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どうか冷めないで
コーヒーを冷ます彼女 「何見てんの?」って少し怒る いや、絵になるなーって 「…別に、いいけど」 耳に髪をかけて、ひと口 コーヒーの熱さのせいか、 彼女の耳は赤らんでいた 僕は飲めないブラックコーヒー 苦くて不味くて、大嫌いだった 「ブラック飲めないなんてかわいいね」 「次会ったとき、ひと口飲ませてあげる!」 って、彼女は得意げに笑った ──次なんてなかった 甘いカフェオレから 微糖、無糖って練習して、 少しずつ好きになろうとしてたのに、 微糖も無糖も美味しかったよって 報告しようと思ってたのに… それからしばらく経って、 独りで飲んだブラックコーヒー やっぱり苦くて不味くて、泣きそうになった それでも、もう一度だけ あの苦さを味わってみてもいいかもな って、今ならそう思える そう思えるように、なれたんだ
どうか冷めないで ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 374.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-09-18
コメント日時 2025-09-19
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


これも漫画にしたほうがいいと思いました。短編の、数ページの漫画にしてXとかでアップすれば、結構いい評価を受けるような気がいたします。 詩として読むとすれば、やはり物足りない印象を持ちます。漫画では表現できない領域を探っていくことも、詩の強度そのものに繋がるのかもしれません。
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