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常夏の不思議
君が歩き続けたのは そこに何かあるからでしょ? 降らない雨を欲しがった 雫が洗った消えない傷 「速く前に進まなきゃ」 短い人生をぽつぽつと 壊れかけの杖を持って 傷から目を逸らして どうみたって歩けないだろうその脚だと 笑った仮面を外して本当を見せてよ 息が出来るはずがないだろうその仮面だと どうしたって良いから君は君を守ってくれ 君が歩き続けたのは そこに何かあるわけでもなく 古い故郷を捨てただけ 仲間に見捨てられただけ しばらく休んでいけよ その脚じゃ動けないだろ 数十年休んでもなんでもないさ 長い人生だ ららら どうしたって歩きたいんだろうこの道を この道の先に待ってるよ僕じゃないその一人 確実にそう思えるよ君はその人を裏切るなよ この道の曲がり角でかっこつけて待ってるよ ららら どうしても会いたい人だろう君が探し求めるくらいだから 時計みてイライラしながらずっと君を待ってるよ 待たせた君が悪いだろう大丈夫笑って許されるよ 君の道の行く先に人間が待ってるよ あなたが待ってるよ ららら 常夏の不思議
常夏の不思議 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 417.1
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-05-29
コメント日時 2025-05-31
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


この詩はうつ病の僕が絶望に日々明け暮れる中、一人で書いた僕の未来の夢の唄です 今の僕は辛くても、未来の僕が「速くでっかくなってこっちこいよ」なんて言ってくれていたら、僕はどこまででも進んでいけると思うんです 僕が信じた道の先に、必ず僕が待っている 信じるかどうかは結局は自分次第 自分が自分を救う詩 それ以上でも以下でもありません あなたの未来のあなたも、あなたに対して「早くこっちにおいで」なんて言っているかも知れません それくらい未来は予測できないのですから
1まず「常夏」。 文中に、夏を思わせる表現が無いことから、タイトルの「常夏」を意識して読む必要がありそうです。 「常夏」と言って思い浮かべるのは、月並みな所でハワイ。そして、「天国にいちばん近い島」の舞台となったニューカレドニア。 いずれも暑すぎない爽やかな乾いた暑さを想像します。 >どうしたって の繰り返しが、人間に対する優しい目線のように感じます。 「短い人生」と「長い人生」の対比。 歩いている人は、 とても焦っており、 「速く進まなきゃ」と半ば強迫観念的に思い込んでいるのに対し、 >数十年休んでもなんでもないさ >長い人生だ ここに、許しと労りを感じます。 「僕」が歩き続けた先にも、 誰が待っており、人間が待っていると思うので、 お互い、無理をせず、コツコツと歩き続けられたら良いですね。 ありがとうございます。
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