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夏も修羅
半年に数回ここから居なくなってしまいたい日があって、そうなると決まって無意識に季節を感じたくなる。 春は、遠回りして花を見る。 夏は、あたしより綺麗なビー玉を眺める。 秋は、足下を見ながら歩く。 冬は、澄んだ空気の朝に外に出る。 これをするとあたしも時間の中の住人なんだって安心を買える。 だから、梅雨と変わり目が嫌いだ。 愛していないものに自分を注ぐ生活は、意識の外側が鮮烈になってしまう。 暇つぶしにしては壮大すぎて、あたしには光りすぎている。 でも、生きるためにもう少しこの石を磨いてみるかな。 死なないために
夏も修羅 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 419.4
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-07-25
コメント日時 2025-07-25
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


己の力に振り回されているほどに、これからもっと良くなっていく可能性を感じさせる文章です。僕も梅雨と変わり目は嫌いです。
0雰囲気がいいですね。 半年に数回というのが絶妙で、 特に夏と冬の連の表現が好きです。 >>愛していないものに自分を注ぐ生活は、意識の外側が鮮烈になってしまう。 ここも感覚として頷けます。
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