20170425 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

湯煙

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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20170425    

自分じゃどこにも行けないから 連れてってもらって凄く喜んでた 自分じゃどこにも行けないから連れてってもらえてすごく喜んでくれた 自分じゃどこにも行けないからって連れてってもらったってすごく喜んでくれた 生ぬるい音がひびく 浅黒く仄赤い 公園の階段まで 一直線 ゆるやかな 坂が伸びている 雨あがりに落ち葉が光って 外灯に高く ブランコ二つ 影が揺れてる 間違って受け取っていたってことに気が付いた もう見失わないって いまはそう思っている そういうことが 前にもあった ものぐさに陥って 同じパターンにはまり込む つまらない夜がつづく 一体いつまで ここにいるのだろう なんについて言ってるのか 知らない人にまで聞かす話じゃない 惨めさを曝け出すより 思わせぶりを優越感の肥やしにして 見苦しさを見せしめにしよう 小さな小さな小さなこと なんでもせいにするせいで 虚しさが 手繰り寄せた 五年前が 遠のく 通り過ぎたあの日 彼方の海 遠い世界 まぼろしの意識 感情よ よみがえれ 世の中が過ぎていく 楽しそうなやつらが目障りかい? 嫉妬のメラゾーマ 俺は単なるこじつけ屋 アウト セーフ よよいのよいよ 襲ってくるジレンマ なにがしろアウト みのがしろ三振 バッターアウト ダブルボギー ことえなく いのがしろふじん みかかえおととのく ノクターン いちいちこんがらがっちゃって みかかえのおととなく よくわかんないや おれもいいかげんやめろ 変態のぞき魔ど みせつけちらつかせ 露出淫乱 気持ち悪い変態 まじで みせつけんなよ 変態 淫欲の監視員 しつこくのたまうな みこころのこことなく おんれいもうすか で、誰に言われてこうしてるんですか? もうすぐなにかおこりそうな予感がした束の間の沈みこんだ妄想の寄せ合い そんな陳腐な言葉で飾り立てるのはよしてくれと泣かんばかりのうたのなの売名のみここえ ノクターン 無念の夜想曲 ハッピーノーターン はきちがえてとりこぼした 台無しのステージ かたなしの代償表現 人生を賭して成し遂げたかった何か あのとき憧れた何か 負け惜しみ 苦しみの理由 逸脱と 幻の優越感 すごくも何ともないのに 底知れぬ劣等感 敵対意識 みこころここへなく もののみごとにすべった馬鹿なガキの派手なパフォーマンス なにもいいことなし 不愉快な傷跡だけが残った つまらない話だと笑う気もない もうおかげで今があってよかったと思うしかないって ニューエイジのゆとり教育が責め立てる 悪質なラクガキ サングラスごしの西日 バックミラーごしのトワイライト 十字架のような月 最低の秘め事 なしてそねーなったん 開き直ったら舐めてる 街の汚泥が飛び散る 迷いに導かれ 導きに 騙された 被害者で加担者の加害者 覗き込んで足を滑らせる 自覚なき 命乞いジャーナリスト 井戸で 春が 呆けた笑いを すすり泣く


20170425 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 840.0
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-04-25
コメント日時 2017-05-08
項目全期間(2024/03/29現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
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2024/03/29 20時53分52秒現在
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    作品に書かれた推薦文

20170425 コメントセクション

コメント数(4)
まりも
(2017-04-26)

無機的な記録のような題名、その後に三行、少しずつ書き換えながら・・・何度書いても、しっくりこない、上手く言い表せない、というもどかしさを醸し出している三行に引き込まれました。 介護の情景なのかな、と思いながら・・・続く風景描写が素敵ですね。 「外灯に高く ブランコ二つ 影が揺れてる」ふたりだけ、世界に取り残されたような寂しさを、情景描写で描き出している部分。細かいことですが、外灯/街灯、辞書的な意味が若干異なるので、これはどちらの意味で用いているのか、ちょっと気になりました。横書きだと、二はカタカナに見えてしまうので(一瞬、ですけどね)ブランコふたつ、と表記した方が良いかもしれない、と思いました。 冒頭7連目までの飛躍の仕方、距離の取り方が絶妙、言葉の流れもこなれていて、全体に引き締まった詩だと思って読んでいましたが・・・「世の中が過ぎていく」以降は、あえて自動筆記的に、詩を緩めるような意図で書かれたのか・・・自分自身からあふれてくるものが収拾つかなくなって、流れ出すままに任せたのか・・・そこが判然賭しないのですが、緩んでいるように感じました。「楽しそうな~」から「ノクターン 無念の~」あたりまで、もう少し刈り込むことができるのではないか、また、一字下げなどにして、少し地の文とずらしても良かったのではないか、と思いました。 終盤、社会事象などがランダムに自分の中に流れ込んでくるような、そんな内省/内声で終わっているのですが、認識している体は、まだ夜の公園にいる、のだろうと思い・・・あるいは、その情景に戻って(オーソドックスな額縁型の詩形ですが)最後を締めてもよかったかもしれない、と(あくまでも個人的な感想ですが)思いました。

0
5or6.(ゴロ)
(2017-04-29)

ネットで長く書かれている方でしょうね。 ブリッジの飛躍さが慣れている感じがしました。 ただ言いたい事は先走りしすぎて後半のフックが少し弱い気がしました。 好きな世界観です。

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なかたつ
(2017-04-30)

 最初の三行は何でもない言い換えに見えますが、一つの現象に対して一人称・二人称・三人称と見る立場による違いが表されているのでしょう。どうしてこの表現をせざるを得なかったのか。  続きは何でもない風景描写から始まりますが、不意に「間違って受け取っていたってことに気が付いた」というフレーズがあります。この気づきが核になっていて、言わば反省的に「もう見失わないって いまはそう思っている」といまになったからこそわかっているのでしょう。つまり、いま以前は見失うことがしばしばあったのだと示唆されています。それに「間違って受け取っていた」というのは、一つの現象に対する見方の変遷が表されており、冒頭のフレーズはいまの反省があるからこそ生まれた表現なのでしょう。  そして、「なんについて言っているのか/知らない人にまで聞かす話じゃない」と、見失っていたエピソードの詳細を語り手は読者に語ることをしません。この反省は自省であり、読者に提示されるのは、語り手の過去に何かがあり、今は気づきが得られているということだけです。  ただ、間違って受け取っていたことに対する気づきがあろうとも、物の見方が変わっただけで、過去そのものが変わることはありません。その過去は映像として「通り過ぎたあの日 彼方の海 遠い世界 まぼろしの意識」と蘇らせることはできるかもしれませんが、その時の私は現在にはいないので、その時の感情そのものは似たような形で再現することしかできません。  そして、やり切れない現在の思いをはぐらかすために、語り手はおどけ始めます。おそらくいくらおどけようとも、やり切れない思いは無くならないと知りながらも、とにかくおどけることでやり過ごそうとしているのでしょう。ここでの感情は何かに対する怒りを感じます。他者へ向けた怒りは、架空の怒りとなって、きっと語り手の感情に留まるだけです。  怒りの感情から不愉快さを得ながらも、何にもならないことに気づき、「もうおかげで今があってよかったと思うしかないって」と、現在に対する受け入れをするしかなくなります。ただ、何にもならないからこそ、現在をそのまま受け入れるのではなく、改めて物の見方を変え、おどける姿勢が終盤まで続きます。  終盤における語りのスピード感や語句の選び方が冒頭の苦悩や思い出と全く異なっており、何がここまで語り手を変化させたのかは驚くばかりですが、言わばその開き直りが必要であったとしか言いようがありません。もう少し内容やモチーフの変遷に触れるべきですが、語句の並びだけを楽しみたいと思います。  そして、結末、作中のカメラが一気にズームアウトして、開き直った語り手を見守っていた唯一の存在が姿を現し、語り手のやり切れない思いを理解しているのだという姿勢が表れているのでしょうか。

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百均
(2017-05-08)

 面白いフレーズもいくつかありつつ、それを探って書いていくような感じで推敲感がなく、ノイズもキッチリ入れつつ語り手の思考、あるいはプロセスを詩に書き付けていこうとしている感じがします。そういう意味でよくも悪くも売り物にはならないかもしれないのかもしれない。最初の3行は個人的にはちょっと苦しくみえる。   >井戸で > >春が 呆けた笑いを すすり泣く  最後のオチは綺麗ですね。

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