他人の中にある自分--- - B-REVIEW
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いでよ、エセ詩人!

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大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

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あっす

パパの日曜日

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yasu.na

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afterglow

こっちにおいで

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言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

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羽田恭

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久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

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カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

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きょこち(久遠恭子)

紫の香り

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きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

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だれのせいですか

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他人の中にある自分---    

縁側に吊してあった邪魔なコートを仕舞い掛けた。するとまた冷たい北風に晒されるという。老いては鈍化していく空のような擬態。今年は特に季節の変わり目が知覚を刺激しなから現れてはこない。突然糞詰まりになったかのと思えば今度は異常に腹を下しはじめる。そんなはっきりとしない日々が続いている。 はっきりしないと言えばいつもそうだった。物事のケリをつけるときは何でも早いほうがいいに決まっているのだ。それをただ引き伸ばしては慎重に結果を待っている自分の無意味さには決着をつけなければならない。既にその刻は通り越しているのだ。眩しかった頃のアイドルの歌を聴いては目頭が熱くなる。大音量が耳に爆発するシャコタンの地響き。一年先輩だからといって及び腰になったのはまだ先を眺めていたかったからだろう。刻を踏み外した獣が生きていく為のルールを自分から拵えるなんて馬鹿げている。目的が、確固とした目的が自分には備わって無かっただけで、無自覚に周りを気にして、何も遠慮し過ぎることもなかったのだ。 それにしてもこの街の夜の静けさは異常だ。 日暮れも遅いのに出歩く人を見かけない 昼間あれだけ周囲を気にしながら夜になれば誰も自分以外を気にはしない。 足早と通り過ぎていく ただサイレントな悲鳴に脅えている。


他人の中にある自分--- ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 10
P V 数 : 746.2
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-03-09
コメント日時 2018-03-10
項目全期間(2024/04/24現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
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2024/04/24 18時13分56秒現在
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    作品に書かれた推薦文

他人の中にある自分--- コメントセクション

コメント数(10)
日下ゆうみ
(2018-03-09)

初めに語り手は「邪魔なコート」「北風」「季節の変わり目」といったものについてどれも「はっきりとしない」と述べていますが、このように語り手が「はっきりとしない」と感じているのは語り手自身がコートや季節の変化から触発されて初めて行動を起こすという形でただ周りに流されるようにして生きているからであり、そのために物事の区別が捉えづらくなっているということを冒頭で思い出しているように思いました。 そしてそのように思い出してから、「はっきりとしない」という言葉をきっかけにして、そうした自身についての自分語りを始めますが、この内省的な語りでは文章の一呼吸の感覚も長くなっていて、それからこの内省的な箇所では表現が直接的になっているので、語り手は他のものに目を向けられないほど熱が籠もっているというように感じられます。しかしそこでぱっとその集中を解き放つのが「それにしてもこの街の夜の静けさは異常だ」という一文において語り手が外に目を向ける箇所で、ここには些かの集中から解き放たれた快感のようなものを覚えました。ここで語り手は「はっきりとし」た何かに出会いかけているようでもあります。 ですが、語り手は結局そうした外界の情報に対して「昼間あれだけ周囲を気にしながら夜になれば誰も自分以外を気にはしない」という形で自らの意味を付与し、そうして自分の世界へと取り込んでしまうのであって、それ故に結局は何が問題なのかを把握し損ねたままの「サイレントな悲鳴」に脅えることとなってしまっているように思います。 私としては、この詩では、自分語りから一瞬解き放たれるときの快感を覚えさせる「この街の夜の静けさ」が特に効果を得ているように感じました。とはいえ、これが夜であり静かなのも語り手の内省を用意してもいるのでしょう。語り手が自らの断罪から解放され、自身なりの新たなルールを発見するに至ることを祈りたいです。

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三浦果実
(2018-03-09)

自分史の総括をやることに意味があるのかといえば僕は意味があると思っており、それは人前に公にして明かすから意味を持つ。 アラメルモさん毎度投稿ありがとうございます。 「文学に希望しか持っていません。残念な気持ちを抱えながらも」と私に教えてくれた詩人がいらっしゃったのですが、まさに本作は残念な気持ちのままに他人に自分史を開示する文学。 別件ですが、本作で誤字が一部に見受けられ、運営者としまして、皆さんの投稿作品に誤字脱字をみつけるたびに改善策を考慮しております。修正回数の制限を設けた上で投稿者本人に投稿後の修正権を認めるようなことを検討しております。 今後ともアラメルモさんの投稿作品、楽しみにしております。

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アラメルモ
(2018-03-09)

Rixa7oceans様。丁寧に拾いながらのお読みありがとうございます。 その通りでございます。もう少し書き込んでもよかった。後になって気づくこともありますし書き忘れもありますが、もう手遅れだ。ぐだぐだ言っても仕方ないのです。他人にも自分にも。自分の足で前を向いて歩かなければね。

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アラメルモ
(2018-03-09)

三浦add果実様。いつもありがとうございます。お世話になります。 深夜に確かめながらゆっくり書いてはいたのですが、考えながらなのでやはり誤字はあった。ながらながらのながら健一です。(何を言ってる×) どこでしょうか?修正してえ~と楽をしては頼ってはダメだな。笑。 確かめて、できれば書き直してみます。 ご指摘感謝いたします。

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アラメルモ
(2018-03-09)

刺激しなから-←ここだけかな? そうですね。 おっしゃるように、つぶやき。ただ独り言です。。某サイトにホロウさんという書き手がおられますね。真似てみたかった。

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三浦果実
(2018-03-09)

アラメルモさん 刺激しなから←これですね。誤字を見つけてしまいますと、読む方からすれば、一瞬にせよ意識が外れますもんね。今後の書き込み機能にもご期待下さいませ。

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アラメルモ
(2018-03-09)

三浦add果実様、ありがとうございます。 編集機能、付けていただければ有難い、と思っております。

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アラメルモ
(2018-03-10)

突然糞詰まりになったかの~これも笑えるな。誤字が多いね。 書き直したら旧いの消してくださいね。

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るるりら
(2018-03-10)

おはようございます。 体調の悪そうな ご文ですね。 昼間 とても 人を きにするのに、夜になると 自分以外を きにしないと いう感覚は、自然で むしろ ほっとすると 感じました。 夜昼 逆転で、まっくらな心に、むりやり常夜燈を 灯すような ことより、すっきりしない気分のままに、書かれた この作品に 温かな人間味を 感じました。

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アラメルモ
(2018-03-10)

るるりら様。お久しぶりでございます。 タバコ、iQOSに変えてからご飯美味しいですよ。そのぶん体重も増えたし、気温も上がってくると食べ物には注意もしないとね。食い合わせに期限切れ食品。期限少々過ぎててもつい食べちゃうんですよ。もったいないねーで。笑。 昼夜逆転はもう馴れっこですが、寝不足ですね。一番よくないのは。寝入り時に大きな音を出す迷惑な隣人も居るし、最近いろいろなこと考えながらでよく魘されてしまいます。 吹っ切るには方向を変えて歩き出すのが一番の解決法。頼るのはもちろん自分の意思だけです。自業自得とはよく言ったもので、自分以上に誰も自分のことはわからない。すべて自己責任。ひとりぼっちは淋しいけど、これですよ。決める覚悟のときはこれしかない。コメントありがとうございます。かんばりましょう。

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