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手紙
時が経つのが怖いから眠らなかった あなたの寝息に合わせて私も息を吸って 一つになれた気がした 身体よりもずっと深く心よりもっと奥で 溶け合えるような気がしていた 明かりの入らないあなたの部屋は いつも午前2時のような空気で 重たく静寂が響く場所だった 世界に私達だけ 何もない、なにもない 嗚呼、どうして人は永遠を生きれずに 瞬きするだけで時間が進むの 大人になるほどに季節の変わりが早いのは 私達の終わりを早々に連れてきたのでしょう 長くいた気がしたけど纏めてみたら カレンダー1枚分だけしかいなかったのね もっと繋がってた気がしたのも あなたを感じて幸せと思い込んでいたからなのでしょう
手紙 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 669.0
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-06-28
コメント日時 2025-07-19
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


こんばんは。 >>長くいた気がしたけど纏めてみたら カレンダー1枚分だけしかいなかったのね この連良いですねぇ たまーに、こういう出会があるのです。
0あまりに個性のないタイトル、あまりに手垢のついたディティールで、にもかかわらず、舐めてかかると痛い目にあう。この「嗚呼」が、猛暑にはちとくどいほどの濃厚な咆哮である。
0それをただの思い込みと思って片付けるのか、そうではないのかも、自分のこれからの選択次第ですね。人間、生きていると、何が起こるのか分からないものです。
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