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わたしのタナトス
あ、ダメだこれスイッチ入るやつだ。 気付いてしまったからにはもう遅い。 ぞわぞわぞわと足先から力が、体温が抜けていって おなか、胸元、ついには頭の先までふつりと飲み込まれる。 体全てが無いものみたいに。 まるで 宇宙に漂うかのように、冷たいというよりかは 温度がない。 苦しいのに体がない。 体がないから息ができない。 なのに、なのに、なのに? 心臓だけが「ここから出せここから出せ」と こんな恐ろしい思いは嫌だと暴れ回っている。 私はここにいるのにいなくて 体はここにあるのに無くなっていて 苦しいのに痛いのに私はいなくって いないのだから苦しみが無いはずなので。 全てが矛盾で痛い。 怖い。 この暴れ回る不快の塊が命と言うならば、真実はあまりにも残酷ですね。
わたしのタナトス ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 396.4
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-08-17
コメント日時 2025-08-18
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


命が正常になりたいと言っている。心臓の力は凄いですよ。
0たぶん、過呼吸です。 身体全体がこわばって、感覚がなくなります。 過呼吸になったのが、私の精神疾患の始まりです。 とても怖かった。 ビニール袋を持ち歩き、過呼吸になった時は、 ビニール袋を花と口にあて、自分の吐いた二酸化炭素を呼吸すると、 身体のこわばりがとれ、感覚が戻って参りますよ。 ありがとうございます。
0想像を超える体験を連想しました
0突然現れるアレ、私も似たようなものを経験したことがあります。 カウントダウンを始めるかのようなゾクゾク感は他の何にも変えられないほどの卓越性を持っている。率直な表現からリアルに感じられますね。
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