別枠表示
永き時
僕らは閉じられた扉の前で祈り続ける 開かれたとしても気づかないだろう 扉の中の世界には混沌とした憂鬱しかないのだろう 誰もが欠伸を噛み殺し詩を詠い続けている 破壊された扉の前でひざまづく人がある 扉の先に在る希望に行きつくまで僕らは退屈するのかな 今生きている幻想が現実ならば怖ろしい 真理を知りながら人は決して気づかない振りをする 気づかない事が希望だと思っている 絶望という肌着は着たくない 描いた風船は膨らみ過ぎて 僕らの世界を邪魔する事だろう それでも人は風船の割れる時を待ち 大きな風船を眺め続ける いずれ叶うであろう夢に縋りつき 風船の割れる時を待っていた 一つの扉は幾億の感情を育み 開閉している 届かない光が闇が僕らには調度良い それでも宇宙の答えは流れ過ぎて 僕を夕焼けに誘う 何が在ろうと心理に気づかない僕らは 光と闇を与える事さえできない 扉の前の世界では平和が待ち続け 偽りなる讃美歌が歌われる 風の運ぶ匂いからは鎮魂歌が微かに宇宙の中で響き続ける
永き時 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 258.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-07-31
コメント日時 2025-07-31
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


こんばんは >>破壊された扉の前でひざまづく人がある 扉の先に在る希望に行きつくまで僕らは退屈するのかな このフレーズが 印象的です。 必ずしも扉を破壊したことだけでは希望にはならないと僕は取りました。
0