【フル】かるべまさひろの選評<2018年6月分> - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

湯煙

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



作品を
別枠表示

【フル】かるべまさひろの選評<2018年6月分>    

はじめのあいさつ  かるべです。  ばたばたしているとかきっとそうでもないのですが、  もうばたばたしていました。  ばたばたすると思っていたので、月末にはゆっくり読んでいたのですが、  ばたばたとまとめることになりました。 <選評>  6月はコメント欄が本当に楽しかったです。  詩のことを、みぎへひだりへしゃべるのは、たのしいです。  作品は、6月といえばあの作品があったな、という印象のものは  限られてきて、そこから選ばせていただきました。 【大賞候補作】 海はひとりに限る 斉藤木馬 【優良作】 約束をしないで会えたら僥倖 桐ヶ谷忍 1bit、6月、ツイート詩、#、 5or6(ゴロちゃん。) 甘夏と蟻 吉岡 幸一 【推薦作】 記憶の鍋 タイジュ シンクロニシティ 5or6(ゴロちゃん。) グルーオン 仲程 菅田将暉くんへのファンレター 柴田蛇行 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 大賞候補 海はひとりに限る 斉藤木馬 推敲できるとしたら二連目だが、 それ以外のすべてに惹きつけられる。 情景を浮かべるために、つい説明や描写などを用いる詩を書いてしまうのだが、 俳人のように見たままを表現できるちからに憧れる。 https://www.breview.org/keijiban/?id=1868 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 優良作 約束をしないで会えたら僥倖 桐ヶ谷忍 三連目で、ぐっとくる。 「誰もが」と運ぶところ、構えて読んでしまうが、 「私」と「あなた」の世界での「私」の心内で「きっと誰もが」と語ってくれることで、 一気に「私」の「かなしみ」に近づける。 押し付けていくのではなく、ただたださびしくなることで、引き込まれる。 ただそういう意味で、詩として、些か既視感もある。 https://www.breview.org/keijiban/?id=1907 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 優良作 1bit、6月、ツイート詩、#、 5or6(ゴロちゃん。) ただただかなしくなるのに、いやらしくないのは、 「ツイート」としてのリアリティが迫ってくるから。 今の詩として「ツイート」は強い力がある器材(インフラ)だと感じていて、 「ツイート」のせいでかなしい。「ツイート」じゃなかったらどこかの遠い創作であったのに。 https://www.breview.org/keijiban/?id=1934 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 優良作 甘夏と蟻 吉岡 幸一 最終連がまとめにかかっていて、そこは好みではない(新しい発見だと感じられない)のだが、 とても緻密に書かれていて、爽やかさとも気持ち悪さとも読める文体の完成度がよい。 何が言いたいのかは明示せずともおもしろいので、読後感を与えて欲しくなった。 https://www.breview.org/keijiban/?id=1858 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 推薦作 記憶の鍋 タイジュ 言葉が、やさしく、若々しい。 これが10歳とか15歳とかだともっとぐっとくるものがあるのだが、言葉に助けてもらう意味では共感の点で親しめる。 https://www.breview.org/keijiban/?id=1893 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 推薦作 シンクロニシティ 5or6(ゴロちゃん。) おもしろかった以外になにを言えばいいのだろうか、考えたのだが、 成年コンテンツをEテレがつくってたみたいな気持ち。 https://www.breview.org/keijiban/?id=1938 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 推薦作 グルーオン 仲程 一言も厭世を吐かずに、ある意味で教訓的な言葉たちだが、 「見えないちから」の一貫したはたらきで読者の私も「優しくなれる」。 これが他のものを信じよう見つけようみたいなものだったら、効力がなかったが、 グルーオンの為せる業。 https://www.breview.org/keijiban/?id=1870 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 推薦作 菅田将暉くんへのファンレター 柴田蛇行 6月といえばこの詩があったなの筆頭格。 アイコンの考え方を深めねばな、と思わせられる。なぜならこれは「菅田将暉」じゃなかったら全く別物になるから。 演劇関連の長台詞っぽさがあって、その点であまり新しさがないのが惜しいが、 読めちゃった。 https://www.breview.org/keijiban/?id=1855 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ おわりのあいさつ  6月はコメント欄が活発だったような気がします。  そして、振り返るとわりとかなしんだりさびしんだり詩が多かったですね。  みなさんいろんな詩の考え方をされていて、  今はそれが強い刺激になります。 かるべ



【フル】かるべまさひろの選評<2018年6月分> ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 943.7
お気に入り数: 0
投票数   : 0


作成日時 2018-07-14
コメント日時 2018-07-23

【フル】かるべまさひろの選評<2018年6月分> コメントセクション

コメント数(4)
吉岡 幸一
(2018-07-17)

名前をあげていただきありがとうございました。 心より感謝いたします。 ・・・甘夏と蟻 吉岡 幸一

0
かるべまさひろ
(2018-07-18)

吉岡 幸一 様 コメントをありがとうございます。 こちらこそ、心に詩を残してくださって本当にありがとうございます。 ぜひまた。

0
斉藤木馬
(2018-07-19)

かるべまさひろさま 選評をくださりありがとうございました。 コメントの切れ味に、いつもぞくぞくしています。

0
かるべまさひろ
(2018-07-23)

斉藤木馬 様 コメントをありがとうございます。 切れ味とおっしゃってくださり、有り難みです。 おだやかさのなかで言葉を選んでいるので、とてもうれしいコメントです。

0

B-REVIEWに参加しよう!

新規登録
ログイン

作品をSNSで紹介しよう→

投稿作品数: 1