【フル】かるべまさひろの選評<2018年12月分> - B-REVIEW
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エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

湯煙

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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【フル】かるべまさひろの選評<2018年12月分>    

はじめのあいさつ  最近、運営の一人感が増していますかるべです!  ぽいっちょぽいっちょ☆ <選評>  12月は上手な詩が多い反面、  2018年になって詩を読むようになって、  自分のしきい値が以前と変わってしまったのも感じました。  もしかしたら、詩を一年間読まなくなって、  そのあとまた読み始めたら変わるのかもしれません。  批評というのは、本来そのような不安定な状態からは  離れた概念でなければなりません。  だから批評のプロからしたら、  ここで言うことは批評とは程遠い。  それは選評をするようになった4月からわかっていたことです。  しかし同時に、素人とプロというものに  何を拘る必要があるのだろうか、と  嫌になるほど考えさせられた12月でもありました。  詩のプロと認識されている人たちが  小説のプロとされる人たちが  芸術のプロと持て囃される人たちが  本業だけで収入が成り立つ社会構造ではないのを、  見ています。  とある論では、インターネットを持ち出すものもあります。  垣根はない/低くなったと。  でも、本当にこんなことを考え詰めるなら、  大学で研究に就けるレベルです。  僕に選評やコメントでできることは、  上手な詩よりも、好きな詩について掲げるだけで、  だから他のものが嫌いなわけではない、と予防線を張り、  詩でない部分で、日本語に気をつけて、  会話のできるマジョリティを装うことです。 【大賞候補作】 該当なし 【優良作】 365日 カオティクルConverge!!貴音さん 12月13日 昼食代貯めて買った聖書 およそ紺にて 12月17日 【推薦作】 キリモミングフィールド こうだたけみ 12月15日 安心 斉藤木馬 12月11日 風骨 白犬 12月10日 海猫 蛾兆ボルカ 12月2日 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 大賞候補 該当なし ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 優良作 365日 カオティクルConverge!!貴音さん 12月13日 ひとしきり大賞候補にするかどうか悩んだ。 相当おもしろい。 アソートを超えた面白味があるのは、 一人の人間のだだ流しになっていて すごくみっともないのに 一つ一つのフレーズがきれいで言葉リズムも楽しめる。 構造がマッチしている。 だから、かなりさびしい。惹かれてしまう。 ただ、奥行きだけがない。 https://www.breview.org/keijiban/?id=2760 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 優良作 昼食代貯めて買った聖書 およそ紺にて 12月17日 少しだけ引いて読んでしまうのだけど、 「おい 私も攫ってくれよ」の フレーズは強く残る。 ここに底力を感じる。模倣ではないと示している。 https://www.breview.org/keijiban/?id=2780 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 推薦作 キリモミングフィールド こうだたけみ 12月15日 今月もやはり楽しませてもらえた。 視覚詩とされるものを選ぶことは稀だが、 こうだたけみワールドとタイトルと視覚効果(組立)が 見事にマッチして、ハッとさせられる。 https://www.breview.org/keijiban/?id=2767 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 推薦作 安心 斉藤木馬 12月11日 「意図的に情感を切り離した」というコメントにも ハッとさせられたが、 端的に、かるべ自身も切り離し系主観の持ち主だったため、 この詩のスタンスは親しい象限にある。 https://www.breview.org/keijiban/?id=2756 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 推薦作 風骨 白犬 12月10日 普段からファンだが、なかなか選べないのは、 詩単体だと、違いが大きくないことが多く、 あれ、この前読んだあの詩もよかったな、どれだ、 と探してしまうことが多い。 これは、今後も見失わない。 https://www.breview.org/keijiban/?id=2748 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 推薦作 海猫 蛾兆ボルカ 12月2日 完成度の高い作品。 狙ってここまであざとくなく やわらかい雰囲気を描けるのはさすが。 タイトルに一抹疑問が残る。 https://www.breview.org/keijiban/?id=2716 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ おわりのあいさつ  別府のラグビー動画がニュースで流れてて、  「別府はすぐ人間の性欲を弄ぶんだから」  とぷんぷん言いながら書いてるかるべですっ☆ かるべ



【フル】かるべまさひろの選評<2018年12月分> ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 1485.0
お気に入り数: 0
投票数   : 0


作成日時 2019-01-07
コメント日時 2019-02-06

【フル】かるべまさひろの選評<2018年12月分> コメントセクション

コメント数(4)
斉藤木馬
(2019-01-16)

かるべさま このたびは推薦作に選んでくださりありがとうございました。 今作は自分の中での扱いが難しく、投稿するのかどうかを二ヵ月悩んでいました。 ですからとても励みになりました。ありがとうございます。

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かるべまさひろ
(2019-01-16)

斉藤木馬様 詩を書く人が、悩むのは「ありきたり」に感じる反面、ひどく共感してしまいます。 下り坂で、お話をしたことを思い出しながら。。。 馴れ合いではなく、励まし合えるのだと、ずっと心に大切に息づかせています。 こちらこそありがとうございます。

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こうだたけみ
(2019-01-17)

かるべさん、推薦作に挙げていただきありがとうございます。 タイトルの「キリモミングフィールド」は、ゴルであまさらさんが出したお題です。見た瞬間に、過去の自作「模範解答(1)」を思い出したので、過去作を引用してこのような形になりました。 つまり書いている私も、お題にハッとさせられています。

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かるべまさひろ
(2019-02-06)

こうだたけみ様 返事が遅くなりました。 お題制度、面白そうですね。自分はお題に寄り添うときもわりと物語型になるので、自分の特徴を自覚しやすいです。

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