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せんざい
軽んじては重きをまし 破天荒な今はただただ光なり 冷たき自然のその先にある 我が心の松明を消す事はない されど心の光なりて いかりの矛先程どこにも見えず 鏡の海の中ほどさほどくやしい物はなく 今を持って絶たれた宝石は蘇り 縁の縁を取り戻し下界におりて 私は詠いましょう さほど辛くもなく穢れを知らず 貴様の起伏は三度目のおごりなりて 我が魂の矛先とは何もなく まとわりつく汗とはきちがいめいた舞うべき鎧なりて ただただこうしょうに詠いて 生々しき結晶の塊なりて されど魂に消えた風の乱舞とは近い 貴方は清らかなりし私は何を思い焦がれ この世の星を眺めましょうか 尊き物よごらんなさい あるがままの虚空とはこの世に即せぬ思いであり 失くしたままの危惧間を抱きこの世を去った 欲という果てしない物とは違います 空を大地を支える家族の激白とは 去りし魂の欲なれど 我が財産をもってしては潔く 言葉を介して伝え合う者とは冷たく 懐かしき物であり おんみを思わんば ただただ殺生なりて おごりを捨て去る魂の汚れを落とし この世の果てに眺めた清き物とはぞくさぬ あるがままの魂を介さず佇んだ清き心とは ここにある心の懺悔なりて 今は無為の冥福を祈ります
せんざい ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 460.3
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-05-07
コメント日時 2025-05-07
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


これ、ギリシャ神話ですよね。 しかもギリシャ神話に独自の解釈を加え、 オリジナルなギリシャ神話をそうぞうされたように思います。 タイトルの「せんざい」は、千載一遇の千載と潜在のダブルミーニングだと思います。 で、どうも解釈としては、 イチモツを切り取られ海に放り込まれてしんだウラノスが、ゼウスの父クロノスの父殺しに荷担し、自分を殺した息子クロノスを討ち果たした、 というような内容ではなかろうか?と想像します。 詩中の貴様とはクロノスのことであり、 あちこちで、切断されたイチモツが復活したのであろうと思わせる記述があります。 こうしょうは、高尚と哄笑だと思ったのですが、口承とか考証なのかもしれません。 危惧間となっているのは、危惧感とイチモツのことでしょうか。 途中から、恋歌のようになっていますが、 対象は、神話に添うならガイアだと思います。 だけど、ちょっと良く分からないです。 何だか、泉鏡花の世界みたいです。 ありがとうございます。
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