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るる   

ゼンメツ 
作成日時 2019-02-12
コメント日時 2019-02-13

 

ウイルスでダメんなっちゃうまえに、わたしでわたしを何とかしてやんなきゃとおもって。枕元にこぼしたルルは猫のなまえじゃない。水はきらい。おおきなまるい尻尾がしんしつを埋めつくしていて、息をするだけでキュウクツで。リンパ腺がきらい。ミルクリゾットがたべたい。まぶたが閉じられない。なんて、閉じたままのくちから。もう終わりかもとかトートツにおもう。さいごのさいごには、どっかの惑星のしらない海にしずみたくて。毛布をけりとばして、引きよせて、沖へさらわれていく。しらない海は、しらない物質でみたされていて。しらないとこまでつづいている。わたしはしずかな耳鳴りに、いつまでもしずめられて。まわりおちる。キッチンの、排水こうをみつめながら、そういえば、ミルクもチーズもなかったから、もうぜんぶ白だしでどうにかしようかとおもってて。アイスクリームを三十分くらい持ちあるけそうな保冷剤を、ひたいにひっつけたまま、ヒラヒラと、反転しつづけるわたし。ばらばらのルル。ばらばらにされた黄身。ルルがこっちをうかがいながら、わたし以外のなにかを求めてないている。天井がいつまでもさがってくる。届くことはないけれど。猫がすき。押しつぶされるのはきらい。


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るるりら (2019-02-12):

詩でレスを書いてみようとおもいます。   るるりら版「るる」 あふるるルルをなんとかしてよ ルル三錠 まあるいルルがるるっとまるいミルクいろ なんもかんももうしらないしろさあふるる るるのるるはめがまわるるおなかのうえに いつのまにか猫がねていていきがぐるじい    るる       って、そっとかいてみたらさ おめめがまわるみたいだよ ******************** るるって文字は、ハンドルにあるのですよ。それで、わたしとしては百万回は見てまして。ひそかに、人の顔みたいだとおもってたですが、猫の目のようでも あるなと。この詩を拝読して感じたものですから 即興の詩のようなものを描いてみました。ぺこりん。 失礼がありましたら、ごめんなさいませ。

渡辺八畳@祝儀敷 (2019-02-12):

私が散文詩を評価するときに注目するのは展開の速さだが、この詩はそこはクリアされているなと。とりあえずライトレス

ゼンメツゼンメツ (2019-02-13):

>るるりら さん ありがとうございます! こ、これは、 めっちゃ嬉しいです。 読みすすめているとちゃんと、 「いきがぐるじい」のところで ほんとうにぐるじぐなるじゃないですか! さらにそのあとの拍が、 その酸欠気味の僕の身体に ばっちり訴えかけてきました。 いやー「る」 いいですね。 瞳、 水の流れ、 座った猫、 こいつは月のうさぎに匹敵しています。 >渡辺八畳 さん ありがとうございます! ライトレスむっちゃうれしいです。 いやー、僕も散文の利点って音韻でかっさらっていけることだと思ってるんですよ。 そしてこれ、ほんとそれだけの詩です。

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