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ひとり
頭の中ではっきりと活字のように 言葉が浮かぶようになったのは いくつのときだったかな ぼんやりと でも ひどく重たい何かを ひとつひとつ 紐解くように ぽつぼつと 活字が並び出したとき その瞬間から 全ては言葉に置き換えられるのかと 生きるのが楽になった もしかしたら 時空を超えて 未来のわたしが 語りかけた瞬間だったのかもしれない 重たい何かを引きずるわたしに ひとりでも歩いてゆけるように 未来のわたしが その方法を教えた瞬間だったのかもしれない そしてその時から わたしは本当にひとりになったのかもしれない 本当の「ひとり」は そこからやっと始まったのかもしれない
ひとり ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1039.0
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-06-19
コメント日時 2025-07-28
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


みかづきみもざ氏の『ひとり』の感想として のっけからビックリさせられた。だって頭の中で言葉が「活字」のように浮かぶのだから。 そして「生きるのが楽になった」はのだから素晴らしい。「未来のわたし」が教えたのだろうか? は、なんかブレましたね。もったいない! 「生きるのが楽になる」と「ひとり」にブレてしまって主題がズレるのよ。だから未来のわたしがスッカスカとなる。すごくもったいないです。よい語り口をされているから、そういったところを整理されると、一段と素晴らしい作品になります! 太鼓判押します!
1貴重なご意見ありがとうございます! なるほど確かに...読み返すと視点というか時間軸もぶれたような気がしました。ぶれないって難しいですね.. ありがとうございました!
0定義の様な確かさが始まりなのかもしれません。「孤独」を定義しようとする努力、そんな努力は報われることが少ない。それでもやって行こうとする指向性が、詩の未来を決定するのかもしれません。
1自分がぼんやり生きているんだなと自覚させられました。
1素敵なコメントありがとうございます! そう、定義。回りくどくも確かなものが欲しくて...結局は曖昧さと共生してくんだろうなぁ...
0コメントありがとうございます!小崎様の体温を感じるような言葉で、うまく言えないのですが...素直に嬉しいです。
0こんにちは。 >>ぽつぼつと 活字が並び出したとき その瞬間から 全ては言葉に置き換えられるのかと 生きるのが楽になった この連に凄く共鳴するのですが、同時に置き換えられない感情も出てきて、僕自身は感情を描く難しさをひしひし感じています。
1コメントありがとうございます! 置き換えられない感情...もはや言葉などない方が良いのではと思う瞬間すらあります。明確な言葉が見つからない。でも伝えたい。そのジレンマがエネルギーになり得るのかな、なんて思ったり...
0重たい何かは、ありますね。自己と向き合えばわかります。そうして言葉で、それに対処する。 本当の「ひとり」になったときから、自分のスタートですね。幸多からんことを。 勇気と希望と愛がありますように。
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