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日常迷宮(1)
#1 ビルの間でモヤシは切られ 畑の中で渡り鳥は殺される 森の隙間にも光は射さない パンドラに残った「希望」は 箱の中から出てこない なのに、私は、そこに立っている。 #2 満員電車の天井に太陽は無く 子供の頃のブランコの空は果てしなかった ピカソの絵のような顔たちを乗せて 電車は走る。 #3 多くの人はムンクに笑顔を求めない 社会は私に笑顔を求める 私は無言で叫ぶ 光と水はカタチを変え、世界を創る それを感じてほしいだけと。 #4 シネコンで 恋愛の隣で殺人があり、 その横で冒険がある 私は選び、 暗闇の光の中に埋もれていく。 #5 白い冷蔵庫の空間で 私は泳ぎながら考える ワープの先は、コンビニの光。 #6 ガザの詩人は凧になり 誰かがハトを核ミサイルで狙っている 私はスマホを盾にして、生を歩む。
日常迷宮(1) ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 411.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-12-29
コメント日時 2024-12-29
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


学生時代の求職活動時は「我が社は個性を重視する」などの企業からの謳い文句に期待を抱き、いざ入社すると逆に「無個性」「普通」を強要されるサラリーマン社会を想起します。
0「ピカソの絵のような顔たちを乗せて」と 「多くの人はムンクに笑顔を求めない」というところが好きです。
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