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枯れ葉
枯れ葉を踏んでしまった時の音は なぜ、あんなにも、痛々しいのか 苦しむ他者の無数のうめきが 私を手足からじっとりと 苛んでいく あの悲痛な叫びは 薬品漬けの私たちの脳に まるで何事もないように メスを入れる そんなもの、 そんなもの、、
枯れ葉 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 421.2
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-10-29
コメント日時 2025-11-01
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
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| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


最後の二行に、ためらいの様なもの、悲痛な痛切な終止に逆らう抵抗感みたいなものが感じられました。
1枯れ葉を踏む音で、ここまで広げる作者の想像力が凄いなと思いました。そんなこと一回も考えたことなくて、私が聾者であることも関係しているのかもしれませんが、痛々しい音ってどんな音なんだろうと想像を巡らせました。この詩を読んでしまったら、枯れ葉を踏まないようにしなきゃいけない気がします。これから枯れ葉を見かけるたびにこの詩を思い出すのかもしれません。
1返詩です。 愛の悟り 愛を持つとき 人は涙こぼれる 我慢してきた人なら 号泣する 愛の風に吹かれて 髪がなびく 永遠の時間の穴の中へ 風が導かれていく 木の葉 愛の木の葉は踏みしだかれて 悲しみの音を立てる それを聞いて悲しく思う人は 知るが善い 木の葉とは崩れ去るもの そしてすでに命なきもの 自然の中に混ざって行く木の葉は むしろ喜びの音を立てている 木の葉の崩れる音に 愛を感じよ 木の葉の優しい思いやりに 涙を流しながら 枯れ木の折れる音も 枯葉の砕ける音も 秋が来たからだ ”秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる”
1パリパリとして子気味良い音だと思っていたけど、確かに、そう言われてみると、苦しそうな声に聞こえてきます。 >枯れ葉を踏んでしまった時の音は 踏んで「しまった」と言っているから、普段から落ち葉を踏まないよう、気をつけているのかな。優しいというか、心がやわらかい方だなと思いました。
1メスを入れられる側の苦悶。そんな苦悶と向き合うのが詩なのかもしれません。
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