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それで良いじゃないか
僕がいなくなっても 誰も気付かない 悲しまない でも それで良いと思う 幾重にも重なったフィルターの一つを 誰かが そっと抜き取るだけじゃないか そして僕と一緒に 美しい一行の詩がいなくなる その詩を鍵に 僕は扉をあける 或いはその詩を橋に 空をわたる それで良いじゃないか 確かに 僕は人間だった ある穏やかな公園のベンチに座って 肩を触れ合い ゆっくり歩く帰り道で でも 明日はやってくるし 人は忘れる それで良いじゃないか ただそこにあっただけなんだから 美しいすべて共に あなたと出会えて 本当に良かった
それで良いじゃないか ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 485.9
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-09-02
コメント日時 2025-09-06
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


こんばんは、 この詩は初読のときから、 >>そして僕と一緒に >>美しい一行の詩がいなくなる この連が印象的でした。 確かに、一行がなくなっても成立するけれども、その一行がなければ、圧倒的に何かが足りなくなってしまう詩もあるな、と考えたり致しました。不在の宝石といいますか。
0いつかいなくなる自分、いっしょにいたあなた、だからよかった、筋が通っていますし、なかなか発見できない筋だと思います。
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