代に本当に真っ暗な中で行軍をしたことが何回もあるのですが、街灯が少し見えるだけでもほっとした経験があります。 そういう経験も作品に入っているかもしれません。
0空の美しさ、大雨の後の青空。人の夜が戻る。夜は世と言い変えられるのかもしれません。
0>夜は世と言い変えられるのかもしれません。 そう来るとは! 想定外の解釈ですが、そう読んでもよさそうです。
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