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それでも。
僕の “愛してる” なんて言葉じゃ。 なに一つ。 きみに 届かないんだね。 僕では。 僕なんかじゃ。 きっと。 きみを 救えないんだね。 2人で 幸せになる、 なんて エンドは 存在しないんだね。 だったら。 どうか。 きみは。 きみだけは。 笑っていてよ。 僕だけの “花”になってよ。 僕がきみの 傘になるから。 盾になるから。 きっと きみを。 守ってみせるから。 なんてことを 思っていたのは。 いつだっただろう。 地位も。 名誉も。 財産も。 尊厳も。 この命さえも。 全てを捨てた僕は。 一体なにに なりたかったんだろう。 そんなことを思う僕は。 何よりも。 何よりも 愛した彼女の 記憶の中でさえ。 朽ち果てていくのだろう。 あぁ それでも。 それでも。 ずっと。 “愛してる”
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作品データ
P V 数 : 608.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-12-05
コメント日時 2025-12-08
| 項目 | 全期間(2025/12/15現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
文の改行の仕方などに想いが詰まってる感じがしてすごいと思いました。 頑張ってください‼︎
1自己犠牲の末に残る“愛してる”だけが、救いではなく呪いにも似た残響として響く構成が切実です。 支える側の崩壊と、記憶からさえ消えていく孤独が静かに積み重なり、終章の反復が胸に刺さります。
1コメントありがとうございます! 確かに、改行の仕方には少しだけ工夫を施したので、気づいてくださってとても嬉しいです お互い頑張りましょう!
1コメントありがとうございます‼︎ 私の拙い詩よりもよっぽど樒さんのコメントの方が美しいと感じましたけど… 今回の作品は報われない愛にしようと思って書いたんですが、同じようなことが伝わっていたのなら幸いです
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