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途切れて凍る
包み紙のさらに中から2月をひらき、 逆さになった傘に夢が降り積もる 波が落ちる 今こうして歩く 窓の桟に人が歩いている 足音を突き抜けて流れ込む風は 彼の夢の交流電流だ 明かりが漏れない部屋に影を閉じ込めて遊ばせる 谺が聞こえただろうか 今 錠をおろすから、そうか昔ね 朝はそっと応答したい
途切れて凍る ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1848.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 6
作成日時 2020-02-16
コメント日時 2020-02-23
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 2 | 2 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 3 | 3 |
| 技巧 | 1 | 1 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 6 | 6 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 2 | 2 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 3 | 3 |
| 技巧 | 1 | 1 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 6 | 6 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


たもつさま ありがとうございます。この詩は、いつもより言葉にするまでの時間を短くして書いてみました。リズム感、気づいていただけて嬉しいです。模索の日々です。
0短いながら上手く言葉が動いて独自の空間が創られていますね。何度か読み返してはこのイメージたちをどのように言葉にしようかと、自分もこんな風に書いてみたくなります。
0帆場蔵人さま 「書いてみたい」という気持を呼び起こせたなら、少しはいい作品を書けたのでしょうか。ありがとうございます。
0こんにちは。 一連目の終わりの二行における「流」という漢字の連続が、視覚的にも流動する感覚を与えるようで心地よいと思いました。 一語一語を大切にされている印象を受け、濃密な鑑賞体験をすることができました。
0GUINさま こんばんは。同じ言葉を重ねて使っても停滞しないことを願ってます。置き石のように飛んでいけるように。
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