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ほどける
ぼくらの関係は どうしようもなく ほどけていった 黄昏に なすすべもなく 立ち尽くして いちどは交わった線が はなれていく かたく結ばれた約束が 花びらのように 散っていく どうしてぼくはまだ 立っているのか どうしてきみはまだ 立っているのか ぼくらの関係は ほどけていった 冷たい冬に舞う 風花のように
ほどける ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 649.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-12-01
コメント日時 2024-12-22
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


ほどけていく関係。交わった線がはなれていく。平仮名で表記された動詞が黄昏て行くのであろうかと思いました。
0恋愛詩ですね。
0面白かったです。 動詞の力を活かしたひねった詩ですよね。純粋に論理を追えば、あくまで散ったのは関係性であって身体ではない。しかしほどけた散ったと強調されることで、読み手のなかにはあたかも僕やあなた自体が散ったかのような錯角が漠然と生じてしまう。そこへ、「どうして〜立っているのか」と突きつける。 上手いです。
0恋愛的な詩で、ほどけるというのがいいアクセントとなっていると感じました。
0皆さま、ありがとうございます。
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