フィラデルフィアの夜に 56 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

わたしがいのることは

とても重い

みんな経験したことがあるであろう、とても重い"ちょっと"が詰まっている。

錠9

生きる

声なき声を拾いたいと思ったことはあるか

わたしは、ある。 あなたの胸を叩き 何故なのかと問いただしたい そう呼び止められた時 わたしは何と答えられるだろうか。 静かにだが確かにこの詩からは 張りつめた足音が聴こえる

ぼんじゅーる

天皇陛下万歳

知的破産者及び愚昧界の金字塔

平成天皇と存命中に呼び不敬を極め、大正・令和を外す選別賛美。明治から平成まで乱暴に万歳する時代錯誤と挑発精神が光る奇作。

大人用おむつの中で

好きです。

切れのいい、知性あふれる現代詩だと思いました。

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)



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フィラデルフィアの夜に 56    

フィラデルフィアの夜に、言葉があります。  夜の消える事のない喧騒の中、泣き声がいつも気づかれる事のなく空気を揺らしています。 その明らかに異様に激しい声は、外の誰かが気づく前に途切れ、外にはもれなくなっていくのが日常になっています。  今日も、その泣き声は不自然に途切れ、誰からも無視されていくのでした。 暗い、小部屋に押し込まれて。  泣き声はその立ち上がることも出来ないほど小さく、狭いその小部屋の中で反響します。 延々と大きく反響し続けた後、その小部屋は静かになります。 体を折り曲げて屈んで入れられる、その小部屋には何もなく、光さえも存在しません。 手探りしても、いつも、何も。  何かある。 手に、触れられる。 さっきまで何もなかったその場所に。  冷たく、艶やかな手触りで。 指でなぞっていく。 文字。 それが連なって続いていく。しばらくそれが連なっている。 ひとつの意味を作り上げている。 針金がいつの間にか、床に食い込んで文字を作り上げている。 「自らを整える事で最上の主を得る」 知らない言葉がそこにはある。 真っ暗な小部屋に、一筋の光が差し込んでくる。 不意に壁が少し破られ、その文字の場所を照らし始める。 やはりそうだ。 いつ誰が作り出したかわからない、指でなぞった通りの文字がそこにはある。 床に食い込むほど強烈にそこにしがみついて。 その文字が動き出す。 また別な言葉を伝えようと。 「勤め励むのを楽しめ。心を守れ。自己を難所から救い出せ」 誰も伝えない、言葉が地面を這う針金によって伝えられてます。 床の上を黒板の様に。行く事の出来ない学校の黒板の様に。 言葉が続く。 「他人がどうして主であろうか」 言葉が続く。 「賢者は自らを整えて、全ての苦しみから逃れる」 言葉が続きます。 今まで誰も言う事のない、知らない言葉が体に染み込んでいきます。 途切れることなく、針金が言葉を紡ぎ続けていきます。 大きく光が来ました。 荒々しい言葉と共に、その小部屋から引きずり出され、外へ追い出されます。 後ろを振り返りあの小部屋を見ると、あの言葉はいなくなっていました。  空気を揺らす程の泣き声は、また外に気付かれる前にあの小部屋に押し込められます。 でももうそこには一筋の光があり、言葉があります。 「目の前のナイフではなく、自らの呼吸を見なさい」 とまたしても知らない言葉があります。 「自分の内を見よ。内にこそ善の泉があり、それは絶えず湧き出るだろう」 言葉が針金を通して、伝えてきます。 「背筋を伸ばし、鼻から息を吸い、口から吐きなさい.そうして心を整えます」 誰も教えてくれない良い物をここでは教えてくれます。 昨日も今日も明日も、暴力的に押し込められていきます。 たとえそうでも。 暗い、一筋の光だけがあるこの小部屋は学び舎となったのでした


フィラデルフィアの夜に 56 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 453.8
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2025-03-16
コメント日時 2025-03-16
#現代詩
項目全期間(2025/12/05現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:453.8
2025/12/05 21時52分25秒現在
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    作品に書かれた推薦文

フィラデルフィアの夜に 56 コメントセクション

コメント数(2)
レモン
レモン
作品へ
(2025-03-16)

こんばんは。 お説教、 どうもありがとうございます。

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羽田恭
作品へ
(2025-03-16)

実は小説家になろうの企画で「学校」テーマの作品を募集していたので、変化球の学校をと思い書いてみました。 引用はダンマパダから >「自らを整える事で最上の主を得る」 >「勤め励むのを楽しめ。心を守れ。自己を難所から救い出せ」 >「他人がどうして主であろうか」 >「賢者は自らを整えて、全ての苦しみから逃れる」 システママスターのウラジミア・ヴァシリエフ氏の言葉から。北川貴英先生の著作にありました。 >「目の前のナイフではなく、自らの呼吸を見なさい」 マルクス・アウレリウス自省録から。少し縮めています。 >「自分の内を見よ。内にこそ善の泉があり、それは絶えず湧き出るだろう」 >「背筋を伸ばし、鼻から息を吸い、口から吐きなさい.そうして心を整えます」 ここはシステマの呼吸法をかなり簡単に説明しています。

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投稿作品数: 1