別枠表示
僕の精神
泡立つ精神のなかで僕は息絶える 一度死んでみなきゃわからないことが この世には多すぎる 大海原を大きなクジラが横切るのを見ながら 僕は世界の果ての滅びについて思いを馳せる 僕は世界の滅びを知りたい 僕は破滅論者だ 真紅の薔薇の花束を君に渡しながら 君の細い喉に手をかけることを誓う 一度殺して見なきゃわからないことも多すぎる 僕は孤独な殺人鬼になりたい どうしても自我が消えてくれない 僕は僕であるということすら忘れたいのに 世界はそれを許しちゃくれない 僕がいるから世界があって 世界があるから僕がいる 馬鹿げている! 僕なんていなくても世界は回るのに 病んだ精神で時が止まったあとのことを考える 美しい殺しの瞬間をホルマリン漬けにしたい 僕はサイコキラーだ 僕は僕であることの一切を否定したい そこからやり直したい 何を? それは考えない 思うままに振舞いたい たとえば君に墓石だらけの広場から 百合の花束をあげてプロポーズしたい
僕の精神 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 429.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-09-23
コメント日時 2025-09-25
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


こんばんは。 そうですね、行動してみなければわからないことは 多くありますね。 けれども、実行に移してはならないことも あるので 生きてる内 知りたいことを全部知り尽くせるだろうか どうだろうか と、深く考えさせられました。
0背徳的な行為の裏にある『知りたい』という心。 見てはいけないものがある。考えてはいけないものがある。 でも、だからこそ知りたい。そのエナジーは大切だと思いました。 考え続けるということは、疑い続けるということでもある。洗い流されない。洗脳されきらない脳みその中にリアルがある。 私も世界が滅びる瞬間観たーいです。 橋が崩れ落ちる瞬間だって観たいし、爆弾が落ちる瞬間もみたーい。
0