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初恋
交差点の白線だけを踏み、 数えながら階段を上がり、 当たり前のように横を歩く。 店員についた小さな僕の嘘を 一緒に隠すように笑う。 寝転んで作った星座も 足を上げて踊った歌も、 目を瞑ってみた景色も、 科学館で見た星座も あなたと作った星座の方が可愛くて、 電車でふと聞いた歌も 公園で片足上げて踊った歌になって、 目を瞑って耳で見た景色も、 大切な一枚の絵になって、 僕の片隅の中心には すでにあなたがいて、 世界と結びつく あなたと会うと 全てがくすぐったく、 空に浮かぶ雲の形を見ては、 話しかけに行ってしまうんだ。 あなたと会うと、 全てがくすぐったく、 夜の明かりの下で 踊りの申し出をしてしまうんだ。
初恋 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 348.6
お気に入り数: 2
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-09-29
コメント日時 2025-09-30
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


非常に真っ直ぐに叙述されていて、読み易いです。意味のあると思ったことを、生きているある時間の中において、展開しながら、人生を色づけて言っているといった感じに思えます。究極の関係を書いていらっしゃるので、この形で出来上がった詩に、もちろん高い評価を与えるんですが、特別な詩に仕上げた意味というのも、人生での工夫をしっかりと整えた形で持っておきたいというような意図から生まれているのだと思います。
1踊りの申し出ですか。あなたと会った時の擽ったい感じ。大切な一枚の絵。公園で片足上げて踊った思い出。寝ころんで作った星座など、多少の誇張はありながら、全てこの詩を構成するフレーズだと思いました。
1コメントありがとうございます。 いただいたコメントが自分の生きがいとしている部分のため、このように言葉で綴っていただきは非常に嬉しかったです。 自分の中で色づいた場面をいつでも思い出せるように書いた実体験の作品のため、たまに見返しては自分を喜ばせたいと思います。
1コメントありがとうございます。 一つ一つの言葉を詩の要素として分析してくださり、嬉しいです。 誇張のように聞こえるこの描写は実体験となっており、好きな人との大切な思い出です。 だからこそ、誇張という単語を使ってくれたのはすごく嬉しいものでした。 ありがとうございます。
0ピュアで可愛らしくて驚いた。
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