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愛と憎
愛に救われて 愛に傷ついて すべてを壊したくなるわ それでもあなたを想うの。想えど何も変わらないことは分かっているのに。こんなこと考え続ける私は馬鹿ね。...もしあなたに押し付けられたなら、あなたのせいにできたなら。私は苦しまずに済んだのに。呪い、なんて簡単な言葉にしてもいいかわからないけどそうだと信じてる私がいる。苦しくて痛くて悲しいものだけど、解かれたくない。それは傲慢かな。だって、それは私からの想いが「それ程度だった」という証明になってしまうような気がするから。痛くて仕方ないのに、この痛みがなければ生きていけない。あなたへの気持ちは本当につらいのに。忘れてしまいたいのに。この感情がないと私が私でなくなるような気がして。...こんなに私を狂わせたあなたが憎い。愛という名のナイフで刺してしまいたい。
愛と憎 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 435.3
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-10-13
コメント日時 2025-10-14
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
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| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


強靭な知性が感じられます。呪いをナイフで刺す。
0愛と言う名のナイフにはドキッとします。人は剣で刺すのではない、言葉で刺すのだ、そんな格言がやってきそうです。この詩はただの恨み節だろうか。憎いと言う感情に嘘はないだろうが、内省は感じられました。
0愛って、なんでしょうね。愛と憎は、相反しているようで、そうではなく、痛みを感じつづけることが愛なんでしょうか。 多分、そうだと思います。愛も憎も、「あなた」のことを思い出せなくなってしまうと、その気持ち自体もなくなってしまう。 私も、ずいぶんと、忘れっぽくなって、この作品のような気持ちような「あなた」がいたのに、それを忘れてしまった。 <...こんなに私を狂わせたあなたが憎い。愛という名のナイフで刺してしまいたい。 この強烈な一文が、それを思い出させてくれるような、でも、忘れっぽさはあって涙が出ました。
0愛と言うナイフは単に詩的アイテムではないと思います。これまで述べて来た「あなた」に対する思い。そんな思いに匹敵するものとして出て来るナイフが重いと思いました。
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