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空飛ぶホームレス
通勤の道すがら見つけた そこに浮遊する男 無言のまま空を歩く 不思議な光景に驚く 空飛ぶ 空飛ぶ ホームレスの群れ 遥かな空に舞い上がり この世の中を見下ろす 何を思い何を感じているのか 街はその光景を無視し 彼らを相変わらず軽んじる でも時折口を開けば 深い洞察が漏れ聞こえる 空飛ぶ 空飛ぶ ホームレスの群れ 遥かな空に舞い上がり この世の中を見下ろす 何を思い何を感じているのか ついに彼らは消え去った 不可解な出来事に 自分の無関心さに気づかされ 人生の在り方を問い直す 空飛ぶ 空飛ぶ ホームレスの群れ 遥かな空に舞い上がり この世の中を見下ろす 何を思い何を感じているのか ホームレスの消失は 社会へのメッセージなのか 無関心な日々を 問い直す時が来たのだ
空飛ぶホームレス ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 416.0
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-10-16
コメント日時 2025-10-17
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


思想的な詰め方はまだ甘い気がしますが、イメージと視点の独特さに、大きな魅力があります。
0驚かすようなタイトルなので読みたくはなります。 それで、 読めばやはりホームレスたちが空を飛んでいる。笑 これでは奇異なだけに終わってしまうのは明白でしょう。 何故かホームレス。 ホームレスたちってどうしてそうなったの? そこまで考えて創作していくと、 このままでは終われない。 ホームレスという一つ(一人)の主題があって、 街行くサラリーマン(人々)たちの危うい背景を言葉に描ければ、 このタイトルはグッと深く迫ってくる 、と思います。
0空を歩くと言うと、即興ゴルコンダの以前のカバー絵のるねマグリットの絵を思い出します。空飛ぶホームレスの群れ。レクイエムではなくて、自然に時事的な問題に接続し、消え去ったわけを知りたい詩なのかもしれません。
0時代の波に乗れず、風に乗っかって、どこかへ吹き飛んでいくホームレス。 孤立している彼らが群れとなって飛んでいく先は幸せなのか? 時々思う。精神障害者施設で生きることと、ホームレスで生きることはどちらが幸せかと。
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