四つの散文詩のためのエスキ……
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コロナと穢れ
世間が穢れていく 穢れは感染する ウイルスは良くも悪くもドライ 彼らは粛々と種の保存を行う 穢れはウェット 恐れとともにどこまでも広がる 空を見よ 空はどこまでも青く澄み渡る 恐れもまた空に拡散してはくれないか 空を突き破り 漆黒の宇宙の果てに拡散してはくれないか 穢れは感染する PCR検査は神の御神託 PCRが穢れているかどうかを決めてくれる 穢れた人間は隔離せよ ウイルスの排出量？ 感染性の評価？ それより穢れた人間を隔離すれば良いのだ 大切な人が穢れればどうすれば良いのだ。 アビガンだ レムデシビルだ 穢れを徹底的に排除しろ アルコールを徹底的に噴霧せよ そうだ、アルコールでも飲んでみるか 森を見ろ 大地を見ろ 今は春だ 蝶は花のむせるような匂いに驚喜し 生命が萌いずる新緑の季節 恐れよ 穢れよ 大地の深く奥底に拡散し マグマとともに浄化してはくれまいか 我々はただ出来ることを粛々とすればよいはずなのだ
コロナと穢れ ポイントセクション
作品データ
コメント数 ： 9
Ｐ Ｖ 数 ： 1581.0
お気に入り数： 0
投票数 ： 0
ポイント数 ： 1
作成日時 2020-05-16
コメント日時 2020-05-18
Ｐ Ｖ 数 ： 1581.0
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投票数 ： 0
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作成日時 2020-05-16
コメント日時 2020-05-18
#現代詩
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 1 | 1 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 1 | 1 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 1 | 1 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 1 | 1 |
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- 作品に書かれた推薦文
コロナと穢れ コメントセクション
コメント数（9）
ご意見いただければ幸いです。
0では即興で返詩を 穢れもなく 清くもなく ただあるのは我ら人間の思い 妄想があるのみ 拡散されもし 凝縮されもする ただその人 その人の 思いによる ３０％の擬陽性に偽陰性 妄想恐れ怒り執着 撃ち滅ぼして安楽に伏す 穢れもなく 清くもない 正しい行いによって 苦痛を脱せ 安楽に伏して 癒し整え 思おう 「我らはここにありて 死ぬはずの者である そう思うならば 争いは消えたり」 生きているから死ぬ 死ぬから生きている 苦痛を脱せ 正しい思いを持って 森を見よう 大地を見よう 春の新緑に 蝶が舞い 花が咲いている 恐れるな 脱するのだ 怒りと執着と妄想の猛毒から 今はこの春を感じよう 夏は夏 秋は秋 冬は冬を 「今まさになすべきことを熱心になせ」 「明日を恐れるな。明日はまだ来ていない」 自らを整え 生きていこう
1信仰と蒙昧の境界を考えさせられました。優しい堕落と救済はとても似ていますね。
1今、多くの人が体験している、渦中の話題であるがゆえに触れることを恐れてしまう事実に触れる勇気、覚悟を感じました
1羽田恭さん ありがとうございます。『』と四季の使い方がとても美しく参考になります。
0GUINさん ありがとうございます。浄土宗を思い出します。
0元澤一樹さん ありがとうございます。一応、医師ですのでいろいろ、思うところがありこのように詩にしました。
0一応お伝えします。 ＞撃ち滅ぼして安楽に伏す 「怒りを打ち滅ぼして人は安楽に伏す」というのが阿含経相応部経典にあり、そこから取っています。 ＞「我らはここにありて 死ぬはずの者である ＞そう思うならば 争いは消えたり」 少し変えてますが、法句経からです。 ＞怒りと執着と妄想の猛毒から 仏教において三毒とされるものです。 ＞「今まさになすべきことを熱心になせ」 阿含経中部経典から取りました。 ＞「明日を恐れるな。明日はまだ来ていない」 新約聖書からです。 以上仏教オタでした。
0羽田恭さん おー。いいですね！まさにそういうことです！
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